平成16年度
マイコンカーラリー北東北(秋田)大会

平成16年11月27日(土)秋田県西目町民センター「シーガル」大ホールにおいてマイコンカーラリー北東北大会が開催されました。
一般の部参加は秋田・宮城・山形・新潟の各県より48台で、全国出場枠5台でした。

<先に言い訳>

昨年に引き続き、今年も秋田大会に出場することになってしまいました。
当初は「山形大会で負けたら今年は終わり」の予定でしたが、10月24日山形県大会の結果があまりにも悲惨であり、我々の活動が昨年のように空中分解しそうな状況だったので、急きょ帰りの車の中で決断し生徒全員に伝えました。
山形大会で前日の試走から唯一18秒台(20秒を切ったのも唯一?)を出しながら本番のみコースアウトした3年井上君の「橙猿」、1年武田君の「45」マシン,校内最速の1年井上君の「44」など、どうしてこんな結果になってしまったのかもう一度目標を設定し調整させるしかないと判断したからです。

と言っても齋藤ファミリーも悲惨な状態、「3号機」はコーストレースすら出来ず、一方「2号機」は1mクランクすら通らなくなっていました。お先真っ暗の状態で25日からこの大会へ向けた調整が始まりました。

余裕の小室先生・庄司先生、そしてコース開放の状況を見た限りでは優勝は土田先生かも


<齋藤ファミリーの状況は>

午前6時50分自宅を出発、大荒れの天候の中、山形自動車を通って会場に急ぎました。
到着後直ちに息子のマシンから調整開始、とにかく息子には「いい思い出」と考え、ダブルモータの”安全2号機”を持たせました。
センサ感度から底板まで約10個のチェックポイントを息子二人で入念にチェックし、その後試走に入りました。
1回目はやはりコースアウト。また悪夢が蘇ってきましたが、センサの感度を再度調整し再度トライ、今度は見事に完走です。(今年初めての完走で、内心ホットしました。)
スピードデータはLOWスイッチでちょっと遅いイメージはありましたが、またおかしくなるといけないので、そのままで出すことにしました。

息子のマシンが完走しそうな雰囲気でしたので、「父ちゃんマシンは」もう不要です。
審判のお手伝いもありましたので、「今日は息子に懸けよう」の決心がつきました。


(競技中は審判で協力させて頂きましたので、写真は撮れませんでした。)


そしていろいろありましたが 
祝 全国出場

記録 20”77


1回目20”77で見事完走。「20秒を切れば全国切符確実かも」の思いから、2回目直前にパラメータを少し変更しました。やはりこれが失敗、2回目はクランク途中で止まってしまいました。全体の速度を上げたために、逆にブレーキが効きすぎてしまい速度ゼロまで落ちてしまったのかもしれません。(自動運転ですので、ロボットに聴いて下さい。)
でも途中までは18秒から悪くても19秒前半で完走しそうな勢いでしたので、良いデータがとれました。
息子もセンサの感度やタイヤのゴミ、そしてディップスイッチの切り替えと頑張ってくれました。
「とにかく完走、運が良ければ予選通過」と思っていましたので、今回の結果は上出来です。
齋藤ファミリー、久々の賞状です。

おみやげに買ったことのない大きな「かに」を買って家路を急ぎました。
途中息子とは中学校のこと、勉強のことそして部活動のこといろいろ話してきました。こんなに話したのは今年初めてかもしれません。息子には「一生懸命やれば、必ず良いことがあるからとにかくガンバレ」と言い聞かせました。
今年は休みが「月一」状態で、家族のことは”ほったらかし”状態でした。でもこれで少しは「父ちゃんの株」上がったかもしれません。

さぁ全国大会まで1ケ月、とにかく頑張りましょう。

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