第12回
マイコンカーラリー全国大会

平成19年1月8日(祝)、北海道札幌国際情報高等学校を会場にジャパンマイコンカーラリー2007が開催されました。今年の参加総数は全国14地区で2800台を越したそうです。
本校としては2年振り、我々としては3年振りの参加、全員初出場です。


コースレイアウトは年々難しくなっているようで、今回さらに新ルール(車線変更)も含まれ、難易度の高いテクニカルなコース。
全員「長いなぁ。完走できるの?」の印象を受けました。いつかはこのコースでガンガン走れるようになりたいのですが、ここ数年は切符取るので精一杯、まだまだ努力足りませんねぇ。

前日の北海道地区大会のコースを利用しての試走でも、持っていった「189」「188」「186」の3台のロボットともパリッとした走りはできず、特に「189」はセンサがおかしい?と思われるようなさっぱの走りでした。
当日の朝、全国大会のコースを見て全員でミーティング行い、今日の目標を下方修正です。
最終的には3年武田君が「低速安全走行」で完走ねらい、3年井上君(&2年石川君)が「188」で「チャレンジ」と全員一致で決まりました。
武田君の設定は2.5m/s(実際は2.3m/sだった様です)、井上君は3.0m/sでトライしたようです。

さぁ、いよいよいスタート
武田君は手前のBコース、井上君は奥のCコーススタートでした。

良く考えれば

よく考えれば、決勝に残れるのは上位32位まで。武田君はその32位ですから、今大会参加者の中で、最も強運だったのかもしれません。
3年振りに決勝トーナメント進出、ここ2年間は地区大会での「完走すらない」という状態でしたから、よくここまで復活したものです。今大会はこれで充分満足でした。何せ全国2800台のベスト32ですから。

決勝トーナメント1回戦

決勝トーナメント1回戦の相手は、予選1位(17"78)の三豊工高森川さんです。
勝ち目は全くありません。
武田君&井上君の3年生コンビには本当にこれが「最終競技」。
頑張ったわりにはなかなか成果が出せなかった3年間。本当に苦しかったと思います。その事を考えれば、よくここまできたものです。一生記憶に残る「瞬間」となったのではないでしょうか。


一般の部山形代表選手は大活躍でした。
本校OBの大坂君はリタイヤでしたが、新庄神室産高の土田先生は悲願の、
そして山工高鈴木先生は初出場ながら勝トーナメント進出です。
関わってから約6年、こんなに期待しながら最後までトーナメント観戦する事が
できたのも私自身にとって初めてでした。


選手全員で記念撮影です。
選手の皆様、ご苦労さまでした。
来年も来れるといいですね。

最後はもちろん、千歳空港内でどっさりおみやげ買って、そして最後の最後にみんなで「ラーメン」です。
今回は「旭川ラーメン」、おいしかったなぁ。
2年石川君、来年もラーメン食べようね。あなただけが頼りだよ。

でもやっぱり「飛行機」は苦手です。

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