新型マウスは、全国大会までに完成しないことも考えられる。悩んだおじさんは最新バージョンを、一挙に大公開しちゃうことにしたのだ。
おじさんはこころが広いのだ。
右の写真は、横から写した新型マウスです。
駆動モータやステアリングモータ、
ポテンションメータなどの配置と
おおまかな構造が理解できると思います。
ホイールはジュラコンの丸棒からの削り出し、タイヤは、市販のミニ4駆のものを使用。
左の写真は後部駆動輪部分のアップです。
駆動ユニットを一体にしてステアリングを切っているのが
見えると思います。
前輪と独立してステアリングできる構造になっており、サスペンション効果を持たせるために
ジンバルで駆動ユニットを支える構造にしてあります。
上の写真でわかるように、動力用モーターは、高価格、高性能で有名な某社のDCモータを2個、横置きに配置してあります。
超豪華に8個付けたマウスも試験しましたが、迷路の中を走れないくらい大きくなってしまい開発計画を中止しました。
右の写真は、ステアリング系のベルト廻りです。テンションプーリーの削り出しが大変でした。
ベルトでリンケージしてあるため、シャシは3mm厚のジュラルミンを使用しております。
左の写真は、後部ステアリング系のベルト周りの部分です。
後部駆動ユニットに前述のジンバルを付けたため、後部ステアリング系のリンクが少し複雑になりました。
タイミングベルトは椿本チェインのMXLタイプ3.2mm幅のもの、
プーリーは同タイプの棒状プーリーを5mmに切断して使用。
右の写真は、前輪のアームとポテンションメータ、フランジの部分です。
フランジは、0.3mm厚の燐青銅板に黄銅のボスをはんだ付け。
ポテンションメータは、日本システムデザイン(株) の井谷さんのご好意で譲っていただいた、日本サーボのVP12。
下の写真は、ステアリングモータとエンコーダ、駆動ユニットです。
エンコーダ用のホイルはアルミ丸棒からの削り出し、タイヤは市販のOリング