少年少女ロボットセミナー

平成17年7月23日(土)〜24(日)(財)置賜地域地場産業振興センター主催で、「少年少女ロボットセミナー」が開催されました。われわれも「ライントレースセミナー」として「ミニマイコンカー製作講習会in長井」を開催させて頂きました。
コマーシャルが足りなかったのか、参加者は新規が5名・昨年からの継続者が3名、合計8名とやや少なめでしたが、少なかった分だけ充実した講習会になったと感じています。

23日(土)
<第1日目>

午前9時30分より開講式が行われ、
その後芝浦工大名誉教授 春日知恵先生の記念講演がありました。
愛知万博出展ロボットの映像による紹介などもあり、
集まった子供達にとっても大変興味深いものだったと思います。

<製作開始>

開講式が終わりすぐに本日の製作開始です。
新規参加者5名もさっそくロボット台車の製作から取り組みました。
本日の目標は「まずはロボットの完成」です。

練習用に設営したコースは今年1月全国大会と同様のものでしたが、継続参加者
長井南中の武田君はいきなり50秒とすばらしいタイムで完走しました。
新規参加者もこちらで準備した基本ソフトで全員完走です。順調に1日目が終了しました。

<2日目>

昨日全員完走しましたので、本日は「センサ部の可動化」に取り組みました。
新規参加者もソフト修正を各自で行い、午前中でほぼ全員完成です。
とにかくみんな熱心でびっくりしました。

<午後からは記録会>

参加者にも手伝ってもらい2回のコースチェンジを行い、合計3種類の練習コースで記録会を行いました。

3つのコースとも、2つのクランク入りでコース長も約24mと決して楽なコースではないはずなのですが、見事全員完走、タイムも50秒をはるかに切るという速さ(ミニとしてはほぼ限界?)でした。
(みちなみ今年1月の全国大会はNo.1コースで、優勝タイムは約50秒)

記録会には事務局の青木さんも一緒に参加、
会を盛り上げてもらいました。
何から何まで本当にありがとうございました。

<閉講式>

最後に全員に終了証を配布して、あっという間にセミナー終了です。

<最後に>

昨年に引き続き「ミニマイコンカー製作講習会」を開催させて頂き、誠にありがとうございました。
開催に当たりご尽力頂きましたTASの皆様、感謝申し上げます。
微力ではありますが、長井の子供達に「ものづくり」の楽しさを伝えることができたのではないかと思っています。
参加者の皆さんにとっても、また指導員を務めた本校生徒にとっても貴重な体験となってくれたと信じております。
春日先生や富山NPOの笠井先生には及びませんがまた声をかけて頂ければ、できる限りの協力をするつもりでおります。
このセミナーが今後益々発展し、セミナー受講者皆様が将来きっと山形を背負ってくれる人材に育ってくれることと確信しております。
参加者の皆様、またお会いする日を楽しみにしております。それまでどうかロボットのメンテナンス、よろしくお願い致します。


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