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当 社 が 開 発 し た 除草剤散布用R C ホ バ ー ク ラ フ ト |
RCホバークラフト開発奮闘記
除草剤散布 用ホバークラフトですが、 レジャー ビデオ撮影 使い方は あなた次第
試作RCH1〜RCH4の開発まで 全工程の記録
RCH1(浅水仕様) RCH2(深水対策仕様) RCH3(実験艇) RCH4(北海道、深水仕様)
積載重量(深水) 3キログラム 積載重量(深水)5キログラム
積載重量(深水)8キログラム
| 販売業者、オーナー からの 要望事項 |
開 発 記 録 除草剤散布及びRC関連以外は総て自社開発
メイク&テスト 開発記録は要約してあるが実際は試行錯誤の連続
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写真 改良の記 録 データ |
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始まりは平成17年秋、RCヘリ事 業部の担当者が来社した事から始まる
プロペラボート動画
北海道でRCプロペラボートに依る除草剤散 布をしているのだが、浅瀬で座礁して困ってい る、何か良い方法は無いかと相談を受け、RC ホバークラフトを使うことを提案。 浅水での使 用との事なので、当初は単純バッグスカートタ イプの最も単純な構造で大丈夫だろうと思い、 見積書を提出し 了解を得て試作に取り掛 か る。
11月に入ってそろそろ完成という頃、担当者 から 関係者を招待して発表会を沼でやる、 と聞き動揺する。 浅水と言う事で単純バッグ スカートタイプの艇体を作っていたので、深水 では走らない、船底を作り直さないと駄目だと 断っ たが、北海道の業者、県議会議員、プロ ペラボートを開発して除草剤の散布用にリース している北海三共(株)の担当者、農協関係者 も招待して日程も もう決った、とにかく走らせ て見て、後で改良したら良い言われ仕方なく了 承。
(北海三共(株)ではRCホバーの開発も試みたが最終的 にプロペラボートの安定性を選んだ)
結果は予想どうりで恥ずかしい限りであっ た。改良を約束して、陸上の走行試験を行な う。浅水,陸上は予想どうりであった、 浮上高 4cmなので段差や大きめの石ころなどに底が ぶつかることがあった。
テストの後、担当者から除草剤散布 用RCホバークラフトの特許を取得したいが如 何したら良いかと相談され、製造を当社に任 せて貰えるなら御社で取得しても良い答える、
(特許に関してはホバーを知るものであれば誰でも容易に思 いつくものであり無理であろうと思われた)
平成18年2月関係者各位と共に 沖縄県石垣島に行き、田植え後30日経過した 水田で、除草剤散布の実証試験を行い、稲が 倒 れるなどの影響は全く見られず。 結果は良好。
RCホバー(バッグスカート) 石垣島
量産にゴーサインが出る 5台受注 納品
5月 北海道でトラブル発生、状況確認のた め出張以来あり。
6月 再び北海道でトラブル発生、状況確認のため出張以来あり。 スカートの破損、滑走しない。スカート修理、取り付け 修正。
作業状況視察、使用状況は思ったより 過酷である、
改良策の結果を受けて、売却済みRCホバーの改造 以来あり、これまでに販売し たホバー総て回収して改造する。
タンクをホースで繋ぐのではなくワンタッチで 脱着出来る様にとの依頼あり。
タンクを本体と一体型にして薬剤投入口を大 きくするようにとの依頼あり。
タンクの加圧方法をファンの圧力からエンジンの排気圧利用に変更の、依頼あり。
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艇体の寸法は実際のホバークラフトの製作、レースなどの経験から縦 横比2対1以下とする。水深5cm以下と言う条件なので 最も簡単な、全 週同じ膨らみの単純バッグスカートとして、縦125cm 横70cm、ダクト 径は横幅の半分の35cm、船底の深さは6cm、スカートの浮上高は4cm と決める。
重量の変化する薬剤タンクは艇体の中心に、エンジン、ファン等はタン クのすぐ後方に、バッテリー、ソーラーパルは出来るだけ前方にセット、 前の方が軽いので10cm狭くしてしてバランスを取る。
以上の基本構想を元に艇体を上下に分けて 6cmの発泡ウレタンを削 り出し 樹脂で固めてパテ仕上げ 塗装して 良く乾燥してから型をとる。
薬剤タンクは脱着式として船底散布口にホースで繋ぐ、ダクトは手持ち の径40cm型からコピー、切り詰めて35センチのダクトに改造、ラダー は後方から見てハの字型に取り付け 体重移動と同様の効果を持たせ 旋回をスムーズに出来るようにする、
スカートは実際に膨らんだ状態の型を発泡スチロールを削り出し、型取 り(型紙)縫製する。
エンジンは三菱汎用エンジン 52cc 2,4ps
ファンは3翼25度 直径33cm エンジンとファンの接続シャフトは図 面を書いて K社の取引先に製作依頼、シャフト、ベアーリングを組み込 むハウジングはシカマ製作所に図面を持ち込み依頼、エンジンマウントは 13ミリのステンレスパイプを曲げて、クッションゴム4個で取り付け。
総てを組み込みエンジン始動直後シャフトが折れる、クラッチに入るスプ ラインシャフトの加工に問題あり、最度製作を依頼するも出来ないと断ら れ当方に解決策の依頼あり、
近くのシカマ製作所に解決策を相談 既存のスプライン シャフトをカッ トして ファンシャフトに穴を開け圧入 シャーピンで固定することにする。
スプラインシャフトは鶴岡の能登山物産に出向き、合う物を探して貰う、 トーハツの草刈機のシャフトが合うことが分かり、在庫品一台、格安にて 分けて貰う、このシャフトを使いシカマ製作所で加工 、 急激なアクセル 操作でも折れることなくテスト成功。仕上げに入る。
シカマ製作所の社長 四釜満男氏は近所でもあり、簡単な図面を見な がら材質、焼入れなど 専門的なアドバイスと相談に乗ってくれる頼もしい 人物である。彼が居なければこれまでのホバークラフト実績も無かったも のである。 感謝。
平成17年11月浅水対応の艇体、沼でのテストは全く滑走せず。 深水でも滑走状態なるように改良着手。試作艇にはフィンガースカート装 着し 滑走可能になる。スカート型は全週5種類。
RCH1 RCホバー(フィンガースカート仕様) 改造前 フィンガースカートでテスト
まず、 全週同じ接地ラインの単純バッグスカートをフロントの接地 ラインが内側に入る高速型のバッグスカートに変える為 艇体下部の 前部の形状を変える、同時に船底の深さを6cmから9cmに変更。
スカートは万全を期して ライトホバー山形会長の押切氏に浮上高6c mで製図、縫製を依頼。押切氏はホバークラフト自作歴30年以上のベテ ランで多くのスカートを作成している。
又、テストのためフィンガースカートの型の作成も同時に進める、 フロント、コーナー、サイド、リアーコーナー、リアー、フラップ、の6種の 型起し、型取り、縫製, 。フィンガースカート、バッグスカート、共に5cm 前後の浅水では良好だが 深水では滑走状態に入るのに5〜6秒 かかる、改良の必要あり。
コストの面から最終的にバッグスカートに決定。
18年2月石垣島で実証試験(浅水0〜10cm)、良好。量産に ゴーサイン出る。 量産メス型ー2セット追加製作 受注体制を取る 以後、改良を重ね 完成。
北海道でトラブル、スカートの取り付け不良を修正。RC機器のトラブル あり担当者修理。 スカートの取り付けには細心の注意が必要と再三注意しているがその重要性がなかなか理解して貰えないようだ、又、上下の型がずれないようにビス止めを勧めるがメンテナンスがやり難いと敬遠される、ずれると走りが悪くなり作業にも影響がある
水による電装関係のトラブル有リ、エンジン下部に防水のメカボックス を設置する改造を行なう。 RCホバーを田んぼから引き上げる際に引き摺りあげるため船底と 地面の間にスカートを巻き込みスカートが破損する 、修理。 予防策として船底をスカート下部の取り付け部より下に3cm下げる改造 を施す。コーナーをゆるいカーブにすることで巻き込み防止を図る。
予てより気になっていた、「深水で滑走状態に入るのに5〜6秒かかる」 件の改良に取り掛かる、 実験艇を走らせバランス、スカートの状態を観察する、 滑走状態になる前にスカート前部が水を押すように変形している、どうすればこの変形を抑えられるか、思考錯誤の末、艇体先端の形状を変えてみることにする、 艇体先端を中心で2センチ程度円形に延長してスカートを前に引くことでスカートの変形を抑えられるのではないかと考え、早速改造に取り掛かる。
結果は滑走状態に入るまでの時間が大幅に短縮、巻き込み防止策の改造も良い結果になった。浮上高が6cmから3cmになったことで船底が持ち上がり滑走状態に入り易くなったと思われる。
改良策の結果を受けて、メス型を改造して、売却済みRCホバーを回収、当方にて改造を行なう。(フロント部、船底、改造塗装)
走行テスト用(実験艇)1台製作して、今後の開発、改良のために使用する(タンクは無)
浮上高4センチのスカート型起し
浮上高1センチのスカート装着 次いで 浮上高4センチのスカートを型起し、製作して試してみた。船底 をスカート下部の取り付け部より下に3cm下げる改造をしているので、 実際は 1cmの浮上高となる。走らせて見ると3cm浮上より水上では良 好ではあるが陸上では問題あり。
RC機器のトラブル予防のためエンジン下部にメカボックスを設置。タン ク加圧のためダクト改造、浮上のエアーの流れを後部から周辺噴流に 変えるため船底の改造。 水の侵入を防ぐ水切り板を設置
タンクをホースで繋ぐのではなくワンタッチで脱着出来る様にとの依頼 あり。タンクの接続部の型をアルミを旋盤加工して作りOリングをはめ こみ漏れを止める加工を行なう。
完成してテストの後、タンクを本体と一体型にして薬剤投入口を大きく するようにとの依頼あり、
タンクの加圧方法をファンの圧力からエンジンの排気圧利用に変 更 それに伴うダクト周りの改造
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RCH1 基 本 仕 様 エンジン : 2サイクルエンジン ファン直径 : 330mm ファン枚数 : 3枚 スカート : バッグスカート 燃料 : 混合ガソリン25:1 速度 : 10k〜20k(0〜35k可能) 薬剤タンク : 7.5L(排気ガス加圧式) 送受信機 : 形式=送信機、FUTABA−6EX 散布方式 : 10a/500cc(10m幅散布・舟底吐出式)
シャフト、ケースの図面 フィンガースカート型 左から フロント、Fコーナー、リアー(他にサイド、リアーコーナー)
ラダーの型
4 艇 分 の 型
ダクト、ダクトカバーの型
フィンガースカート装着 バッグスカート装着
メス型改造 右 上型 、 左 下型
左 底コーナーから下改造後 右 先端の改造とダクト周りの改造
浮上高4センチのスカート型起し
スカートの発泡スチロールのマスター型
単純バッグのフロント型 高速タイプのフロント型
バッグスカートの型紙 10枚
脱着式薬剤タンクの型
完成までには此処には書ききれない小改造やバラス トを積んだりバッテリーの位置、浮力材、エンジン、ファ ン、防振ゴム、シャフトの材質焼入れ、構造など様々な 問題を解決しなければならなかった。
ようやく、本州以南では使えるものになった 問題は北海道
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