右上があずきもち、左上がじんだんもち、下が納豆もちです。特にじんだんもちについてですが、この辺りでは、枝豆をすりつぶして甘く味つけした写真のようなものを「じんだん」と言います。最近全国的には、 「ずんだ」という名称で有名になってきているようです。この辺りの特色ある食べ物かもしれません。
Takahashi家の雑煮です。醤油味です。餅の他には、豚肉、ごぼう、みつぱ、まいたけ、ねぎ等が入っています。
餅がつきあがるまでの様子をお知らせします。
まず、もち米をといで、水に一晩(12時間前後)ひたします。
続いて、蒸かしかんで、45分前後蒸かします。
もち米が蒸けたらいよいよ臼にもち米をあけます。すぐつきはじめるわけでなく、まずはもち米の粒がある程度つぶれるまで、杵でこねます。つくより力がいります。
そして、最終段階が餅つきになります。餅を返す人とつく人の呼吸を合わせわながらつきます。
つきあがった餅はすぐにちぎります。お正月の場合は、鏡餅用のお供え餅をまず作ります。
そして、鏡餅となり、お正月には床の間にかざられることになります。
いろいろな種類の餅を楽しみますが、何にしてもつきたての餅を食べられるのがなんといっても最高です。