ロボット相撲2002東北大会

平成14年9月15日岩手県立水沢工業高等学校体育館を会場に第14回全日本ロボット相撲東北大会が行われました。
参加台数は自立・ラジコン型すべて合わせて507台でした。

祝 全日本の部 自立型 第3位入賞
2年連続5回目の両国国技館出場です。

しこ名「天の童21」(呼び名「舞鶴山02」)
製作担当 2年 大坂友人君
特徴
シンプルイズベスト!
我々の伝統である2輪速攻型を基本ベースとしたベルトドライブの4輪駆動マシン
速度を犠牲しない程度の磁石搭載
とにかく立ち会いの一瞬に勝負を懸ける。

戦 績
             1回戦 2−0 盛岡工高
             2回戦 2−0 羽黒高校
             3回戦 2−0 会津工高
              これで高校ベスト8決勝トーナメント進出決定です。

             準決勝(高校決勝進出決定戦)
                  1−2 大曲工高
                   センサ誤動作?相手を土俵で裏返しにしたのに
                   自爆してしまいました。(どうして?)

             決勝トーナメント
             1回戦 2−1 悟空8号
                   憧れの方との取り組みでした。
                   大坂君には一生の記念となったようです。
                   砂田さん、大変ありがとうございました。

             2回戦(両国進出決定戦)
                  2−0 山形電波工高
                   自校どうしでの取り組みとは。
                   何と幸運なんでしょう。
                   奇跡としか言いようがありません。
                   とにかく祝!両国国技館出場です。

             準決勝 0−2 千厩高校
                   ブレードは勝ったようですが、実力差です。

             3位決定戦 2−0 大曲工高
                   高校の切符は阻まれましたが、
                   すぐに修正できました。

他のロボットの戦績

しこ名「天の童22」(呼び名「冬の海」)
製作担当 2年 森岡 嵩君
 特徴
  今年度唯一の新作
  前日までは校内最強?

  戦 績
        1回戦 0−2 盛岡工高
              まさかの1回戦負け。
              相手の”WAIT作戦”に見事にやられてしまいました。


しこ名「天の童23」(呼び名「逆川02」)
製作担当 1年 井上 竜一君
 特徴
  我々の伝統2駆速攻型

  戦 績
        1回戦 2−0 盛岡工高
        2回戦 2−0 五所川原工高
        3回戦 0−2 横手工高
              相手の脇・後ろに廻れず、勝負なりませんでした。
              残念、高校の部ベスト16止まりです。


しこ名「天の童24」(呼び名「駒見山02」)
製作担当 1年 伊豆田 竜一君
 特徴
  4駆速攻型

  戦 績
        1回戦 2−0 盛岡工高
        2回戦 2−0 むつ工高
        3回戦 1−2 大曲工高
              惜しかった。
              1本目取られ、2本目取り返す。
              勝負の3本目、速く相手を捕まえられれば勝機はあったの。
              立ち会いあと10cm前に出してほしかった。
              高校の部ベスト16止まりです。           


しこ名「天の童25」(呼び名「春の海」)
製作担当 3年 今田 祐一君(課題研究班代表)

 特徴
  本校最後の3kg級製作ロボット

 戦 績
        1回戦 2−0 盛岡工高
        2回戦 2−0 弘前工高
        3回戦 2−1 横手工高
              これで高校ベスト8決勝トーナメント進出決定です。
        準決勝(高校決勝進出決定戦)
             0−2  千厩高校
              善戦及ばず、敗れました。
              でもいい試合だったと思います。
              課題研究でここまでくれば立派です。 

        決勝トーナメント
        1回戦 2−1 太田工高
              この試合が本日の”奇跡”だと思います。
              1本目は秒殺、全く勝てる相手とは思わなかったのですが
              2、3本目は相手の横、さらには後ろに廻り込むことができて、
              見事に逆転勝ちです。

         2回戦(両国進出決定戦)
              0−2 山形電波工高
               自校どうしでの取り組みで、勝ちを譲りました。
               とにかく大坂君、両国国技館出場おめでとう。

         敗者復活戦(我々の最終戦)
              0−2 千厩高校
               3kg級最後の試合を、最後に完成したロボットが
               最高の相手と戦ってくれました。
               ここまでこれただけで、もう充分です。
               試合中、いろいろな思い出がよぎりました。
               今田君は最後まで諦めないで、よ頑張ってくれました。
               立派な態度だと思います。クラス担任として誇りに思います。
                                                           
ラジコン型
しこ名「駒の里21」(呼び名「天山02」)
製作担当 1年 片桐 正登君
      
しこ名「駒の里23」(呼び名「天山02」)
製作担当 1年 鈴木 秀晴君

しこ名「駒の里24」(呼び名「黒鳥山02」)
製作担当 3年 安孫子 良太君(課題研究班代表)

      会場の雰囲気に飲まれたのか、いずれも初戦、2回戦で敗退してしまいました。                 


<表彰式>


<最後に>
 8年前初めてロボット相撲に参加したのが、今回と同じ岩手県の黒沢尻工高体育館での大会でした。もちろんすべて1回戦負け。何も分からず始めたロボット相撲でしたが、数年前から”よたよた”でも全国大会の切符が手にはいるようなりました。今年も”よたよた・ぼろぼろ”の状態でしたが両国の切符が手に入りました。毎年、本当に奇跡だと思っています。全国産業教育フェア高校決勝の切符は逃したものの、両国の「3kg級最後の大会」に出場できるということを、光栄に思っています。
いつも出るだけで終わってしまう「両国大会」ですが、今年は最後まであきらめないで頑張らせたいと思っています。
いろいろな思い出を与えてくれた「ロボット相撲」、そして関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

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