ロボット相撲東北大会07

平成19年9月9日(日)、宮城県石巻市河北総合センターを会場に
ロボット相撲東北大会が開催されました。
年々参加者の数は減少していますが、レベルは益々高くなっています。
今大会には全国から160台のロボットが集まりました。



受付開始1時間以上も前から、参加者続々集合です。

天の童071 「大岡山」

自立型 高校の部
担当 3年石川君

 4輪駆動 得意技 超速攻

 1回戦 2−0 福島清陵情報高校
 2回戦 2−0 水沢工高
 3回戦 2−0 宮城県工高
 準決勝 1−2 横手清陵高
 3位決定戦
      2−0 宮城県工高
 予想以上に頑張ってくれました。
 全国大会で頑張って!

準決勝(対横手清陵高校さん)と3位決定戦(対宮城県工高さん)との対戦です。
既に全国大会出場の切符がありましたので、じっくり見せてもらいました。
去年のことを考えれば、「こんなに余裕でいいのかなぁ」です。

3位決定戦後インタービュー受けた石川君です。
「全国大会に行けるので幸せです」だそうです。
本当に良かったねぇ。

天の童072 「盃山」

高校の部 自立型
担当  1年庄司君
 4輪駆動 得意技 速攻

 1回戦 不戦勝
 2回戦 1−2 水沢工高
   (敗者復活戦出られず)

組み合わせが悪すぎました。初戦からで梅村先生と当たってはどうしょうもありません。
あ〜、敗者復活戦に出たかったなぁ。

天の童071 「渋川」

自立型 全日本の部

 2輪駆動 得意技 速攻

 1回戦 2−1 大宮工高
 2回戦 0−2 大沢野工高

 1つ勝てましたが、やっと勝てただけ、
 2回戦は全く勝負になりません
 瞬殺されてしまいました。
 恐るべしフェザーブレード!

全日本の部決勝は「六次元」VS茂原高校さん、阿佐美先生も両国の切符獲得です。
大沢野工高さんを含め、両国国技館は益々遠くなってしまったようです。
両国の切符は卒業生に託します。桐蔭横浜大学の皆さん、是非頑張って下さい。

表彰式

石川君、佐藤義男先生に賞状を頂きました。
記録にも記憶にも、一生の記念となったことでしょう。

最後に

富士ソフトの皆様、事務局石巻工高の皆様、審判を務めて下さった宮城県の先生方、そして横手清陵高校、大曲工高、水沢工高の皆様、本当にありがとうございました。この場を借りて感謝申し上げます。

ここ2年間全く成果がなく、土俵際どころか徳俵の上に足が乗った状態での大会参加でした。
今回負けたら「ロボット相撲撤退」どころか「全てのロボット撤退」に流れてしまう所でした。
今回は本当に少しだけ運が良かったと思っています。

2月清陵高校谷口先生(現博物館)のお誘いで横手清陵高校さんを訪問してから、今年の相撲が始まりました。最大の懸案だったCPUリセット問題が解決した当たりから「風向き」が変わったと考えています。
まだまだ全国大会で通用するロボットではありませんが、今後も生徒と一緒に改良・改善に努めたいと思っています。
横手工高さん・水沢工高さん、こちらからお邪魔しますので全国大会前に一度練習試合お願い致します。
本校では取り組む生徒の確保もままならない状態ですが、今回の結果を受けこれからも細々と続け行けるのではと少し明るい希望が見えてきました。これからも努力して行きますので、皆さんよろしくお願い致します。


でも本当に苦しい1年間でした。去年の高校代表決定戦でCPUリセットしてロボットが土俵で停止してしまったことは、今でもはっきり覚えています。去年の9月から時計が止まったままでした。今回の切符獲得は初めて全国大会の切符を手にしたときと同じ感激を味わうことができました。
石川君は本当に頑張ってくれたと思っています。よくこの逆行に耐えてくれた。どこに出しても恥ずかしくない生徒に育ってくれた様です。近々ある就職試験も、最後まで諦めず頑張って下さい。

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