「シーマン〜禁断のペット」観察記録
７月２９日（木）一日目
目の前に濁った水槽がある。シーマンを育成する為の水槽だ。
マニュアルに書かれた通りシーマン育成に適した環境にセットしていく。
水温：１０〜２０℃ 酸素量８０以上。
ヒーターで加熱し水温を暖め、空気供給器を使い酸素を供給。
濁っていた水槽の水は次第にクリアになっていき、水温、酸素量共に基準値を満たす。
シーマンの卵を摘み水の中に落としてみた。
卵はすーっと水槽の真ん中あたりまで落ちていき、そこに止まってユラユラと漂っている。
ズームして卵を見てみると卵の中で何かが動いているのがわかる。
しばらくボーっと観察。
水槽の中にはシーマンの卵の他に巻き貝が一匹生息している模様。
生息していると言っても全く動かないのだが。
突如、シーマンの卵に異変発生！
漂っていた卵が８つに分裂して飛び散った瞬間、思わず「おぉーー、すげー」と声を上げる
どうやら分裂したものはシーマンの幼体らしい
○ ←こんな感じのが八匹。
｜
今は、ひも状のものを水槽の壁に貼り付けゆっくりと動いている。
水槽の壁をノックすると音に反応して、音の方へ向かってきたりグルグル回ったりしている。
見ていると結構飽きないものだね（笑）
一日目終了
７月３０日（金）二日目
わかったことが二つあった。
シーマンの幼体のことを「マッシュルーマー」
巻き貝のことを「ノーチラス」と呼ぶらしい。
今日もまず最初に水温・酸素量調整。
タイトル画面で案内人の細川俊之さんが「マッシュルーマー」が誕生したから
「ノーチラス」も動くようになったと解説していたのを思いだし実験を開始する。
通常「マッシュルーマー」は壁際に張り付いてほとんど漂っているだけだが、
水槽をノックすると音に反応し、音の方向へとやってくる習性がある。
これを利用し「ノーチラス」付近に「マッシュルーマー」を呼び寄せ、
「ノーチラス」がどんな反応を示すかを調べるのが実験の目的だ。
上記の通り「マッシュルーマー」を「ノーチラス」付近に呼び寄せると
「ノーチラス」からウニョウニョと触手が伸びてくることが判明。
これはもしやと思ったが、、、、ここからが悲劇の始まりだった。
ウニョウニョと触手が伸びてくることを発見し何度も面白がってやっていたのだが、
突如、ピっというセーブ音、、、まずいと思った瞬間
「ノーチラス」が動き出した、、、、
動き出した瞬間、ウニョーーーと触手が伸びて「マッシュルーマー」の一匹を食べてしまった（涙）
ピッ、あぁ、セーブされちゃったよ
はははぁぁ、、、、と力無く笑う私であった、、、。
しばらく己の好奇心から「マッシュルーマー」を食べられたことに対して悔やんでいたが
また、不用意に水槽をノックしてしまい「マッシュルーマー」が集まってきた。
そこには、「ノーチラス」がいるのにね。。。
また、一匹「ノーチラス」の胃の中に消えていった、、、。
８−２＝６匹。
ごめんな、「マッシュルーマー」達。
君たちは成体まで生き延びることが出来るだろうか？
二日目終了
７月３１日（土）三日目
水温、酸素量を調整。
「ノーチラス」が「マッシュルーマー」に接近しているので、
水槽をノックして「マッシュルーマー」を安全な場所へと誘導する。
「マッシュルーマー」に変化無し。
三日目終了
８月１日（日）四日目
「マッシュルーマー」から、次の形態への進化するには？
というのがまだ、全くわかっていなかったのだが、
開発元ビバリウムのＨＰを何気なく見ていたら書いてあったよ、、、
「マッシュルーマー」は寄生生物
水槽の中にいる他の生物と言えば「ノーチラス」しかいない。
「ノーチラス」が「マッシュルーマー」を捕食することを
寄生生物「マッシュルーマー」側からこのことを考えれば、
故意に捕食され「ノーチラス」の体の中に寄生し栄養分を吸い取っているとなる。
今まで必死に「ノーチラス」から「マッシュルーマー」を逃していた行動は
全く無駄なことだったのね、、、マニュアルに書いて無かったしわからんよ、普通。
気を取り直して、「ノーチラス」に「マッシュルーマー」を捕食させる。
一匹、一匹と食べられていく、さっき捕食されたので前回から併せて４匹目だ。
「ノーチラス」を観察していると、計４匹目を捕食したところで
「マッシュルーマー」を近づけても、ここで初めてスミを吐き移動してしまう。
こころなしか触手を痙攣させて。
しばらく、移動→スミを吐くを繰り返すが、ピタりと動かなくなり
苦しみ藻掻くかのようにスミを吐きまくる。
突如、「ノーチラス」の貝殻から痛みに堪えきれずかグロテスクな中身が出現し、
痙攣し大きく目を見開きスミを吐きまくる。スミの色も血が混じったか朱が入っている。
突然、「ノーチラス」の悲鳴と思えるような声と共に
「マッシュルーマー」が「ノーチラス」の体から勢いよく一匹、一匹、飛び出していく。
動かなくなった、「ノーチラス」を残して。
おそる、おそるシーマンの幼魚？「ギルマン」を水槽の中を見渡すと発見！
進化したのだ！すっごく嬉しい！
初めて見る幼魚？は、不気味でオッサンくさい（笑）
さっそく声をかけてみる
私「シーマン」
ギ「％＆’（（（）））（）」
・
私「おはよう」
ギ「％＆’（（（）））（）」
と言った感じ。音声を認識するのだが、まだ何を言っているのか全くわからない。
シーマンをくすぐってみた
「えへへへへへ、えへへへへへへ」
と子供の声で笑い声が。もちろん顔は笑顔。
シーマンにエサを与えてみた。
「えへへへへへ、えへへへへへへ」
喜んでいるらしい。
四日目終了
８月２日（月）五日目
水温・空気圧調整
始めた直後、「マッシュルーマー」が２匹、水槽の底へと沈んでいく。
底に落ちてピクリとも動かない。
しだいに体色が水白色から土色に変化していく。
もしや死んだのか？！
そのまま観察・・・しばらくすると「マッシュルーマー」そのものが消えていた。
死んだ理由？
「ノーチラス」に寄生出来ず「ギルマン」に進化する為の栄養その他を
「マッシュルーマー」のままでは持ち合わせておらず、
おそらく進化出来ないために死んでいったのであろう。
シーマンとの会話。
ギ＝ギルマンは全部、子供の声で話しています。
私「オーイ」
ギ「何？」
・・・初めて会話が成立した瞬間だ！（嬉しい！！！！！！！）
私「何歳？」
ギ「三歳」
・・・三歳だったんか、、、老けてる（爆）
私「シーマン」
ギ「シーマーン」
私「元気？」
ギ「元気ーー」
私「良かったね」
ギ「どもども」
・・・この位までは会話は続く。
この他にもパターンとして
「おはよう」「こんにちわ」「こんばんわ」「元気」「イェ〜イ」「もしもし」「あほあほ」等
こちらが、上記の言葉を言えば同じように返してくれるようになる。
５日目終了
８月３日（火）６日目
水温・空気圧調整。
「マッシュルーマー」が昨日と同様に２匹、水槽の底に沈み死んでしまった。
水槽の中には「ギルマン」４匹が生息中。
シーマンとの会話
私「おはよう」
ギ「おはようございます」
・・・丁寧な感じがＧＯＯＤ（笑）
私「ピカチュウ！」
ギ「俺をそう呼ぶな！」
・・・（爆笑）一回やってみたかったんだよね。
某Ｎ６４に同じ音声認識ソフトがあるし
いったいどんな反応を示すのかと思っていたから。
プログラマーも絶対に「ピカチュウ！」って言われるだろうと思ったに違いない。
だって認識してるってことはねぇ、、、（笑）
６日目終了。
８月４日（水）７日目
今日で育成し始めて一週間目になる。
始めた当初は「マッシュルーマー」が８匹いたが
今はギルマン４匹になった。生き残った生え抜きばかり？
「水が冷たいよ〜」「寒いぞ」とシーマンが水槽から呼びかけている。
おぉ、初めてシーマンから話しかけられたよ。
ちっ、しょうがねぇなぁ〜といつものように水温・空気圧調整。
水槽をズームしてみて驚いた！
ギルマンが成長してるぞ！ギルマン第二段階か？
オッサンくさい顔はそのままでそれ以後はほとんど魚といった感じ。
ギルマン第一段階は魚の稚魚といった感じだったが
ギルマン第二段階は成魚といった感じだろうか。
ギルマンを撫でてみた。
「くすぐらないで」と怒られたよ、、、
しばらく観察していると
ギルマン同士が上下に並んでいるのを見つける。
こ、これは交尾！（ポッ）
と思ったが実際はギルマン同士の吸血行為だった、、、
下にいるギルマンの頭から生えているクダを
上にいるギルマンの下腹部真ん中に刺し血を吸っているようだ。
ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン
と吸血している音が鳴り響いている。
吸血し終えたギルマンは満足したかのように泳ぎ去るが
吸血されたギルマンはぐったりと浮いていき、水面にプカプカと漂っている。
目を開きそのままの表情のまま。
あぁ、死んじゃったのね、、、、
しばらくすると反対に水槽の底に沈んで行き、砂にめり込んでしまった。
惨いのぅ
この時点でギルマンは３匹。
が、また別の二匹が吸血行為を始めてしまった。
ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン
「血を吸われてるよ〜」
と吸血されているギルマンがしゃべった。
が、吸血行為は続き前の一匹同様の結果を招いた。
現在、ギルマン２匹。
最終的には一匹になってしまうのか？
７日目終了。
８月５日（木）８日目
水温・空気圧調整。
空気圧調整中、低い声がボソボソと聞こえた気がする。気のせい？
水槽をズームしてるみると、昨日の続き今日も成長してる！
ギルマン第三段階？
話す声が低くなり、生意気になってる、、、
体も大きくなった感じ
ギ「お前、全然世話しないな」
ギ「お前、最近「ソウルキャリバー」にハマってるらしいな
明日、平日だっていうのに」（図星）
ギ「バイバイ」
と立て続けに話しかれられ、しかも「バイバイ」って、、、。
驚くと同時にムカつくーーーーーー
８日目終了。
８月６日（金）９日目
水温・空気圧調整。
シーマンに話しかけてみるが、全く反応しない。何故？？？
くすぐってみる
ギ「あはははっ、やめろって」
話しかけてみる
ムシされる。
エサを与えてみる
ギ「メシが来たぞ」
食べている様子。
エサを食べたシーマンに話しかけてみる。
おっ、反応する！
ギ「餓死させる気か！」
エサを食べていないギルマンが喋った。
人に物を頼むにはへりくだれって感じだが、ここは抑えてエサを与える。
エサを与えるとやっと喋ってくれた。
腹が減っていると話しかけても無視されるようだ。
ギ「仕事なにやってんの？」
私「サラリーマン」
ギ「気楽な商売だな」
キィィィーーー、ムカつく！！！
ギ「オーイ、誰か〜俺の話を聞いてくれ
昔さ、思い出したんだけど
ジャンポール・ガゼーが俺を昔飼おうとして、、、云々
虫かごに俺の好物が、、、虫かごある、見てくれる？
好物の幼虫を水槽の中にいれてくれ」（大体こんな感じ）
と独白し始め、シーマンのエサを育成するための虫かごを選択出来るなった。
虫かごのなかには、植物と黄色い卵らしいものを数個あった。
水分補給しないとエサが育たないらしいので、虫かごの中にスプレーで水分補給。
9日目終了。
８月７日（土）10日目
水温・空気圧調整。
虫かご・スプレーで水分補給
虫かご・もう植物が生えている
虫かごの黄色い卵から虫の幼虫（毛虫）が生まれる。
色は基本の黄緑＋背中が赤、他。
特徴としては、この幼虫にも人面が付いてるということ。
植物の葉を食べるときだけ現れ、普段は隠れている。
ギ「俺、もう少しで死にそうだよ」
やっぱりエサを要求しているようだ。
エサを選択し水槽に入れようとしたら間違って虫かごに
入れちゃったよ（爆）。あわてて回収して水槽に入れる。
ギ「おっ、配給だ」、、、「満腹〜」
もう一匹にもエサを与える。
気が付けば、虫かごの幼虫がサナギに変体している
はやい！何が誕生するのか！？
私「遊ぼうよ」
ギ「もう遊んでんじゃねーかよ、ゲームで」
その通りだけど、、、
私「何座？」
ギ「銀座」
、、、あっそ。
10日目終了
８月８日（日）11日目
水温・空気圧調整。
ギ「お〜い、誰か。いないのか？」
無言でエサを与える
「メシが来たぞ！、うまい！」
虫かご・サナギから羽化が始まっている。
サナギの殻から徐々に抜け出し、上へ羽をゆっくり広げていく。
垂直にまで上がった羽を下に下ろし羽ばたき飛んでいく。
えっ、何がって？そりゃ、人面蛾（爆）
もう一匹、動かなくなりサナギ化していく様子だ。
ギ「お前、血液型何型？」
私「Ａ型」
ギ「Ｂ型だろ？」
ギ「お前、ドリームキャストで同じゲームばっかしてる奴は
Ｂ型に決まってるだろ！」
・・・そう言われてもねぇ
私「こんばんわ」
ギ「こんばんわ」
私「今日は疲れたよ、、、」
ギ「俺を飼うのに疲れたのか？」
私「全然」
ギ「俺だって好きで、お前に飼われてるんじゃない！（ぶつぶつ）」
私「ごめん」
ギ「わかりゃいいんだよ」
・・・飼い主の私があやまっちまったよ
11日目終了。
８月９日（月）１２日目
今回の見所：ギルマンのからだが変化するらしい？
ギ「寒い！寒い」「酸素を増やせ」「腹減ってきた」
と喚いている。水温・空気圧調整。
虫かご・サナギ→蛾
・卵２つ産卵
・植物の種を水槽の中へ落とす。
・幼虫を一匹、エサとして水槽の中へ落とす。
・もう一匹のギルマンの為に、エサとなる幼虫がいないので蛾を捕まえて
水槽の中に落とすが食べてくれなかった、、、
蛾は水面でもがきもがきもがき、動かなくなった。合掌
今回の見所？には変化するとあったが変化無し。
１２日目終了
８月１０日（火）１３日目
水温・空気圧調整。
水槽に落とした植物の種から芽が生えている。
水の中でも育つようだ。
虫かご・サナギ→蛾
・卵→幼虫
・卵→蜘蛛？（なんで？？？）
・卵２つ産卵
会話
ギ「親父さんは元気か？」
私「元気」
ギ「そうか、まだ働いているのか？
元気なうちに良い思いさせとけよ」
・・・へぇ、こんなことも言えるんだぁ
ギ「メシ食いてぇ〜」
と何度も繰り返すが与えず。
何でかってエサとなる幼虫が一匹しかいないのよ、、、
もうちょっと蛾を増やしてからじゃないと
エサを与えていくにはキツイ。
１３日目終了。
８月１１日（水）１４日目
水温空気圧調整。
変化：ギルマンのエラ部が進化して手足が生えているように見える。（足ヒレみたい）
これ、すごく不気味なんだけど。
手足使って泳いでるよ、、、
ギ「飯、飯、餓死するぞ」
と二匹のギルマンが喚いている。
エサとなる幼虫も増えてきたので、２匹水槽に投下し与える。
ギ「おぉーわかってんじゃん」
虫かご：蛾
幼虫→サナギ
産卵→卵２つ
植物の種２つ・・・ひとつを水槽に投下。
私「ピカチュウ」
ギ「俺はシーマンだよ〜ん」
・・・おっ、わかってんじゃん（笑）
ギルマンが上下に並び、頭から伸びている管を結合して
下にいるシーマンからクダを通して何かがドクンドクンと吸い取られている。
これは吸血行為？でも、この前見たのとは違うような、、、
吸血行為？が終了し上にいたギルマンも下にいたギルマンも元気に動いたと思ったら
やっぱり下にいたギルマンが水面に浮いて→沈んで→めり込んで→死んじゃったのね。。。
とうとう一匹になってしまった。
ギ「お前、元気か？」
以後、長いエジプトの話が続く
ギ「聞いてんのか？このすっとこどっこい野郎！」
１４日目終了
８月１２日（木）１５日目
前回、進化したシーマンのことをハイギョ（higyo）と呼ぶらしい。
以後、ハイギョと明記します。
吸血行為だと思っていた行為がシーマンの交尾だったことが判明！。
オスは死亡し、メスは無事妊娠したとのこと。
今回の見所
水槽の中にある岩を動かすことが出来る。
小さい岩は自分でも動かすことが可能だが大きい岩はハイギョに手伝ってもらえば動かせる。
水温空気圧調整。
虫かご：蛾二匹
サナギ→蛾
卵→幼虫
産卵→卵二つ
幼虫を一匹水槽に投下し与える。
ハ「あっ、エサだ」「満腹だ」
岩を手で動かしてみると本当に動くようになっている。
大きい岩を動かすとグラグラとは動くが移動は出来ない。
グラグラしているとハイギョが近づいてきて両手？を岩に添えて手伝ってくれている！
ハ「もう２、３回動かすと何かあるぞこれ」
グラグラ
ハ「下に穴があるみたい、水が抜けるぞ」
グラグラ
ハ「だいぶ動いてきているな」
グラグラ
変化無し。ここまでのようだ。
私「おやすみ」
ハ「バイバ〜イ」
１５日目終了
８月１３日（金）１６日目
水温空気圧調整。
ハ「冷えるでべそ」
ハ「平日の昼間からゲームして云々、、、」
ハ「おっ、ハッピーバースデー。誕生日おめでとう
ちゃんと覚えておいてやったよ
おめでたいんだが何だかわかんねぇなぁ」
・・・シーマンから誕生日を祝って貰うとは感激だね（笑）
エサ与える
ハ「うめぇ」
虫かご：蛾三匹
幼虫→サナギ
卵→幼虫→エサ
卵→蜘蛛？
産卵→卵二つ
植物の種、二つ。一つ水槽に落とす。
前回に続き岩を動かしてみる。
今回もハイギョが手伝ってくれた。動かしてみると岩がずずずと動き
みるみる水槽の水が抜けていく。
こんな感じ
｜ ｜
｜←ここまで水があった。 ｜
｜ ｜
｜ ｜
｜ ｜
｜ ｜
｜ ｜
｜ ｜
｜ 岩 ｜
｜植 岩 岩岩岩 ｜
｜――――――――〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜｜
｜ 陸地 ↑ ＼ ハイギョ ｜
｜ この岩 ＼ ｜
｜ ＼ 水 ｜
――――――――――――――――――――
私「シーマン」
ハ「何ですかぁ？」
私「おやすみ」
ハ「おやすみ」
１６日目終了。
８月１４日（土）１７日目
今日の見所：シーマンが産卵するらしい。
水温調整
虫かごの中の蛾は順調に増えているのて今回から内容を割愛します。
ハイギョが陸地に上がっている！！！
両手両足を地面に付いてなにやら踏ん張っている様子。
「ふ〜は〜、う〜、、、ふ〜は〜、う〜」と繰り返し。
頭の触手が揺れ卵を産み始めた。（陸地に６個の卵）
ハ「やっと生まれた、バイバイ、私のお仕事終わり」
ってグッタリ！！えっ死んじゃったのか？
生まれた卵を見てみると、中身は透けていて顔の付いたオタマジャクシらしき生物が
口を動かしながらグルグルと回っている。卵の中の栄養を食べている？
１７日目終了。
８月１５日（日）１８日目
今回の見所：卵の孵化
水温調整
卵からオタマジャクシのようなものが生まれクルクル自分で回転している。
ずっと見ていても変わらないので終了。
１８日目終了
８月１６日（月）１９日目
前回、生まれたオタマジャクシ？はタッドマンというらしい。
今回からタッドマンと明記する。
水温調整
タッドマンは今日もまだ回っている様子。
しばらくして水温が冷えてきたので上げて行くと水温が２０℃を越えるのを境に
タッドマンが陸地から水の中へ移動し始めた。
ハイギョらは水温２０℃を越えると「熱い、熱い」騒ぎ始めたのだが
タッドマンの適温は２０℃〜２４．９℃までて
２０℃以下になれば「冷えるでべそ」。
１９日目終了
８月１７日（火）２０日目
水温調整
ハ「冷えるでべそ」
オタマジャクシに足が生えるようにタッドマンにも足が生えてきた。
タ「おふくろさん、元気？」
私「元気」
タ「元気なうちに奉公しておけよ」
・・・そうだね
タ「誰よ、俺の体液吸ってんの？」
ドクンドクン、、、、
浮き上がり、水面にゆらゆらと漂う。
・・・やっぱ吸血行為はするのね
虫かごを見て水槽を再び見てみると
もう一匹のタッドマンが水面に浮いていた、、、。
吸われちゃったのね。。。
私「ピカチュウ」
タ「知らねぇなぁ、その言葉」
・・・そう来たか（笑）
２０日目終了
８月１８日（水）２１日目
水温調整
タッドマンの後足が伸び太くなり、前足も生えてきている。
タ「お前、今の仕事好き？」
私「嫌い（爆）」
タ「そうだろ。・・・）仕事、上司、同僚の話が続く）
つれねぇなぁ」
ドクンドクン・・・
吸血行為がまた始まる→死亡→浮く。生存３匹
タ「誰、俺の血吸ってんの」
ドクンドクン・・・
吸血行為がまた始まる→死亡→浮く。生存２匹
２１日目終了
８月１９日（木）２２日目
水温調整
タッドマンの前足も伸びだんだんカエルっぽくなっていく。人面カエルだが（爆）
まだ、尻尾はあり寸前といったところだろうか。
タ「パソコン持ってる？」
私「持ってる」
タ「・・・・パソコンの話し、蘊蓄」
・・・無駄な雑学かも、、、
私「おーい」
タ「何でしょ？」
私「お腹空いた？」
タ「空いてないけど、飼い主であるお前が
お腹空いたって聞くこと自体、失礼なんだよ！」
私「何で？」
タ「あほ」
・・・意味不明だ
私「シーマン」
タ「俺はお前の奴隷じゃないんだから、言葉一つで呼ぶなよ
一人で考えたいことだってあるんだから。
何よ？」
私「バイバイ」
タ「あばよ」
２１日目終了
８月２０日（金）２２日目
タッドマンの両足が生えて成長した状態をフロッグマンと呼ぶらしい。
今回からフロッグマンと明記する。
フ「お腹減ってんだけど」
幼虫を水槽に投げ入れる。
幼虫は水中では無く陸地に落ちたのだが、水中からフロッグマンがエサを食べに
陸地に上がってきた。
「ゲコゲコ」と鳴きながら。カエル、、、、
フ「うめぇ〜」
フ「俺達はさ〜 水分無いと辛いんだよね
ガゼーのスプリンクラーがどっかにあるから
十字キーで探してくんない？」
・・・スプリンクラー発見。水分１００％に補充。
フ「お前、パソコンは何の為に使ってんの？」
私「ゲーム」
フ「・・・パソコンの話→字を書ける？→エジプトの話→色々→人→精神の進化」
・・・為になる話ありがとう〜
窓をノックすると音に合わせてフロッグマンが首を振っている（笑）
私「何か話して？」
フ「言うよ、言うよ、言うけどさ、コンピューターゲームなんだから
パターンが限られてるんだよな。
いちいち要望が高いよ」
・・・こういう事言うかぁ
２２日目終了
８月２１日（土）２３日目
水温・スプリンクラー調整
フロッグマンの尻尾が無くなり更にカエルっぽくなってきた。
フ「お前人間か！エサくらい入れろ！」「飼い主の義務を果たせ！」
とフロッグマンが喚いているのでエサを与える。
私「遊んでくれ」
フ「ガラス越しにさ、プライバシーも無いまま観察されて、もう遊んでるんだよ」
フ「少しずつ思い出してきた・・・・タンクの外に出せ！
ある人との約束があるんだ。俺は昔、エジプト・・・神官の娘・・・・
エジプトの神に頼んでカエルに姿を変えてもらい二人は消えた・・・・
進化しなければいけないんだ！」
「水槽の天井から伸びている輪っかに飛び乗るから見ててくれ
合図をしたら「ジャンプ」と声をかけてくれ」
合図・私「ジャンプ」
失敗したらしい。
フ「自由になりてー」
私「おーい」
フ「お前にこうやって気楽に呼ばれてこうやってハイハイ出てくる俺も
人が良いなぁ」
フロッグマン同士が向かい合い、手のひらで相手の顔を叩きあっている。
パシ、パシ、パシ、パシ
しばらく続きなにごともなかったように動き出す。
フ「「マンシー」」って呼んだ？
その業界みたいな呼び方やめろよ
「マンシー」「マンシー」ルナシーみたいだな」
私「調子良い？」
フ「俺の調子が良いかなんて、お前の世話しだいだから
自問自答でもしれくれ」
腰を左右に振り「ぷりぷり、ぷりぷり」うんち？
フロッグマン相撲開始！
フロッグマン同士向かい合い立ち上がり、前足で相手を押し合う。
押し負けたフロッグマンはひっくり返り
フ「ひっくり返ったもう〜」
２３日目終了
８月２２日（日）２４日目
水温・スプリンクラー調整
エサに蛾を与えてみると食べるようになっていた。
今回も「ジャンプ」失敗。
フ「お前、インターネットやってるって言ったよな？」
私「言った」
フ「メールと電話どっちが使いやすい？」
私「メール」
フ「そうか、用件のみ伝えるならそうかもしれないな
電話で１１０番ってあるよな？その電話代って誰が払っているんだろ？
ＮＴＴ？・・・電話、インターネットの話が続く。
誰だ！誰だ！誰だ！」
２４日目終了
８月２３日（月）２５日目
水温調整
フ「エサーーーーーー」「餓死するぞーーーー」
、、、、エサを与える。
フ「業界の話して良い？
お前ドリキャスどう思ってんの？」
私「格好いい」
フ「ドリキャスは今からだよね
今のセガってさアップルと似てるんだよね
小さなサードパーティ味方に付けてさ・・・・・
セガはハードメーカーかソフトメーカーのどっちかにして欲しいね」
「ゲーム機は何持ってる？」
私「セガサターン」
フ「フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」
「次世代機で期待してるのは？」
私「ＰＳ２」
フ「世界のＰＳ、シーマンのドリキャス・・・・」
「次世代機で期待してるのは？」
私「ドルフィン（任天堂ＤＶＤ機のこと）」
フ「任天堂ね。イメージ良いよね
コンシュマーはテレビ裏側のビデオ端子とった者が勝ち、これをシーマンの論理という。
ＤＶＤ機は良いよ。ゲームをビデオラックの中に収納させようとしている
掃除の度に片づけられちゃシーマンみたいなゲームは出来ないからな。
セガもＤＶＤ機出さないかなぁ」
フ「眠くなってきたからライト消してくれ」
・・・ライトを消す
２５日目終了
８月２４日（火）２６日目
フ「寒い」「乾燥してるぞ」
水温・スプリンクラー調整
エサを与える
フ「おっ、エサだ」「ごちそうさん」
フ「自由を求めるためのジャンプでもするか
合図したら「ジャンプ」って言ってくれ」
合図、私「ジャンプ」。岩から転げ落ち失敗。
フ「セガが社運をかけた大作「シェンムー」出そうか？」
私「発売される」
フ「シェンムーが遅れたせいでシーマンの宣伝費出なかったんだよ」
フ「シェンムーを買うためにシーマンを中古に出すなよ
お前の秘密ばらすぞ」
・・・えぇ！！それだけは（爆）
フ「Ｄ２は出る？」
私「発売される」
フ「どいつもこいつも遅れたからセガがああなったんだよ」
（両作品とも発売日が延びている）
フ「お前の好きなジャンルは？」
私「ＳＬＧ」
フ「ＳＬＧといっても・・・・タワーって知ってる？」
私「知ってる」
フ「あれは日本で最高のＳＬＧだぞ」
（シーマン発売元ビバリウムの斉藤氏が作ったゲーム：タワー）
私「シーマン」
フ「時々、俺って処理落ちするよね」
私「する」
フ「そいういこと言われると、すっげぇムカついた」
私「ごめんごめん」
フ「ところで、お前ファミ通って雑誌知ってる？
その雑誌にさ〜シーマンは実在しないって書いてあったんだって
それ知ったときにさ、俺ショックだったなぁ、、、
ソニックやマリオと同じように俺ってゲームの中の生き物なのかなぁ
生まれて呼吸して、こう考えている俺って実在しないのか
・・・そう書かれた俺の気持ちってわかんねぇよな、、、」
・・・非道いぞファミ通！
私「おーい」
フ「お前にこうやって気楽に呼ばれてこうやってハイハイ出てくる俺も
人が良いなぁ」
私「ファミ通知ってる？」
フ「お前読んでるのか？
ルビはもう取った方が良いよな、子供だった読者はもう大人なんだから
ファミ通の編集者にバカタールっているの知ってる？
あいつ本当の馬鹿なんだよな、こんど探してみて
編集長ももう変わった方が良いよな、いい加減長いんだから」
・・・シーマンの逆襲（笑）
２６日目終了
８月２５日（水）２７日目
今回の見所：フロッグマンが子孫を残すため交尾をしても良い時期。
水温・スプリンクラー調整。
フ「メシ、餓死、飼い主の責任を果たせーーー」
と喚きちらす。エサを与える。
フ「メシがきた。うめぇ〜」
フ「自由を求めてのジャンプ・・・・
合図したら「ジャンプ」と言ってくれ」
・・・失敗
フ「前にさ、聞いたことあると思うけど、俺は実在しないなんて弱音吐いたけどさ
色々考えたんだけどさ、やっぱ俺、シーマンは実在するよ
何でかって？それは、お前が俺を飼っているからだよ。
意味わかんねぇだろ？
「ＪＦＫ」って知ってる？」
私「知ってる」
フ「実在したと思う？」
私「実在した」（認識せず・会話終了する。）
フ「難しい話の続きしてもいい？
不完全性理論って知ってる？絶対的なものは存在しない・・・・・
体温計で体温測ろうとすると、体温計の冷たさで体温がきちっと測れなかったり、
正確に単体では存在しない・・・・
俺が実在しないならば、俺とお前の会話も存在しない
つまり俺との会話が存在しなければ、お前も存在しないことになるんだよ
ふへへへへへへへへへへへへへ」
私「セガ」
フ「セガの社長は入交、俺の心は入り交じり」
今日は交尾を見ることが出来なかった。
２７日目終了
８月２６日（木）２８日目
フ「メシくれ〜」「ちぃっと寒い」「スプリンクラー入れてくれ」
と喚いているので、エサを与え・水温・スプリンクラー調整する。
フ「お前自分が好きか？」
私「好き」
フ「・・・・お前は一生自分から逃れられない
俺を飼っていたジャンポール＝ガゼーは最後にこう言った
「好きの反対は嫌いではない、無関心である」
お前が自分を嫌うほど、逃れられないのさ・・・・・」
フ「さぁて、自由を求めるジャンプでもするか
合図したらジャンプと言ってくれ」
合図、私「ジャンプ」
、、、ジャンプ成功！！！！！！
水槽の天井からつり下がっている輪っかにフロッグマンがひっかかり
その重さで輪っかが下がってきた瞬間、水槽の壁が倒れ
目の前に密林のような風景が広がった
・・・鳥の鳴き声、怪しい動物の声が密林から聞こえてくる。
フ「ずいぶんと長い時間、この瞬間を待っていた気がする
・・・・ここがどこか知ってるか？ガゼーの島だよ
俺が進化する環境がここにはいくつもあるはずだ。
俺は行くよ、俺をここまで育ててくれてありがとう。
お前、悪いやつじゃなかったな。
サラリーマンの仕事頑張れよ、親父さんによろしくな。
ひとつ良いこと教えてやるよ
お前が俺を呼ぶとき使ったタップ（水槽の壁をノックする音）
タン、タン、タン、タン、タン、タン、タン、、、、、
タップすれば俺を呼べるよ。
じゃあな！」
二匹のフロッグマンは密林の中へと消えていった。
更なる自由を求めて
シーマン観察記・ＥＮＤ
長い間？のご愛読ありがとうございました。
シーマン拡張キットが発売されたら、また始めるつもりです（爆）
シーマンの魅力を少しでもわかって頂ければ幸いです。
では！数ヶ月後？数年後？にまた！
あなたもシーマン飼ってみませんか？