第11回高校生ロボット相撲全国大会


平成15年10月19日(日)北海道札幌市民会館大ホールにおいて、第11回高校生ロボット相撲全国大会が行われました。
今年は自立型3台、選手は整備員も含め6名の出場です。(過去最多タイ)

開会式直前、初出場の2年生は 好対照です。
井上君は少し緊張ぎみ、鈴木君はいつもの様子で、「彼の辞書に緊張の文字はなさそう(?)」です。
そして大坂君は3年間集大成、どんな心境でしょうか。とにかく3年間一生懸命頑張ってくれました。有終の美を飾らせたいのですが、初戦の相手はなんと優勝候補筆頭の四日市中央工高さんです。
根性決めてやるしかありません。最後の策「特製ブレード」と心中です。

開会式

今年も入場行進が、一番の仕事になってしまいました。

戦 績

 天の童31(てんのわらべ31)
   大坂 友人君 「立谷川」
   1回戦   0−2 東海代表
               三重 四日市中央工高

 天の童33(てんのわらべ33)
   井上 竜一君 「下野川」
   1回戦  1−2  四国代表
               香川 三豊工高

 天の童34(てんのわらべ34)
   鈴木 秀晴君 「舞鶴山03」
   1回戦   0−2 関東代表
               神奈川 相模台工高

「負けても胸張って」
出場できたことに「自信とプライド」を持ち、今後も頑張って下さい。

最後に

 今年は惨敗でした。ある程度自信を持って送り込んだ3年大坂君の「立谷川」でさえ、横綱四日市中央工高さんに全く歯が立ちませんでした。「秒殺」どころか「瞬殺」状態です。昨年両国大会から戻り、それなりに努力したつもりでしたので、今回の結果は残念でなりません。

「3kg級廃止、10kg級移行」からスタートして、非常停止装置搭載までいろいろありました。特に3kg継続決定後の取り組みの遅れ、非常停止装置選定の遅れ、そして何より大会日程が早まった事に対する日程管理に失敗したことが最大の敗因と考えています。ロボコンを始めた頃、どなたかに言われた「指導者が悪いからくて負ける」がピッタリ当てはまる結果となってしまいました。
山形県大会1回戦負けから見事に立ち直り、東北大会で全国大会切符を獲得した2年井上君・鈴木君、3年間必死で頑張ってくれた大坂君に全国大会の場で活躍させられなかったのは、やはり指導者の責任と痛感しています。また「ゼロからの出発」です。
ご声援頂いた皆様、本当にありがとうございました。そして今後もよろしくお願い致します。

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