ワールドカップも終わったし、気合を入れてマウスを造ろうと思っていますが、やる気がわいてきません。
ここからは制作の途中経過を画像で追っていく予定です。
マウス仲間にプレッシャーを懸けるのが目的です。
全国大会まで残り5ヶ月を切っています。自分のマウスを完成させるまえに、とりあえず人の作業の邪魔をしておこう。
おじさんは戦わずして勝つのだ。
左の写真は、NORIKO93です。 言うまでも有りませんが、おじさんのマウスではありません。
右の写真は、ジンバル部分のアップです。
高い工作精度が求められる部分です。非常に苦労しました。
言うまでもなく旋盤とフライス盤を使って加工しましたが、勉強になりました。
中央に見える穴の空いた部品が、後部駆動ユニットを支えるベアリングの取り付け部分。穴がベアリングの取り付け穴です。
これに内径3mm、外形5mmのベアリング2個を組み付け、外側からM3のボルトで支えます。
簡単に言えば、シーソーのような構造になっているわけです。
右の写真は、駆動輪とセンサの取り付け部分です。
後部駆動輪が旋回するという構造のため、センサの基板をシャシの上面に取り付けなければならなくなった。
それで、ジュラコンでホルダーを造り、シャシ下部に赤外LEDとフォトダイオードを取り付けた。
4個の穴が空いているのが、10ミリ厚のジュラコン板から削り出したフォルダー。
後部駆動輪のところにセンサが有るってことは、そうです、98年型はスイッチバックをします。
とは言うものの、センサの取り付け方やステアリングの構造など、このシステムには、いろいろ問題が有ります。
あまり暑いので、事務所のクーラーを最強にして頑張ってますが、もう駄目だ。もう止めた、 これじゃ干物になってしまう。 水分を補給して(ビールを呑むってことです、ハイ)休みます。
全国大会までに完成するのでしょうか・・・・おじさんは、心配になってきた.....
左の写真は、駆動輪のタイヤです。
旋盤で少し削ってみました。タイヤの表面は若干荒れますがグリップは良くなりました。
目の荒い軸付き砥石を高速回転させて、旋盤の回転と直角に砥石をあてればうまく削れるはずです。
以前、電気ドリルにタイヤを付けて高速で回転させ、大型のグラインダーに直角にあてて整形しました。
ひじょうに上手く、奇麗に削ることができました。
バスコークのタイヤはこの方法で造りましたが、いかんせん全手動だったため精度に不満が残りました。
右の写真は、完成したシャシです。
上が97年型マウスの3号機、真ん中が迷路の壁。下が完成したシャシ。
部品の配置が終わったので、シャシの前部を斜めに削るため分解したところです。
お、を、オ、大きいじゃん...... おじさんは、かなり不安になってきた。
旋回できるんだろうか、このマウスは.......
メジャーで計ってみたら全長が160mmも有るじゃないか。車体の幅にしても、80mm有る。
井谷さんのマウスの車体の長さはどのくらいだったかな ?
とりあえずは余計なことで悩むのは止めよう。マウスらしき物体さえもって行けば、後は言い訳してごまかせるんじゃないかい。
難しいことは、このマウスが動いてから考えることにして、今夜は祝杯、祝杯。