ジャパンマイコンカーラリー2002
平成14年1月13日(日) 北海道札幌国際情報高等学校特設会場において JAPAN MICOM CAR RALLY 2002大会が行われました。高校の部は全国9地区を勝ち抜いた120台のロボットが真冬の北海道に集結しました。
山形県チームは昨年10月第3回山形大会を勝ち抜いた県立東根工高 2年 沓沢 亘君・蔵王高校1年 堀 和裕君・県立寒河江工高 3年 石田 一弘君・2年 久保田 興司君そして山形電波工高 3年 横尾 龍一君の4校5名の選手が県代表として出場しました。
私達としては3年横尾君が念願の切符を手にし、また昨年より山形県事務局を引き受けることとなり、事務局としても初出場することができました。
1月12日(土)
山形空港集合、最も苦手の飛行機で移動です。
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午後3時千歳空港に到着。会場に到着したのが午後4時30分頃でした。既に山形県チーム試走の時間が終了し、さらには引率者会議も始まっていました。(大幅に遅刻です。)
全国の事務局にお願いし、特別に午後5時55分〜6時5分まで試走させてもらいました。
試走後、横尾君から「登坂後のカーブで必ずコースアウトする。完走できないかも」との報告を受けました。言われた瞬間に「失敗した」と思いました。登坂後のカーブはほとんど練習して来ませんでした。現仕様ではだだでさえ遅い速度をさらに遅くしなければなりません。いろいろ意見交換しましたが、横尾君に全てを任せることにしました。
1月13日(日)
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昨日の試走会の結果からほぼあきらめ状態なのか、それとも3年間の最後の大会という安堵感からか、横尾君の表情にいつもの緊張した様子はうかがえません。
とにかく「完走」を願うばかりです。
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開会式そして予選スタート
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9時40予選前半開始。
1番手はAコース第6レース東根工高 沓沢君です。2番手はAコース第7レース寒河江工高 久保田君、Bコース第14レース蔵王高 堀君と続きました。
そして10時30からの予選後半、Aコース第1レースに寒河江工高 石田君そして山形県チームの最後としてBコース第13レース山形電波の横尾君が出走しました。
結果は沓沢君と久保田君が見事完走。
50位と53位という成績でした。
(残念ながら決勝トーナメント進出はなりませんでした。)
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閉会式そしてみんなで記念写真です。
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大会を振り返って
事務局を引き継ぐ際、「全国のトップとはだいぶ差がある」と言われました。噂には聞いていましたが香川県の三豊工高のマイコンカーにはただただびっくり(!!)するだけでした。我々とは大人と子供のかけっこ位の差(いやもっと?)がありました。このままでは数年かかっても追いつけないと思います。まず駆動用モータが違う。サーボも違う。もちろんタイヤも違う。それよりなによりソフトで負けている。少なくとも決勝に残った上位32台のマシンはもちろん、惜しくも完走しなかった約60台のマシンの中にも全ての面で我々より勝っているロボットが多く見られました。
とにかく今回は良い勉強になったと思います。我々もそれなりに努力しているつもりでしたが、まだまだのようです。痛感してきました。来年度の高校の部はCPU(H8/3048F)に加え駆動用モータ(マブチ社製RS260)が支給されます。ロボット仕様ががらりと変わります。我々も乗り遅れないよう頑張りたいと思います。そして来年度は高校の部を生徒に任せ、私も事務局としてではなく1選手としてぜひ大会参加したいと思っています。みなさんも頑張りましょう。
一般の部
滝田先生や田村さんそして尾花先生に再会することができました。また田村さんより竹村さんを紹介して頂き、お話をすることができました。皆さん一生懸命です。まじめにやってないのは私だけ(?)。
田村さんと磯子工高 尾花先生です。
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滝田先生と噂の「YT Sprit」です。
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滝田先生と第3位横須賀工高 桑原先生です。
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一般の部優勝は松山工高 宮岡先生・準優勝は大沢野工高 山岡先生、3位は横須賀工高 桑原先生でした。その他にも多くの先生方がエントリーし、上位進出していました。やはりこの大会は「生徒と一緒に自分も作らないと」ダメなようです。来年は是非自分のロボットを持って来れるよう頑張りましょう。(最大の問題は飛行機移動?かも)
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