魔法戦隊マジレンジャー  戻る


Stage 7  夢の中へ 〜ジンガ・マジーロ〜

 またしても寝たとこから始まる魁ちん。寝てばっかりも大変だなぁ(笑)。翼の魔法薬で傷もいっぺんに回復って、なるほど!これでいくら怪我しても大丈夫だね!って都合がいいなぁ(笑)。まあ、これで、回復の心配はいらなくなったわけですが、小津家の収入はどこから得ているのか?という謎は未だに残ります。って自分だけかしら?

 魁を起こす薬の材料として、1.「ナイスな歌を聴かせたバナナナイスな歌ってお兄ちゃんはやはり、音痴キャラで確定?葉っぱに叩かれていたってことは、ナイスな歌じゃないってことだよね?材料として大丈夫(笑)?2.「汚れた水の汚れてない部分1リットル」水と言えば麗ちゃんですが、ヒルのオマケ付きはちょっとかわいそうかも。3.「蜜を集めないはずの女王蜂がなぜか集めた蜜芳香ちゃんミツバチはお気に入りなんでしょうか?

 それはともかく怪しげな材料を混ぜ合わせて薬を作り出す様は、いかにもクラシックな魔法使いですなぁ。この辺の描写はイイですよね。薬づくりを得意とする「黄色の魔法使い」の面目躍如ってとこでしょうかね。

 でも、いざ魁の夢の中に飛び込んで、夢の中ならなんでもできる!って考えは「魔法ならなんでもできる」ってのにつながって、ちょっとやばい考えでは?とはいえ、不愛想ながらも弟に対する愛情を見せた翼はちょっと「ビビリ君」から昇格(笑)。夢の中で母との再会を果たした魁と翼。実は翼って死んだ母さんとの再会率高いんですよねぇ。実は一番甘えん坊だったりして(笑)。

 冥獣ファンガスは……聞いたこと無いなぁ。そんなキノコのモンスターっていたっけ?ウルザードによっていつでも巨大化できるのならば等身大で倒される前に巨大化って、こういう展開も有りですよね。マジキングにはなれないのでマジレンボールでとどめ。マジキングに再びなれるのはいつの日か?

 

Stage 6  闇の覇王 〜ウーザ・ドーザ・ウル・ザンガ〜

 ウルザードの呼びかけに一人答える魁。彼にだけ聞こえるというのは、やはり複線?赤の魔法使いは特別なのか?

 ウルザードとマジレッドのサシの対決。よく考えたらマジレッドって久々に「剣」をつかうレッドですね。タイムレンジャー以来なので5年ぶり?実力ではウルザードに劣るマジレッド。子どもをかばうマジレッドに手を下さないウルザードの真意は?

 ウルケンタウロスvsマジドラゴン。CGと実写を巧みに使い分け迫力ある戦いに!やはりスピード感や動きを重視するならCGですが、実際にぶつかり合う迫力は実写の方が断然上ですね。やっぱ、こっちの方が重みがあります。

 一度は倒したと思われたウルザード。逆に力を吸収して魔神ウルカイザーに。さらに魔神合体の力をも吸収し、ついにブランケン様を地上に!つーか、自力で地上には出られないような結界が張ってあったってわけですね。しかし、せっかく出てきたのにマジフェニックスによって再び地底へ。残念でしたね、ブランケン様。またの機会をお探しください(笑)。

 騎士道を見せつけるウルザード。ことごとく見逃す様は、なんつーか父親確定(笑)?さらに、怒りによって爆発的な力を見せるマジレッドの力は、闇に落ちる可能性のある危険な力にも思えますが。この辺はスターウォーズみたいな?今後の展開に期待ですね。

 魔法解説はタイトル通り。今後もウルザードの魔法解説があるんでしょうかね?

 

Stage 5  恋をしようよ 〜マージ・マジーロ〜

 芳香姉ちゃん、「桃色」の魔法使いの名に恥じない、桃色頭っぷり(笑)。手伝えば手伝うほどドツボにはまるというお約束通り(笑)!とはいえ、「どうせなんて言わないで」というくだりは「希望を運ぶ」という桃色の魔法使いに恥じない語りでした。実は兄弟のなかで一番頼りになるのは、この芳香ちゃんだと信じてやみません、私。

 冥獣ミミックはタクシーに擬態してましたが、変形プロセスはちょっとしたトランスフォーマー?(笑)でも、タクシーランプはちゃんとコウモリの羽になっていたので、わかりやすかったのになぁ(笑)。芳香の変身にだまされてしまったのは、それだけ変身が上手だったのかそれとも、ご主人様を見分けられないほどボンクラだったのか(笑)。つーか、ペットのピンチに駆けつけなさいよ、ナイ&メア。

 ミミックが倒されて「もう限界だぜ……」というブランケン様。何か我慢しなきゃいけない理由でもあるんでしょうか?早く地上に出ればいいのにねぇ。

 ラストは、これまたお約束、変身後の姿に恋をするというパターン。恋する乙女にルックスは関係なし、なんでしょうかね(笑)。山崎さんはかわいかったので再登場有り?だといいなぁ。

 魔法解説はマージ・マジュナ。瞬間移動の呪文だそうですが、タイトルと違う魔法の紹介は初めてですね。

 

Stage 4  魔人の王様 〜マージ・ジルマ・マジ・ジンガ〜

 冒頭から怒る姉のことはフォローしないで、みんなで弟を攻める心暖かい兄弟(笑)。いつの間にか5人の魔法使いのことが話題に。どうやって知れ渡ってるんだろう……?おじいさんが語るほどだから、もしかしたらずっと語り継がれていたのかしら?

 今回の冥獣はコカトリス。初の等身大冥獣ですね。コカトリスは石化能力を持つ高レベルモンスター。普通のファンタジーRPGではかなり高レベルじゃないと相手になりません。それくらい強い敵ですから、低レベルのマジレンではかなわないよなぁ……全くダメージを与えられなかったし。結局、鏡で能力をはね返す、という神話の時代からの古典的方法(メデューサvsペルセウスでおなじみですね)で撃破。レベルが低くても、機転を効かせれば強敵にも勝てるという、いい戦いでした。

 冥獣の再生&巨大化はウルザードの仕事ですか。マジガルーダの羽ツッコミがいい感じ。「マジキング!ナンバーワン!」だそうですが、何故かチェスピースになる5人。その姿で「チェックメイト!」というのはちょっとシュール(笑)。「キングカリバー魔法斬り」は伝統的な剣をくるりと回して斬りつけるスタイル。個人的には魔法使いが剣を振り回すことには、少々抵抗があるのですが、LORでガンダルフが振り回してますからねぇ……。

 今回も兄ちゃんテンション高いなぁ……。あと、ナイとメアいらないような……。魔法解説のコーナーは、みんな仲良さそうでいいですね。

 

Stage 3  魔竜に乗れ 〜マージ・ジルマ・ジンガ〜

 全体的に兄ちゃんのテンションが高すぎてびっくりしました(苦笑)。末っ子と張り合うのはやめていただきたいですね…………。大人げなさすぎ(笑)。長男なんだから「最後に控えし〜」って感じで、どっしり構えている方が威厳があると思うのは、私だけではないはず。ちょっと見ていて、イタすぎます……。「弟のくせに生意気なんだよぉ〜」「そっちこそ何だよ!」ってあなたは「ジャイアン」か「中学生日記」ですか?畑仕事の最中に芳香の何気ない一言から、自分の役目を悟る蒔人。その後の行動はちょっとイっちゃってましたね……。「あっはっはっは」「兄ちゃんは畑だぁーっ」と大声で叫び、歌いながら斧をふるってましたし(苦笑)。

 タイトルである魔竜=マジドラゴン。とりあえず出ただけでしたね。もうちょっと大活躍なのかと思いましたが。しかし、三話連続サッカーボールシュートが決め技なんですが(笑)。

 なんだかよくわかりませんが、唐突に提案された「魔法110番」。うーむ、マジレンジャーはいろいろ唐突に話が動いてびっくりしてしまいますが…………。まあ、これに関しては次週以降ってことですね。

 さて、謎の植物の名前判明「マンドラぼうや」。やはりマンドラゴラでしたか。つーか、引き抜いた悲鳴で人が死ぬような植物を置いておくのはまずいのでは?お母さん……。このぼうやは毎回こんな感じで歌っちゃうんでしょうかね?とはいえサーガを歌で伝承しているのはいい感じです。マンドラゴラのくせに吟遊詩人みたいで(笑)。この辺がちょっとファンタジー好きの心をくすぐりますね。

 

Stage 2  勇気を出して 〜マージ・マジ・マジカ〜

 いきなりお母さんが巨大化!「お母さんがおっきくなっちゃた!」ってマギー慎司?その上秒殺されちゃいました!お母さん、疾風のように駆け抜けすぎです!誰よりも早く変身し、誰よりも早く敵を倒し、誰よりも早く巨大化し、誰よりも早く退場したお母さん…………もう、でてこないの?

 逆上する魁や使命感に燃える蒔人、麗は従来のヒーローっぽいですが、泣き崩れてそれどころじゃない芳香や冷静にビビってる翼の反応は、普通ですよね?ふつーはこういう反応だよなぁ。さて、その二人が見つけた「秘密の部屋」。音楽や演出がまるっきりハリー・ポッターなんですが(笑)。思わずはしゃぐ芳香と翼の前に現れる母。母の幻影が語る父と5人の出生の秘密。ちょっと説明っぽいですが……(笑)。

 そんなこんなで、ようやくやる気を出した二人はスカイホーキーに乗って、いざ、冥獣ブロブのもとへ!姿が見えないからって、いきなり携帯で呼び出すあたりが現代っ子っぽいですよね(笑)。「とっくに腹の中だよ!」ってまともに受け答えする魁もずいぶん余裕だな(笑)。「芳香ちゃんペッパー」により無事助かった3人。やっぱり、芳香ちゃんはアホっぽいなぁ(笑)。

 ブロブに対して、気合いを入れるために名乗りあげを行うと、何故か新しい魔法が!……変なの(笑)、それはともかく登場、マジマジン!「マジマジン!オン ステージ!」って前回の「チェックメイト!」とかと同じニュアンスなんですかね?前回と同じといえば、巨大化しても決め技はサッカーシュートなんですね(笑)。しかし、「マジで決めたぜ!マジレンジャー!」って自分らでいうかね(笑)。

 さて、今回の目玉はナイ&メアでしょう(笑)。敵組織で唯一(二人ですが)の非着ぐるみ幹部!(合体して着ぐるみ幹部になっちゃいますが)パンク&ゴスロリ!です(見た目はあまり違いが解りませんが)時代を反映してますよね!(まあ、言うほど自分は燃えませんが)。…………ひどいな、俺(笑)。

 どうでも良いことですが、呪文解説コーナーの植物。名前もったいつけすぎ(笑)。

 

Stage 1  旅立ちの朝 〜マージ・マジ・マジーロ〜

 ついに始まりました、スーパー戦隊第29弾「魔法戦隊マジレンジャー」。あふれる勇気を魔法にかえる、ということで「勇気」がメインテーマの一つのようです。「魔法使い」というと、ファンタジーRPGに慣れ親しんだ自分としては、「魔法」というと「DQシリーズ」「FFシリーズ」「Wizシリーズ」などの「攻撃呪文」主体に考えてしまうのですが、「マジレンジャー」は、どちらかというと「ハリーポッター」系のようで。お母さんが子ども達に魔法の説明をするため、お茶やケーキを出してみせる様子は、絵本にでてくる魔法使いのようでした。もうちょっと具体的に言うと、シンデレラの魔法使いのおばあさんかな?

 さて、そのお母さんですが、真っ先に魔法変身!してマジマザーに。そして速攻で冥獣トロルを秒殺!というデカマスターもびっくりの強さを見せつけました。あまりの唐突さに唖然(笑)。異例すぎます!子ども達も驚くよなぁ……。

 その子ども達、長男「蒔人(まきと)」はおおらかで、包容力がありそう。頼れるお兄ちゃんぶりを見せてますね。長女「芳香(ほうか)」は逆にバカっぽくていい感じ(笑)。それでいて妹をさりげなくアゴで使うしたたかさも見せたりして。次女「麗(うらら)」はマジメでおとなしそうですが、いざ戦うとなったとき、一番ノリノリだったかも(笑)。戦うときは姉と一二を争うとぼけっぷりで敵を翻弄してましたしね(笑)。侮りがたし。次男「翼(つばさ)」は斜に構えてぶっきらぼうですが、一番ビビリかも(笑)。雑魚相手以外で根性を見せていただきたいところ。三男「魁(かい)」はやんちゃ坊主っぽいですね。未完成でこれからの成長を期待させるところがいいですね。こんな感じで、第一話でちゃんと5人のキャラを見せつつ話を進めていく手法は流石手慣れた感じ。ちなみに5人の名前の頭をとっていくと「ま・ほ・う・つ・かい」となります。

 でもやっぱり、変身したとたんに「魔法」の「ま」の字も知らなかった五人が、バンバン魔法を使っていたのには、ちょっと違和感を感じましたね(笑)。魔法を使っていること自体に「おお!すげぇ!」とか感動してたんで、それはよかったんですが。

 これだけ主役を見せつつも、どちらかというと第1話は、敵組織「地底冥府インフェルシア」の描写の方が目立ったように感じました。マジレンジャー達の顔が出るより早く、ブランケン、バンキュリア、ウルザードといった敵幹部のほうが紹介されてますし、冥獣が巨大化(するのかどうかはまだ解りませんが)するより先に、ウルザードが巨大化して「ウルケンタウロス」(昨年までならライバルロボですよ)になったり。さすが戦隊モノは毎年趣向を変えて驚かせてくれます。

 EDに今年もオマケコーナーとして「魔法解説」が入ったのはうれしかったですね。こんな風に毎回楽しく呪文を紹介してくれると、子ども達も遊びやすいってもんです。できれば、敵味方問わず解説して欲しいなぁ。ちなみにしゃべってるヤツは、しゃべる植物……って「マンドラゴラ」じゃないよね?

 さらにEDは今年も歌って踊るパターンできましたね。3年目です。前作の渋い感じから一転、楽しそうなヤツになりましたね。OPも爽快感があっていい感じです。音楽もちょっと壮大なスケールを感じさせる気もします。やっぱりこういうトータルイメージを作り上げるってすごいですね。

 さて、前作の「デカ」が良い終わり方をしたので、若干インパクトに欠ける感じがしましたが、見直してみると見所たくさん!やっぱり面白い。今年1年が楽しみになってきました。来週の見所はウルケンタウロスvsマジマザーってお母さんまた大活躍?!