全日本マイクロマウス06

 平成18年11月25日(土)〜26日(日)、山形県長井市地場産業振興センターにおいて全日本マイクロマウス2006大会が開催されました。



無茶だらけ

我々の出場はマイクロマウスが2台、ロボトレーサが4台、ロボスプリンターが2台の合計8台でした。例年ならエントリーすらしないレベルだったと思います。結果は惨憺たるもの、記録すら取ってこないで帰ってきました。
こんな失礼な状況で参加出来たのも、地元開催でなんとか盛り上げたいという一心だけでした。現在の我々にできたことは「汗かいてロボトレーサ競技の競技役員を務めること」だけでした。

そんな中

ロボトレーサ小中学生部門をアトラクションとして開催することができました。
5月山形県産業科学館で開催したミニマイコンカー製作講習会に参加してくれた小中学生、
長井小学校工作クラブの皆さん、そしてロボットセミナーに参加した約30名の皆さんでした。

また、思いは伝わったかな?

高校生ロボトレーサ全国大会が第2回をもって開催されていないということなので、今回本校よりカップを提供、予選の記録を用い表彰しました。優勝は圧倒的な強さで狭山工高の岩崎君、我々の思いとともにカップが手渡されました。
カップの行方と今後の方針については埼玉の先生方に託したいと思います。

皆さん本当にありがとうございました。

電機通信大、東京農工大の皆さん、日産の河野さん、新潟コンピュータ学院の皆さん
本当にありがとうございました。またこうへいさん、何年ぶりですか?
まさか山形で会えると思っていませんでした。感激です。
本当に皆さん頑張っていますね。齋藤はただ今もがき苦しんでいます。
このままつぶれて行くのでしょうか?自問自答の毎日が続いています。
でも皆さんとの交流で「止めるわけにはいかない」とまたファイト少しが沸いてきました。

そして

ロボトレーサ競技に参加した諏訪理科大の五味さん、第2走行本当に残念でした。コース内のつなぎ目が悪さしたのではと心配しましたが、コースにクレームを付けられないのがこの大会の趣旨、来年は絶対に頑張って下さい。
生徒に「吸引装置の研究します」と言わせるほどのインパクトがあったようです。
目標にされるなんてすごいよね。

最後に

とにかくマイクロマウスは難しすぎる、いや他のロボットが容易に製作できるので、マイクロマウスに取り組む生徒がほとんど現れないのが現状です。高校3年間でマウスを理解出来る生徒、自分で製作できる生徒は育つのでしょうか?ここ数年悩み続けていました。今回は「探査だけマシン」の恥ずかしいレベルでしたが、3年生は3年かかってこれが精一杯でした。ハードは理解できても、ソフトは全く理解できていないと思います。ボタンを押すだけの生徒を育てているわけではありませんので、またゼロからの出発となってしまいました。今後”出発”できるでしょうか?出発するまでまた数年かかってしまいそうな状況です。
今回は「マイクロマウス・ラストラン」と位置づけて望んだ大会でした。今までマイクロマウスを最終目標に定め、マイクロマウスに育ててもったと感謝しております。今後継続するかどうかも含め大きな岐路に立たされたような気がします。たとえ継続すると決めたとしても、もきちんと走れるようになるまでは、大会出場はないと思っています。また再びチャレンジできる日?、無理だろうなぁ。

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