特捜戦隊デカレンジャー 戻る
EPISODE50 フォーエバー・デカレンジャー
いよいよ最終回!今回はOPもEDもさらにはアイキャッチまで削って、極限ギリギリまで詰め込んだ、濃密な1話でした。しかも、6人全員の見せ場があり、見ていてものすごく胸が熱くなりました。あっと言うまでしたが、ものすごく長く感じた1話でした。
アブレラにすべてを掌握され、変身もできないデカレンジャー。そこへマーフィーが助けに入り、テツがデカウイングロボでデカベースロボを足止め。ジャスミンがDソードベガからエスパー能力で、ボスの真意を読みとり、センちゃんが逆立ちをして通信が取れない仲間達への連絡手段を思いつく。SPDシグナルで行動を移すバン達。バンとホージーを行かせるためにバスタイムでガニメデを引きつけるウメコ。変装が得意なウメコの早変わり。カニさんに一泡吹かせるなんてシャレが効いてる?抜群の射撃でバンをリフトに乗せるホージー。「後は頼んだぞ!相棒!」「このぉ、相棒ってゆうな!」ついに「相棒」とバンに言い放つホージー。らしくない、と言わんばかりにホージーの口癖で返すバン。ファンにはたまらない名シーン!思わず泣きそうになります。そして、みんながつなげてくれた、最後のチャンスをついにバンが達成し、コントロールは再びデカレンジャーに!
「おのれ〜っ、変身できない状態で、この私を出し抜いたと言うのか?!」「変身できなくたって、みんなバラバラだって、俺たちの心は一つだ!」
くう〜っ!かぁっこいい〜!!ついにデカレンジャーの反撃開始!ノーマルスーツなのにハイパーマッスルギアもものともしない!
「一つ!非道な悪事を憎み!」「二つ!不思議な事件を追って!」「三つ!未来の科学で捜査!」「四つ!よからぬ宇宙の悪を!」「五つ!一気にスピード退治!」「六つ!無敵が何かイイ!」
初の6人による名乗りあげ。テツで思わず吹き出してしまいましたが(笑)、メインテーマがバックに流れると、もう興奮状態ですね!一気に三人のアリエナイザーをデリート!アブレラにはハイブリッドマグナムを食らわしてジャッジメントタイム!とどめはDバズーカ!よかったねマーフィー(笑)。
喜び勇んで思わずボスに呼びかけて、はっと思い出すウメコ。しんみりしたところでおもむろにボス登場。イイですねぇ(笑)、生きてると信じていましたが最高のタイミングです!真っ先に振り返るのがジャスミンなのもいいです。さすがよくわかってます!「俺はおまえ達を誇りに思う」そういって一人ひとり抱きしめるボスがステキすぎます!さすが上司にしたい犬ナンバーワン!(笑)
エピローグではテツが地球署に正式配属。でもノーマルバッヂになったけど良いの(笑)?今もどこかでデカレンジャーは犯罪者を追っている。
ファイヤースクワッドに配属されたバンも、ギョクのもとで元気にやっている様子。第一話で救えなかった少年(と同じ星の少年)を救い、また一人スペシャルポリス希望者を増やしてました(笑)。
EPISODE50ということで、EPISODE FINALじゃないんですよね。いつまでもデカレンジャーは続く、ということなんでしょうね。ほんと、全員の見せ場があり、デカレンジャーとしてのお約束(変身、名乗り、ジャッジメント)もすべてやり通し、最高の最終回でした!
たくさんの人たちに愛されたデカレンジャーが終わってしまうのはさみしいですが、ホントに楽しい1年間をありがとう!面白かったです!
EPISODE49 デビルズ・デカベース
いよいよアブレラが本気を出します!デカレンジャーはジェリフィスに足止めさせておいて、自分は悠々と手薄になったデカベースに突入。しかも凶悪アリエナイザーを4人も脱獄させて用兵として雇うとは!ドン・モヤイダの名前が出てくることで、以前から伏線を張っていたんだよ、的な感じが出て良いですよね。
デカスワンがまた見られるかと思いましたが、残念でした(笑)。そしてデカマスターはやっぱり強い&カッコイイ!メカ人間もアリエナイザーも寄せ付けない強さ!でも、人質がいると負けちゃうのね……(泣)。特殊監獄に収容されていたという、ウニーガ、ガニメデ、アンゴール、スキーラ。登場したときは、劇場版の「ガスドリンカーズ」を彷彿させました。それにしても、デリートが許可されていたのに、何故監獄に?イーガロイドのモデルとなったウニーガ。「ウニーガ・ダイナミック」ってあんたギャバンかよ!とか思ってしまいました(笑)。
デカベースを目前にして、足止めを食らうデカレンジャーロボ&デカバイクロボ。このあたりは見ていてこっちももどかしくなったりして(笑)。デカベースロボを乗っ取られ、ロボも破壊され、為すすべのないデカレンジャー達。ボスの通信が入るも、何かを言いかけて事切れるボス……。弱音をはくバン達に「バカヤローッ!」と一括するところは、さすが現場のたたき上げって感じがしました。「俺のことは、もう忘れろ……」ってそりゃ無理です!
「俺たちは何だ?」「ボスに選ばれたデカだ!」「そうよ、ボスが選んでくれたチーム!」「悪を憎み」「正義を愛し」「それぞれの個性を組み合わせて勝つ!」「俺たちは、そういうチームだ!」
このやりとり、最高!すっごい燃えます!何度見ても良い!戦うすべを失っても、誇りは失わない。そんな彼らの力強い言葉が、これまでの彼らの戦いを物語りますね。
間一髪、スワンの機転で無事だったデカウイングロボで反撃開始。機動力でデカベースロボを攪乱し、難敵アブトレックスには、ゼロ距離射撃ファイナルバスター!そりゃ効くわ(笑)。
さらに敵の裏をかき、デカバイクからデカベースに一気に突入!アブレラを追いつめチェックメイト、と思ったら変身を解除され、またもや形勢逆転。二転三転する展開に、1話があっという間です。すごすぎます。
今回のアイキャッチは6人全員でしたね。EDコントはハクタク&ギン。やたらとセンちゃんばっかり応援してましたけど(笑)。
EPISODE48 ファイヤーボール・サクセション
赤い特キョウ「ファイヤースクワッド」への正式な異動がきまったバン。「宇宙一のスペシャルポリスになる」ことが目標であるバンにとっては、願ってもないこと……のはずなのですが、なぜか浮かない顔。
「地球署には俺みたいな、火の玉みたいなヤツがいないとダメなんだ」というバン。ということは計算尽くで無茶をやっていたってことでしょうか?以外に頭を使ってる?(笑)誰よりも熱く正義の心を燃やし、仲間との友情に厚いバンだからこそ、今のままで地球署を去るのは辛いのでしょうね。思えばバンを除く5人(テツ含む)は、初登場時からエリートっぽさを出してましたしね。計算だけでなく「気持ちで戦う」ってことをデカレンジャーに持ち込んだのは、バンだったはずです。自分が無茶をするからこそ、ほかのメンバーも大胆に行動できる。また仲間を信頼しているからこそ、無茶もできるということでしょうね。そういう点では、次のリーダーにウメコを指名したのも納得?
さて、見所はバン殉職?!ですが、テツが「スーパーエレクトロフィストッ!」って言うあたりで、先の展開は読めてしまったのですが、それでも手に汗握ってしまいました(笑)。地球を引き合いに出されても、仲間の、バンの命を奪いたくない、というホージー達の苦悩。自分の命を犠牲にしなければこの局面を打開できないなら、その覚悟はできているバン。それだけでも熱いのに「先輩の代わりに、俺が火の玉になります!」といった約束を果たすため、決意を胸にバンに電撃を打ち込むテツ。もう、むちゃくちゃカッコイイ!もちろん、その後すぐにバンは息を吹き返すのですが、その時の脱力した感じのみんなの笑顔がいい感じ。ついに先輩を超えたか?テツ!
こういう回のロボ戦は、6人の絆を強調するためかデカウイングロボではなく、スーパーデカレンジャーロボですね。いい配慮ですよ、デカウイングだとテツ余っちゃうし……。
アリエナイザーは「クラン星人ジェリフィス」。クラゲとその英語名ジェリーフィッシュからきていると思われます。それにしても、操られているときのデカレッドの演技はすごかった。あんなにクビから上は嫌がってんのに、クビから下は悠々として歩いたり。スーツアクターさんすげぇ!と思いました。
そんなジェリフィスをおとりにして、いよいよアブレラのビッグプロジェクト発動。デカレンジャー不在の隙をついてデカベースに突入!あまりに大胆な行動にびっくりです。EDコントもお笑いなしで緊張感を盛り上げます!
EPISODE47 ワイルドハート・クールブレイン
コンビシリーズ、お次はクールな二人ホージー&ジャスミン。その二人が珍しく熱くなるのには、大切な先輩を失ったことによるものだった。
初代デカレッド候補、ギョク・ロウさん登場。ボスといいギョクさんといい、獣顔の宇宙人はいい味出してますねぇ(笑)。先輩風を吹かすトコロなんか、ホント雰囲気が出てました。ライオンのたてがみが長髪なのも格好良かったですねぇ。
今回のことで過去の地球署のことがわかりましたね。1・ギョクさん、2・ホージー、3・センちゃん、4・ジャスミン、ギョクさん引退後5・ウメコ、そしてバンの順番にメンバーになったんですね。だからウメコは先輩に当たるホージー、センちゃんを「さん」づけで呼んで、後から加入したバン、テツは呼び捨てなんでしょうね。さらに、ギョクさんからの教えを忠実に受け継いだホージー&ジャスミンが、「熱いハートでクールに戦う」というのに説得力を感じました。常にクールな二人にこういう設定がつくことで、キャラが深まりますよねぇ。こういうキャラが深まる話って大好きです。
アリエナイザー「ダイナモ星人テリーX」。X(バツ)テリーからきてるんでしょうね。乾電池作ってましたし。100億個の乾電池が必要なアブレラのビッグプロジェクトとは?赤い特キョウ「ファイヤースクワッド」にスカウトされたバンの進退はいかに?
EDコントは……センちゃんカワイソ(笑)。「失礼します」って言ってからギョクさんに肘をかますウメコが微笑ましかったです(笑)。
EPISODE46 プロポーズ・パニック
年明け一発目はセンちゃん&ウメコのお話。というより、ウメコの魅力大爆発!な感じでしたが(笑)。騒がしくって、おっちょこちょいで、思いこんだら一直線な彼女だけに、パワーの爆発力はデカレンジャー1かも(笑)。あと、久々にマーフィー活躍(笑)。ウメコの相棒ですもんね(笑)。
そして、怒らせたらコワイ男NO.1のセンちゃんも格好良かった!静かな口調に怒りをたぎらせ、ゆっくりと感情を表していく様は、見ているこっちも緊張してきます。ラストに向かうセンちゃんとマシュー、そのやりとりを見つめるウメコ。この三者のドラマがものすごく盛り上がりました。
お話的には、愛した者を、自らの手でデリートした訳ですから、ある意味「ハードボイルド・ライセンス」よりも重い話だと思うのですが、そう思わせないのは、明るく振る舞うウメコのけなげさと、優しいセンちゃんの笑顔のおかげでしょうかね。
ということでデカレン公式カップル誕生!この先二人がいちゃつく場面があったらどうしよう(笑)。ウメコ幸せになってね!
今回のアリエナイザー「スケコ星人マシュー」って……スケコマシ。そのまんまですね(笑)。演じるは実写版セーラームーンのネフライトの人でしたね。
EDコントは新年のご挨拶。和服姿も皆さんきまってました!
EPISODE45 アクシデンタル・プレゼント
年末総集編。毎度のことながらうまく総集編に結びつける脚本作りがうまいですねぇ。
無茶するバンに、怒ると怖いセンちゃん。ホージーがやっつけたバンダル星人ジーバは人が変わってるし(笑)。
小動物に好かれるウメコにオヤジに好かれるジャスミン。でもおとり作戦は二人同時でも良かったんでは?(笑)
それにしても、スワンが目的?となったときのボスは変わりすぎ(笑)。
結局犯人はイリーガル・マッチがらみだったのですが、テツの女装がよんだ悲劇、かな?
ま、おいしいところは全部テツが持ってったわけですが(笑)。いろんな宇宙人がいるもんだなぁ、宇宙って広いですねぇ……(笑)。
「ま、テツなら何とかするだろう」って、ボスも意外と冷たいなぁ(笑)。
EPISODE44 モータル・キャンペーン
なんつーか、思いっきり「クリスマス商戦」編(笑)。最近活躍の少ないデカマスター大活躍編でもありますが。
ボスの弟弟子であるビスケス。Dソード・ベガ(琴座一等星)に対してソード・アルタイル(鷲座一等星)。横切りのベガ・スラッシュ(炎)に対して縦切りのアルタイル・スラッシュ(水)、しかも剣はアルタイルにちなんでか、柄の部分が「鳥」とまあ、わかりやすいくらい対比してあっていい感じ。
それにしても「宇宙警察なんて怖くないキャンペーン」って……ちょっとカワイイネーミングですね(笑)。やることがちょっとせこい気がしますが、誇りを傷つけておちょくるという意味では、かなりえげつない作戦かも。
クリスマス直前と言うことで、7人分の名乗りあげが久々に見られて良かったなぁと。それに、雑魚キャラを一掃するアクションの爽快感はたまりませんなぁ!もう、こういう感じは戦隊でしか味わえないのかなぁ……(ライダーもウルトラもあんな感じだし)。
EPISODE43 メテオ・カタストロフ
アブレラさんがちょっと本気っぽくなってきましたね。でも、市場である地球を破壊しようとするのは商人としてはどうなの?(笑)
それはそれとして、バン&ホージー編。「相棒」「相棒ってゆーな」と、仲良しな割には二人そろってのエピソードってあんまりなかったかも。憎まれ口をたたきながらもその力を誰よりも認めていたホージー。彼のバンに対する熱い思いは良いですねぇ。お互いに認めているからこそ、お互いを生かしたい、その思いはバンの方が上だったのかな?
かなりギリギリまでバンの生死不明を引っぱってたのも良い演出でしたねぇ。最高のタイミングで現れたバンは、最高にかっこよかったですよ!!そしてとどめは、いつか必ずやるだろうと思っていた「オールスター・アルティメットバスター」!個人的には、スーパーデカレンジャーロボがデカウイングキャノンを撃つ日が来るだろうと考えていたのですが、この方が良かったかも。ブラウゴールの巨大さといいまさに、地球署最大の戦いでしたね。
ラストはいつも通り焼き肉で、もちろん例の店のようでしたが(笑)。
EPISODE42 スカル・トーキング
タイトルがちょっと怖い感じですが、骨から顔を復元するってのは刑事物というか科捜研みたいですね。あれだけのテクノロジーがあるのだからコンピュータ上でモデリングすればいいのに、わざわざ粘土でやるってのは……さすがそろばんを使って計算する女、スワンさん(笑)。つーか、骨をつなぎ合わせたあたりでなに星人かわかりそうなもんですけどねぇ……。
モンテーン博士になりすましたアリエナイザー「スマスリーナ星人ニカレーダ」。逆から読めば「だーれかに、なーりすます」……わかりやすい名前だよ、サボテンくん(笑)。
さらに、ホージーの妹ミワ登場。「アンビリーバボー!」って戸増家はずいぶん国際的なのね……(笑)。結局結納代わりのお食事会にはギリギリ間に合いましたが、妹といいテレサといい、女の子にはいろいろ苦労をかける人ですなぁ。
EPISODE41 トリック・ルーム
センちゃんの推理編。じっくりひとつひとつ検証しながら推理を煮詰めていくあたりはいかにもな感じ。ただし、いつも飄々としているセンちゃんも、昔のトラウマが甦って大変なことに……。こういう話って、キャラクターの深みが出て良いですよね。
パニック状態に陥ったセンちゃんを叱咤し、いつもの彼に戻してくれたバンに感謝ですね。しかし、珍しくセンちゃんのエピソードなのに女の子が絡んできませんでしたね?まあ、毎回おいしい思いはさせられないってことでしょうかね?(笑)
あと、ジンギ役の高山みなみさんは、ああいう小憎らしい子どもの声が似合いますなぁ(笑)。
前回の追記:
デカブライトは胸のナンバリングがないと思ってましたが、胸にVと二本の縦ラインで「Z」を表しているものと思われます。「並みいる敵を〜」という名乗りあげからも「なな」番目ということが伺われますし。ただし、デカスワンの後なのに「7」?と思う人もいるでしょうが、おそらく女優さんの「七森美江」さんに由来するものと思います。
EPISODE40 ゴールドバッジ・エデュケーション
テツの上司、光の刑事「デカブライト」登場!テツを仕込んだ人だけあって、登場した頃のテツにそっくり!こういう人に師事してたら、ああなるよなぁ(笑)。余談ですがデカブライトの彼女は「クウガ」で「バラのタトゥの女」でしたからね、クールで厳しいのは当たり前かも(笑)。
「クール」という言葉がぴったりの彼女。しかし、それは彼女なりの思いがあってのことだった。感情に流され、散っていった仲間を思っての「クール」な態度。そんな彼女をも動かしたテツの「人を守りたい」というデカとしての熱い思い!
何でもかんでも一からテツに仕込んできた彼女の子離れの回でもあったのかな?教えられるのではなく、自らの経験の中で自ら学んでいくことを知ったテツに教えることはない。彼の成長を見届けた彼女は満足そうでした。
テツの「なんかいい」というのは、師匠譲りだったのか?(笑)理屈を越えたデカレンジャーの根性に彼女もあきれてましたね(笑)
火遊びで許されるのは夏の恋だけよ!byジャスミン。……肝に銘じておきます。
EPISODE39 レクイエム・ワールド
いきなり????といった感じで始まった今回。37とは違った感じのイレギュラーな回ですね。アバンタイトルではちょっとびっくりしましたよ。少なくとも前半は見ている人もウメコと一緒にラビリンスに迷い込んだようになっていたことと思います。夢オチだろうと言うことがわかっていても、ウメコの死ぬシーンはけっこうショッキングでした。
ジャスミンとウメコとの2人の固い友情の話。お互いがお互いを信頼しているからこそできた、無茶な作戦。この辺はミラー・リベンジャーでのバンとテツに似ています。夢の世界を支配するミーメに対してミラージュディメンションを仕掛けて逆に手玉にとるところはおもしろかったですね。悔しがるミーメと小馬鹿にするデカレンがいい感じ。劇場版だけだと思っていたツインカムラブリータイフーンが見られたのはうれしかったですね(笑)。
男どもに変身する間も与えず2人で解決してしまった2人に乾杯!ですね(笑)。男どもも負けるな!って、女の子の取り合いしてるようじゃ無理っぽいかなぁ……(笑)
EPISODE38 サイクリング・ボム
また、走らされるんですか?バンも大変だなぁ……。自転車だから前回よりも体力的には楽かもしれないけど、命の危険があるだけに精神的には前回以上。
乗り物酔いが激しいヤーコのために自転車を借りたものの、それがギャンジャバの罠だった。時速20km以下にもなれず、地面からタイヤを離すこともできず、重量が変わってもいけないので変身もできない、と絶体絶命!ギャンジャバもなかなかやります。
しかし、ハートに火がつかないと成長しないファルファ星人ってけっこうめんどくさい種族ですね(笑)幼体の頃は鍵開け能力、成体は飛行能力と、まあ、かなり希少種な感じですので、絶滅しないようにがんばってくださいね。でも、スワンさん、ウーパールーパーは古いですよ……。
久々に登場したデカバイク&デカベースロボ&デカマスター。やっぱりマスターはかっこいいなぁ。
そういえば、バンもセンちゃんに続いて女の子との絡みが多いですよね、ただ一方的に好かれる事が多いですが(ファラとかね)。
ヤーコ役の中川翔子ちゃん。「宇宙船」読者にはおなじみの「しょこたん」ですが、声優もなかなか上手ですね!かわいくてマンガも上手で演技もうまい。つくづく濃いオタクなのが悔やまれます……。
EPISODE37 ハードボイルド・ライセンス
渋い……、渋すぎますホージーさん……。「ハードボイルド」とは「やせ我慢」のことであると聞いたことがありますが、ホージーがグッとこらえる表情が多かったこの回は、まさに「ハードボイルド」名感じでした。……おそらくお子さま置いてけぼり(笑)
通常の任務をこなしながら、特キョウ試験を最終審査を残してパーフェクトにクリアしていたホージー。努力の天才の面目躍如ですね(笑)
それにしても、テレサの歌は渋すぎる……ギターの弾き語りなのにド演歌!ってのがすごいです(笑)。その彼女を巡ってそりの合わないホージーとテレサの弟クロード。しかし彼がホージーを避けていたのは彼がデカだったから。姉のために罪のない人々を手にかけるクロード。そうしなくては姉は生きていくことはできない……、弟の苦悩。
事件を解決するためには、愛する人の弟をデリートしなくてはならない……。仕事をとるか、愛する人をとるのか?究極の選択。このときのホージーの心中はいかに?
デカとしての誇りと愛する人への悲しみを胸に、クロードをジャッジメントするホージー。歩行者信号を使ったその演出は秀逸でした。そして雨の中クロードにかぶさり、泣き叫ぶテレサを見つめたたずむホージー、彼もまた哭いていました。
結局金バッジを辞退したホージー。クロードを弔うために尼になったテレサと対峙し、そして決別。決して振り返らない彼の強い心を見ました。悲しくても振り返ることはできない、それが彼の選んだ道!んーーまさにハードボイルド!
今回ロボが全く出ていないことに、かなり後から気づきました(笑)。それくらい、インパクト大でした。おまけコーナーではそのくらい雰囲気を払拭するかのような「デカスワン」の紹介。このためにとっといたんですね(笑)。
EPISODE36 マザー・ユニバース
なんとスワンさんがメインの回。メカニックの人だけにアリエナイザーもメカニックで対抗。でも、ハイマルさんはあんまり悪い人じゃないよねぇ(笑)、なんつーか自意識過剰なマニア君って感じ。天才を自称する割には作ったメカは寄せ集めだし、動力炉は危ない代物だしと、迷惑なお人ですよー(笑)
しかし、デカマシンは一回の出動で、しかもノーダメージだったのに、メンテナンスをしないとこの様とは……。おおざっぱな感じしてましたが、ホントに繊細なマシンだったんですね(笑)。そうすると、毎回毎回派手にダメージを受けてくるマシンのメンテナンスって……大変そうだなぁ。
しかし、なんといっても今回は「デカスワン」につきるでしょう!個人推測ですが、以前誘拐された経験から自分専用のデカスーツを開発したんじゃないでしょうか?(スワンの白衣の下のデザインそっくりだったし、胸に数字もないしね)もうドゥギーに迷惑をかけないように。また、スワンイリュージョン&スワンレインボーは肉体を使わない、スーツの性能に頼った戦い方がスワンらしくていい感じでした。ちゃんとボスが助けにきたしね(笑)。
しかも、ものすごーい難しい計算を「算数は得意なの!」ってそろばんかよ!みたいな(笑)ホントに異星人なんですか?よほど日本での滞在が長かったんでしょうかね?
ラストは、ボスとラブラブ雰囲気で締め!大人の色気が漂ってました(笑)
それにしても「スワンさん、絆創膏!」ってバン、保健室じゃないのよ?(笑)この様子だと、ホント頼りっきりなんだなねぇ……。
EPISODE35 アンソルブド・ケース
ジャスミンの回は悲しい人がよく出てきますね……。また、かなり刑事物っぽいお話でしたね。定年前の刑事が復讐に手を染める、というありがちな話ではありますが、うまくデカレン風にアレンジされていましたね。老刑事のチョウ・サンという名前もいかにもですし(笑)
不器用な生き方しかできない老刑事の生き様が渋かったですね。復讐は正義じゃない、というジャスミンの言葉、老刑事に浸みていくのがよくわかりました。
再登場のマッスルギア。ちゃんとバージョンアップしてます、一応ディーリボルバーの乱射にも耐えきったしね(笑)
それにしてもディーリボルバーを乱射して「快……感」って、怒りにまかせて戦うのは、それは復讐とは違うのかね?(笑)まあ、チョウ刑事が生きていて良かったです。ラストシーンでの「哭き声」は久々に渋い終わり方でした。
犯人たちがヤム・トンクン、ゴレン・ナシ、ラジャ・ナムカンとみんな料理にちなんだ名前だったのはなぜ?
EPISODE34 セレブ・ゲーム
デカレンジャーにやたらと出てくる猫型宇宙人のチャンベーナ星人、なんか、旅行好きだそうですよ(笑)。おかげでいろんな事に巻き込まれているようですが……(笑)。
今回は怪獣機が3体も出てくる気前のいい話。なるほど、金持ちの遊びにはお金がかかってますなぁ。馬鹿息子たちも雰囲気出してましたし、名前も高級住宅街をもじった名前でしたしね。(シロガー→白金、デーチョ→田園調布、サウザン→?)人の命を軽々しく扱う輩に怒り心頭のセンちゃん。センちゃんならずともあの3人組に気分を悪くした人は多いことと思います。「遊び」で人の命を奪ってきた彼らが、「遊び」の中で命を落とす、自業自得の様ですが真剣に生きることができない若者に対するアンチテーゼだったのかも……。怒りに燃えるセンちゃんはある意味バン以上に熱かったです!
そして、スワットモード専用マシン、パトウイング。そしてデカウイングロボ!なんか、どんどん機動性が上がっていきますね(笑)二丁拳銃を扱う様はまるでジュークンドー!さらに、デカウイングキャノンはまるでシャイダーのバビロス号シューティングフォーメーション、ってやっぱ古いですね……(笑)。
ところで、捜査中のセンちゃんはコロンボみたいでしたよ(笑)。ハクタクさんは地球に残ってたんですね……。
EPISODE33 スワットモード・オン
「ロジャー」から「サー、イエッサー」に返事も変えられ、ホントに訓練生に戻った感じ。この訓練も一筋縄ではいかない様子。ひたすらキツイ訓練に疑問を感じ、音を上げそうなバン以外の4人。目標に向かってひた走るバンには仲間の姿は見えない。しかし、見えなかったのは仲間だけではなく、自分の目標である「宇宙一のスペシャルポリスの答え」だった。ここに気づく時のバンがかっこいい!仲間がいるから、一人じゃないから、5人だからこそのデカレンジャー!そう、この5人であることにずっとこだわってきた事に改めて気づきました。だからこそスワットモードでの活躍は見ていて気持ちが良かったです。
5人の連携、特殊装備を使いこなして敵を追いつめる、まさにスペシャルウエポン&タクティクス!そして、活躍を盛り上げるスワットモードの歌!「スワット!デカレンジャー」という声がかっこいい!気分爽快です。
こういう話が見たかったんですよ!単に新兵器が出てきてパワーアップ!じゃなくて努力を通して、勝ち取るパワーアップが見たかったんですよ。しかも前後編で。スワットモード修得後のブンターはカラッとしていて良かったですね。ドギーと犬猿の仲とか言うのは見た目だけですよね(笑)。
ところで、ディーリボルバーはソルブレインのパイルトルネードそっくりです(笑)。でも、古すぎて誰も知らないか……。
しかし、せっかくの新商品もあっという間に攻略されてしまいましたね……、まあ、パワーアップは可能でしょうからこれからのアブレラさんに期待しましょう(笑)
ラストシーンでホージーの「相棒ってゆうな……」と優しく言うせりふがいい感じでしたよ。
EPISODE32 ディシプリン・マーチ
アブレラさん大逆襲の回。新商品マッスル・ギアのおかげで全く手のでないデカレンジャーたち。絶大な攻撃力や防御力、光学迷彩まで備えたすごいやつ。今まで知恵と勇気と根性でどんな強敵も倒してきたデカレンジャーに、ついにパワーアップに機会が!それにしてもバナナ食ってるところは、緊張感なさげ(笑)。
鬼教官ブンターの抜き打ちテスト&辛らつすぎる言葉責め!ある意味、デカレンジャー最大のピンチかも(笑)第1話で無くなった少年との約束を果たすため「宇宙一のスペシャルポリス」に意欲を燃やすバンたちは、無事スワットモードを修得できるのか?
サノーアとゾータクのズンダーズファミリーって、タイムレンジャーに出てきたドルネロ率いるロンダーズファミリーとネーミングが似てますが、なんか関係あるんですかね?ドルネロもクジラっぽかったし、地球の水棲生物ににた異星人の星だとしたら……深読みしすぎですかね?(笑)
ラストのマッスルギアのCMはノってましたね!アブレラさん(笑)うーん、マッスル、マッスル!
EPISODE31 プリンセス・トレーニング
前にも王族の人たちが出てきましたが、あの赤く長い布が宇宙共通の王族の証なのかしら?(笑)
ウメコの回は毎回毎回めんどくさい輩(マーフィー、エイミー、アルパチ)に振り回されますなぁ(笑)。はきはきしてるウメコと全くはっきりしない王女様イオとの対比がおもしろかったですね。淡々と「きまりですから……」と伝統行事を押しつける侍従ゴーチャもいい感じ(笑)。確かにヘンテコでキツイ行事なら、逃げ出したくなるわなぁ……。それにしてもトカーサ星人のご先祖様は地球の何に感銘を受けたんでしょうねぇ……。
勘違いが転じてホントにねらわれていた王女イオ。はっきりしない態度はよろしくないって事ですな(笑)。しかし、単なる一警察官が星の伝統行事に改革をもたらしたなんて歴史に残るでしょうね(笑)。
暗殺者ジャッキル、スナイパーのくせに接近戦も強いなんて反則ですよ(笑)、ただボラペーノとキャラかぶってますけどね(笑)。
EPISODE30 ギャル・ハザード
けっこう強烈ですよ……朝から彼女のインパクトは……。
とはいえ、バンの男気が光る回でしたね。ファラの彼氏が軟弱だっただけによけいに引き立った感がありますが(笑)。それにしても宇宙最強のバカップルぶりがいい感じでしたな。
しかし宇宙コギャルとは……もうとっくに絶滅したもんだと思ってましたが……。まあ、映画にもフラビージョ&ウェンディーヌ(っぽい)人が映ってましたし(笑)
それにしても、テツもバンもファラが怪獣機に捕まってても容赦なく攻撃するあたりは、ホントに助ける気あったのかなぁ……(笑)。久々にデカベースロボも活躍したので、まあ、良しとしますか(?)。
今回はじつはエージェントアブレラが初めてデカレンジャーの前に姿を現すという重要な回でした。しかし、アブレラさんはいつもネクタイしめててオシャレですよね、マントは怪しいけど(笑)
EPISODE29 ミラー・リベンジャー
ついに復讐を開始するジェニオ。次々にジェニオの手にかかり鏡の中に消えていくデカレンジャー。焦るテツを諭すバンがいいですね、先輩としてのバンが大きく見えます。そしてテツを信頼し後を託すバンがかっこいい!彼の活躍によりジェニオのからくりを見抜くテツ。しかし、ヘルズ3兄弟をも圧倒したデカブレイクをものともしないジェニオ、果たして彼が強いのか?テツが弱くなったのか?
しかし、ジェニオは作品をけなされたことで取り乱してしまうあたりが、天才っぽくていいですね(笑)。まさに鏡の様にもろくて(笑)。ジェニオの鏡を壊せば後は、いつも通り。それにしても鏡の中の人がみんな帰ってくると言うことは、中の人は苦しいけど死んだりしないんですね。まあ、いけるポートレイトですもんね。ラストは光りよりも早いデカブレイクの拳で粉砕!
ようやく、地球所の仲間としてしっかり認められた感のあるテツ。「夜明け」を待っていたのはテツ本人だったんですね。
結局ボスのおごりになった焼き肉、もちろん「牛○」でですよね?(笑)
EPISODE28 アリエナイザー・リターンズ
久しぶりにテツがメインのお話。敵は模倣犯(コピーキャット)。やつを捕まえるために、再び両親の敵であるジェニオの手を借りなくてはいけない屈辱。テツにしてみれば逮捕はしたものの、両親の敵をのうのうと生かしておかなければならないと言う耐え難い辛さ。
そして、ジェニオはどう見ても「羊たちの沈黙」のレスター教授。あそこまでとは行きませんが不遜で人を見透かしたような態度はいい感じ。しかも、わずかな光りでも反射すれば脱出可能という超A級アリエナイザー。テツを坊や扱いし、母の記憶で心を揺さぶり、涙を誘いまんまと脱出、とかなりの知能犯。果たしてテツは真に敵をとれるのか?
もちろんデカレンジャーの活躍も見逃せません。同じ敵には二度と不覚をとらないという彼らの進化を思い知らされます(様々なフォーメーションも見せてくれたしね)。デカンジャーロボもサブミッションを披露してましたしね(笑)。ツーか、やっぱ再生怪人は弱い運命なのですね……。ボラペーノも愉快なやつでおもしろかったです。