エコエネルギーコンテスト
ソーラーライントレーサ06

平成18年11月19日(日)、山梨県アイメッセ山梨を会場に「エコエネルギーコンテスト・ソーラーライントレーサ」が開催され、出場台数は大学・高専・高校合わせて19台でした。




まずはコースの理解から

天候は曇り(午後からは雨)、大会は屋内コースで行われました。初出場なので屋外だろうが屋内だろうが、とにかく全て見て学習するしかありません。まずはコースの理解から。
事前にコース図は明らかになっていましたが、思ったより細長いなぁ〜。

コースの要所要所に「朝日ゾーン」「夕日ゾーン」「曇りゾーン」「夜ゾーン」の
人工光源を遮る箇所と、ゴール手前にちょっと厳しい登坂。
最小曲半径が10cmで白地に黒ラインテープのコースでした。
コースの長さは事前に9mとありましたが、実際は15mほど。
屋内開催時の人工光源として、1000Wのスポットライトが10機、
高さ5mの位置からまっすぐコースを照らしていました。
(これが結構くせ者となりました。)


<出場したのは>


出場したのは2号機。屋外ならば2号機、屋内なら3号機とも思っていましたが、校内予選を尊重して2号機での出場となりました。

ところが問題点一杯

最後まで心配の種だった「人工光源によるコンデンサ・チャージ」は問題なかったのですが、
写真を見ても分かる通り、床からは反射光が半端ではありませんでした。
コース解放時間のほとんど全てを感度調整にとられてしまいました。それでも合わせられません。

第1走目は最初のカーブを突き抜けリタイヤ、
休憩時間に全員でセンサ感度調整し、これで大丈夫と思っていたところ、次の問題発生。広げたパネルが朝日ゾーンの柱に当たってしまいます。仕方なくパネルをギリギリまで立てました。しかしながら今度は立てたパネルの角が登坂にぶつかってしまいます。
次から次とトラブルの連続、これではまともに走れるはずもありません。
応急処置が終わったのは、第2走出走順直前、結果は走行距離6mで終わってしまいました。


優勝(山梨県立産業技術短大)・準優勝(真岡工高)の方々は、ひと味違ってました。
「2輪対向で大丈夫だろう」と甘く考えたのが最大の失敗だった様です。
産技短さんはDCステアリング、真岡工高さんはラジコンサーボをきちんとドライブしていました。
(さすがです。いい勉強になりました。)



さらに会場では一般企業さんによる展示と甲府工高さんのエコカーなども展示もされていました。
テレビでお馴染みのお天気キャスター森田さんの記念講演も行われたそうです。


最後に

今回は初出場ということもあり、高い授業料しなってしまいました。(実際、高速台代は深夜割引でそこそこでしたが、ガソリン代はビックリするほどかかってしまいました。)
何から何まで勉強。来年のことは分かりませんが、チャンスがあればチャレンジしてみたいと思っています。このままでは中途半端、”気持ち悪いなぁ”状態です。

Back