ジャパンマイコンカーラリー2004

平成16年1月11日(日) 北海道札幌国際情報高等学校特設会場において JAPAN MICOM CAR RALLY 2004大会が行われました。高校の部は全国9地区を勝ち抜いた120台のロボットが真冬の北海道に集結しました。
今回で3回目の挑戦、今年の目標は「完走&決勝トーナメント進出」です。
ついでに斎藤ファミリーも一般の部に初出場です。さて完走なるでしょうか。

1月10日(土)
<大混乱の中、ようやく会場到着>

 本校生徒(選手)と引率石井先生・同行の菅原教頭・小山田情報技術科科長の第1陣は昨日出発、斎藤ファミリーとミニマイコンカー山形県大会優勝者と引率の先生が第2陣として本日出発です。

仙台空港では山形県大会高校の部優勝者寒河江工高さん、一般の部優勝者東根工高庄司先生そして今年度ミニからお世話になった村田1中小室先生も合流し、いよいよ出発です。
仙台は快晴全てが順調かと思っ途端、悪天候のため千歳空港に着陸できません。ようやく降りたのは旭川空港でした。
(今思えば今大会結果を暗示していたような?)

会場に到着したのは予定を約3時間遅れの夕方6時頃でした。(疲れました。)
到着後すぐ生徒試走結果の確認です。井上君より「大丈夫、2台とも完走はしそうです。タイムは25秒前後」との報告がありました。コース全長が約63mですから、単純に2.5m/sで走れそうです。まずは第一目標達成の予感です。

一方斎藤ファミリーは一般の部なので試走はできません。とにかくコースの下見です。
やはり大の苦手の「小さいS字」がOUTコースにありました。ここがポイントになることは間違いありません。秋田大会で切符を獲ってくれた「2号機」とその後全国大会用に作った「3号機」両方を持ってきましたが、このコースではどうやら「2号機」の出番のようです。さっそくホテルに戻り、プログラム最終調整です。


1月11日(日)
<1歩前進、目標達成  結 果>

高校の部 予選

「青羊」 完走 26”20
予想よりちょっと遅れましたが、第31位で見事決勝トーナメント進出、昨年は何もならない33位でしたから一歩前進、昨年大会帰路で立てた「今年の目標」達成です。
決勝トーナメント1回戦は、これも予想通り強豪三豊工高さんです。負けることは分かってますが、実際どのくらい差があるのか、この目しっかり確認させてもらいました。
この瞬間を忘れずに今年1年頑張りたいと思います。


<ついでに斎藤ファミリーは>
    

生徒も頑張っているのでこちらもと思いましたが、予想通りOUTコース最初のS字でリタイヤ、わずか1秒で「返り討ち」に合いました。マイコンカーって本当に難しいですね。
今年の山形・秋田の公式大会及び校内コースでも見たことのない2号機にとっては初めての”屈辱的な”コースアウトだと思います。「何が起こるか分からない」のがマイコンカー競技、だからこそ面白いのかもしれません。
斎藤ファミリーはゼロからの再出発です。

でも、斎藤ファミリー最大の目標「田村さんと一緒に大会出場」は果たしました。

田村さんが頑張っている限り、斎藤ファミリーも頑張ります。昨年体調を崩されたそうですが、健康には充分注意され、いつまでも元気で頑張って下さい。ランサーも含めいつかは必ず追いつきたいと思います。「決勝トーナメントで一緒に走りたい」を目標にし努力したいと思っています。

また今回は選手ということで、田村さんをはじめ磯子工高の尾花先生、日産の河野さん、優勝候補筆頭だった竹村さんそして防衛大の滝田先生ともお話をする時間がとれました。また最終日ホテルで三豊の猪熊先生ともお話ができました。こちらもできる限りのことはしているつもりでしたが、トップの人達は想像以上の努力をされているようです。とにかく「いつかは追いつける」事を信じて頑張りましょう!

<ミニ大会代表選手は>

ミニマイコンカー山形県大会優勝の選手には事前に話しをし、本校2年生の井上竜一君と一緒に市販6本足ロボットの「スピンシューター」で、マイコンカーを開発してもらいました。
校内では「ほぼ完走は間違いなし」、問題は「3分以内戻って来れるか」だと思っていましたが、残念ながら最初のクランクでセンサーが地面ついてしまいました。完走すれば「マイコンカー楽しさ」をもっと伝えられたでしょうが、残念です。でも多くの方に見てもらえたのでこちらも「目標達成」でしょう。


<来年も来れるといいですね>

<小さな祝賀会(反省会)>

全て終わりました。
本校・寒河江工高さん・東根工高庄司先生そして同行の皆さん、総勢14名で夕食会です。
もちろんこのメンバーでは最初で最後です。
選手諸君はまた来年この地に来れるよう、今年1年頑張って下さい。

<最後に>

昨年までの2年間は事務局として大会のお手伝いをさせて頂きましたが、今年度は事務局交代しましたので、”選手”としてお手伝いをさせて頂きました。
会場校であります札幌国際情報高校の校長先生・大会事務局長近野先生をはじめ、全ての関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
今大会がますます発展しますことをご祈念申し上げます。

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