第22回全日本マイクロマウス
平成13年11月23日〜24日パシフィコ横浜においてマイクロマウス2001大会が開催されました。予選には韓国・シンガポール・アメリカの海外勢が18、国内37計55台のマウスが参加しました。
我々は山形支部より思わぬ推薦を受けての出場でした。当初は東北大会の成績でマッピー2台のエントリーを考えましたが、「同一グループのマウスは同仕様ではならない」のルールを考慮し自作機・マッピー各1台の2台で出場しました。2週間前がロボット相撲高校決勝、1週前がランサーと3週続けての大会で、体力はあっても気力が沸いてこないという最低の状態での大会となってしまいました。
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朝6時山形駅に到着してびっくり、自由席は長蛇の列です。身動きすらできない状態でした。(乗車率150%!!)結局横浜までずっと立ちっぱなしでした。
会場到着、すぐに準備です。
今回はマウスの先生能登屋さんと一緒、心強い限りです。
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まずは能登屋さん
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いよいよ順番です。
自作機「あるま」 芳賀 忠三君
予選迷路 完走できず。
マッピー「MM01B」 森岡 嵩君
第1走 探査走行
まずはゴールイン
3’36”112 (よしよし)
引き続き 重ね探査続行
探査完了かなと思った瞬間、「くしの刃渡り」に失敗。壁に激突です。
(何が起こったの?)
第2走 リカバリー重ね探査
55”242でゴールイン。え!重ね探査でゴールイン?そんなばかな!!
どうやらマップが壊れているようです。
第3走移行 タイムアタック
予想通りマップが壊れていて、最短が求められません。
見事に走りませんでした。そして今年のマウスが終わってしまいました。
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もう明日には進めません。
記念写真は大クリスマスツリーの前です。
(こんな所で記念写真を撮る予定ではなかったのになぁ)
最終結果
マッピー 記録 55”242
第28位/55台
最後に
何年かかっても良いから、今度は新しいマウスでチャレンジしよう。結果は出せなかったけど、みんなよく頑張りました。
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予選後の調整風景です。
日本人トップの久我 幸弘さんを中心に話が盛り上がっているようです。森永さんに井藤さん、能登屋さんに山岸さん。すごいメンバーです。
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すごいものを見つけました。
福井大学のみなさんのロボトレーサです。
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カメラで白線を識別してトレースするロボトレーサです。残念ながら予選通過ならなかったそうですが、我々には大変興味のあるロボットでした。
調整中お邪魔して、大変申し訳ありませんでした。
カメラ搭載のライントレーサは過去2度見たことがありますが(千厩東高校の梅村先生作品と東北電子専門学校の学生さんの作品)、大会出場しているものは初めてでした。やはり誰かがやるとは思っていましたが、すごい技術です。しかもトレース速度は結構早い。是非勉強してみたいそして生徒に学ばせたい技術の一つです。マウスは負けてしまいましたが、このロボットを見ることができたことは大収穫だと思っています。
大会反省
今回の大会は「指導者のの能力がないから負けた」の典型的なパターンではないかと思います。今年はどうしても両国の切符が欲しく、相撲:マウス:その他=6:1:3という比率だったような気がします。とにかくこつこつ努力しないとマウスは全く歯が立ちません。出場した生徒達も「悔しい思い」をしたのではないでしょうか。みんなで今日の「悔しさ」を忘れずに、何年後かまた再び「全日本マウス」にチャレンジできる日が来ることを信じ、山形に戻ったら頑張っりましょう。
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