第12回高校生ロボット相撲全国大会

平成16年10月30日(土)平和都市広島において
ロボット相撲高校全国大会が開催されました。

会場となったのは広島市南区民文化センターホール、 今年は自立型1台のみの出場でした。

本校の場合”盛り下がる一方”のロボット相撲事情、現在のチーム事情では切符があっただけでも上出来かもしれません。
 (毎年この状態ばかりすが)

我々も早めに会場入りしたつもりでしたが、
すでにロビーは高校生で一杯、
出場台数制限のルール変更が効いたのか
初出場の学校も多く見られました。
(我々にとってはこのルール改正が全てだったかもしれません。)

今年の我々の初戦相手は優勝候補の大沢野工高さん、どの方に聞いても「相当強い」の前評判で、既に”あきらめモード”だったかもしれません。
でも「強いマシン」とやらない限り強くなれないのがこの「相撲ロボット」、今年も”高い授業料”になってしまう予感です。

開会式

毎年同じ事の繰り返しですが、
今年も入場行進が一番の仕事になってしまいました。

戦 績

天の童41(てんのわらべ41)

井上 竜一君 「馬見ヶ崎川」

1回戦   1−2 北信越代表
          富山 大沢野工高
          「神通力」

「負けても胸張って」
出場できたことに「自信とプライド」を持ち、新たな進路先で頑張って下さい。
井上君、3年間ご苦労様でした。

最後に

 今年も惨敗でした。昨年の四日市中央工高さん・今年の大沢野工高さんと2年続けて全く歯が立ちませんでした。どちらも「瞬殺」状態です。
「特製ブレード」や「機構の見直し」などそれなりに努力したつもりでしたがこの結果ではしょうがありません。

振り返ると今年は「人集め」からの出発で、いつもの盛り上がりに欠けたことも事実だと思います。ロボットの改良・改善より、「まず作って大会に出る」が精一杯のレベルだったかもしれません。これでは勝てるはずもありません。「課題研究」の授業を通しての製作では限界があるようです。製作・チェックそして改良ともっと緻密な授業展開を検討しなければ、今年の結果すら出すことは出来ないでしょう。今後どうすればよいか、時間をかけて再検討したいと思っています。

帰りの車の中で「来年こそは」とミーティングをしながら帰ってきました。来年の東北大会は地元山形開催です。ここまで一緒に頑張ってくれた1年生3人に期待するしかないようでが、現状ではこの3人の動向もはっきりしません。「負けた時」一番の勉強になるはずなのですが、「今の高校生」には何も訴えかけないのかもしれません。また「人集め」から始めなければならないようです。

ご声援頂いた皆様、誠にありがとうございました。ご期待に添えず指導者として反省しております。
来年は「ロボット相撲最終年」となる予定で、あと一年ご指導頂きますようよろしくお願い致します。

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