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RT−618 操作概要
マルハマ RT−618 操作概要
===== 目次 =====
1.仕様
1−1.受信周波数範囲
1−2.メモリー登録数
1−3.エリアメモリー登録内容[BANK A],[BANK B](登録済)
1−4.エリアメモリー[BANK AB](任意入力)
2.ボタン,キー等の説明
2−1.キーボードのボタンの機能
2−2.他のボタン,ツマミの機能
2−3.LCDパネル表示の説明
3.受信操作説明
3−1.本機の用語
3−2.基本設定
3−3.エリアサーチ(登録済みエリアの自動選局)
3−4.ダイレクト受信(任意周波数指定の受信)
3−5.パーソナル無線データの解読
3−6.エリアメモリ入力
3−7.チャンネルメモリ入力[グループ入力 MEMOAまたはB]
3−8.チャンネルメモリ入力[任意入力 MEMOAB]
3−9.パスメモリの入力(最大500ch)
3−10.パスメモリの消去
3−11.メモリー編集
3−12.メモリーの全消去
3−13.メモリー登録したエリアのサーチ
3−14.グループ別にメモリー登録したチャンネルのスキャン
3−15.メモリー登録したチャンネルを直接呼び出し受信(MEMOAまたはMEMOB)
3−16.メモリー登録したチャンネルをマニュアルモードで直接呼び出し受信(MEMOAB)
3−17.プログラムサーチ
3−18.プログラムスキャン
3−19.プライオリティメモリ入力
3−20.プライオリティ受信
1.仕様
1−1.受信周波数範囲
0.5〜1300MHz
1−2.メモリ登録数
エリアメモリ :登録済 :20組(変更不可)・・・バンクA,バンクB
任意入力 :10組 ・・・バンクAB
チャンネルメモリ :グループ別メモリ:10ch×20グループ・・バンクA,バンクB
任意メモリ :600ch ・・・バンクAB
プライオリティメモリ:1ch(初期設定済み,変更可)
パスチャンネルメモリ: 500ch
1−3.エリアメモリ登録内容 [バンクA],[バンクB](登録済)
BANK,No 分類 周波数範囲(MHz)
A1 NTT自動車電話 870.0125〜884.9875
A2 新電電系自動車電話 843.0125〜845.9875,860.0125〜869.9875
A3 コードレスTEL,特小TRX 380.2125〜381.3125,421.575〜422.800
440.0125〜440.400
A4 VHF/UHF TV音声 95.75〜221.75,475.75〜769.75
A5 FMラジオ放送 76.10〜89.90
A6 AMラジオ放送 0.504〜1.629
A7 アマチュア無線 144.000〜145.990,430.000〜439.990
A8 MCA業務無線,JSMR無線 834.0125〜837.9875,850.025〜859.975
A9 パーソナル無線 903.0375〜904.9875,901.0375〜902.9875
899.0375〜900.9875
A0 防災行政,パーソナルdown 897.0375〜898.9875,985.0375〜896.9875
893.0375〜894.9875,891.0375〜892.9875
899.0375〜890.9875
B1 自動車電話移動局 898.0125〜900.9875,895.0375〜896.9875
925.0115〜939.9875
B2 署活系警察無線 347.7125〜350.100,361.100〜362.250
B3 官公庁,道路公団,JR無線 365.500〜375.9875,381.400〜399.9875
406.200〜419.9875
B4 航空無線 118.000〜141.950,225.000〜347.000
B5 航空無線電話,マリネットホン 830.0125〜833.9875
B6 ワイヤレスマイク,マスコミ 222.000〜249.300,470.400〜488.800
797.125〜809.800,940.000〜960.000
B7 消防,救急,鉄道,マリンバンド 146.000〜154.300,156.000〜162.000
B8 コンビニエンスラジオホン 815.0125〜820.9875
B9 短波 2.000〜29.995
B0 盗聴器電波 134.000〜442.900内の20波
1−4.エリアメモリ [バンクAB](任意入力) (メモとしてお使い下さい)
No 周波数範囲(MHz) ステップ,モード 分類,内容
1 〜 . k
2 〜 . k
3 〜 . k
4 〜 . k
5 〜 . k
6 〜 . k
7 〜 . k
8 〜 . k
9 〜 . k
0 〜 . k
2.ボタン,キー等の説明
2−1.キーボードのボタンの機能
1)数値キー1〜0,./CLEAR
周波数,チャンネルステップ,エリア(バンク)No,グループNoの指定
2)1/PRESS パーソナルキー
パーソナル無線のデータ表示時間変更
3)ENTER エンターキー
入力値の確定
バンク/メモリモードからマニュアル選局モードへ切換
4)FUNC ファンクションキー
メモリー登録時のキー機能切換
パーソナル無線のデータ表示時間変更
5)MODE/PASS モード/パスキー
受信モードの切換(受信周波数により受信可能なモードにのみ切換可)
2秒押しでパスメモリーの登録(受信中の周波数を登録)
6)STEP/SET ステップ/セットキー
チャンネルステップの切換(受信周波数により可能なステップにのみ切換可)
2秒押しでチャンネルメモリーの登録モード
7)HOLD/DELAY ホールド/ディレイキー
サーチ・スキャン時の電波受信時の待ち時間設定
キーを押す毎に2秒→5秒→10秒→ホールドと切換
ホールド時は受信したチャンネルでサーチ/スキャンは停止
ディレイ時は指定した時間経過後サーチ/スキャン再開
8)BANK/MEMO バンク/メモリーキー
メモリーのバンク切換
マニュアルモードからメモリ/バンクモードへの切換
キーを押す毎にBANK[A]→[B]→[AB]→MEMO[A]→[B]→[AB]
の順で切換
9)LIGHT/KEY ライト/キーロックキー
バックライトの点灯(一定時間)
2秒押しでキーロック(キー操作のロック)/解除
10)PRO/PRI プログラム/プライオリティキー
プログラムサーチ・スキャンを行うキー
2秒押しでプライオリティ受信開始/中止
2−2.他のボタン,ツマミの機能
・左側面
1)SEEK(UP/DOWN) アップ/ダウンボタン
自動選局(サーチ・スキャン)の方向指定
マニュアル選局時の周波数アップ/ダウン
メモリーチャンネルの選択
2)START/STOP スタート/ストップボタン
自動選局(サーチ・スキャン)の開始/停止
3)電源スイッチ
・本体上部
4)SQL スケルチツマミ
電波を受信していない場合のノイズ停止回路の調整
5)BFO BFOツマミ
受信モードがSSBモードの音声周波数調整
・本体右側面
6)VOL 音量調整ツマミ
7)CHG 外部電源ジャック
専用のACアダプタやシガーライター用コードを接続するジャック
外部電源で動作するとともに、内部の電池の充電が行われる。
注意)外部電源が接続された状態では常時電池の充電が行われる為
過充電に注意。
・内部
8)リセットスイッチ(電池蓋内)
内部のマイコンの初期化
2−3.LCDパネル表示の説明
1)FM-N,FM-W,AM,AM-SSB表示
受信モードの設定(MODE/PASSキー参照)
2)KEYLOCK表示
キーロック状態を示す(LIGHT/KEYキー参照)
3)バッテリC表示
バッテリ電圧低下の表示
4)HOLD/DELAY表示
受信待ち時間の設定表示(HOLD/DELAYキー参照)
5)PRI表示
プライオリティモードの設定表示(PRO/PRIキー参照)
6)▲▼表示
サーチ/スキャン時のアップ/ダウン方向表示
(SEEK(UP/DOWN)ボタン参照)
表示が消えている時はサーチ/スキャンが停止状態
7)7桁の数字表示
周波数表示
パーソナル無線のデータ表示
8)3桁の数字表示
チャンネルステップの表示(kHz,マニュアル受信時)
メモリーチャンネル番号表示(CH,メモリー受信時)
パーソナル無線のチャンネル表示(CH,パーソナル無線モード時)
9)A,B,1〜9,0表示
バンク表示(BANK/MEMOキー参照)
10)MANUAL/MEMO/BANK表示 マニュアル/メモリー/バンク
選局モードの表示(ENTERキー,BANK/MEMOキー参照)
11)PRS CH
パーソナル無線モード(受信待ち)
12)GUN NO/ID NO
パーソナル無線データ表示(郡番号,ID番号)
3.受信操作説明
3−1.本機の用語
エリア:受信周波数範囲
サーチ:エリアメモリの範囲内をスキャン
シーク:マニュアル受信時のスキャン
3−2.基本設定
電源ON→音量調整→スケルチ調整
3−3.エリアサーチ(登録済みエリアの自動選局)
例)BANK[A]エリア[1](自動車電話基地局)の自動選局受信
1)基本設定
2)BANK/MEMOキーでBANKの切換(「BANK[A]」を選択)
3)テンキーにてエリアを指定(テンキーの[1]を押す)
4)START/STOPボタンでサーチ開始
電波を受信するとサーチが停止し電波が受信
HOLD/DELAYキーの設定によりそのまま停止/または
指定時間経過後サーチ再開
5)SEEK(UP/DOWN)ボタンを押すと、マニュアルで選局
3−4.ダイレクト受信(任意周波数指定の受信)
1)基本設定
2)ENTERキーを押しMANUAL選局モードに切換
3)テンキーより周波数を入力
(入力ミスした場合はCLEARキーにより再入力)
4)ENTERキーを押し周波数入力値を確定
ENTERキーを押した時点でその周波数に設定される。
(周波数の端数はチャンネルステップの設定値に合うよう自動補正)
5)必要により受信モードを切換
受信モードはMODE/PASSキーで切換
(受信している周波数により切換に切換に制限あり)
※SSBモード時の扱いは別項
6)SEEK(UP/DOWN)ボタンによる周波数アップ/ダウン及び
START/STOPボタンでオートサーチ(自動選局)も可能
その場合はチャンネルステップ,ディレイ時間を設定しておく。
7)チャンネルステップはSTEPキーにより切換
(受信している周波数やモードにより切換に制限あり)
※チャンネルステップの切換はエリア受信時も変更可
8)元のエリアに戻す場合はBANK/MEMOキーを押す。
9)SSBモード時(オートサーチは出来ない)
SEEK(UP/DOWN)ボタンで選曲し、電波を受信したら、
BFOつまみにより、正しい音声が聞こえるように調整する。
3−5.パーソナル無線データの解読
1)パーソナル無線のデータ待ち状態で(PRS CH表示時)
データ受信した場合
チャンネルNo表示
郡番号(5桁)→ID番号(上6桁)→ID番号(下6桁)の順で表示
2)データの表示時間変更
FUNCを押す
1/PRESを押す
数字1桁入力(表示時間0〜9)
ENTERを押す
※マニュアルモード時はチャンネルデータ受信しない。
3−6.エリアメモリ入力
※エリアメモリ:範囲指定
1)[FUNC]→[BANK/MEM]にてBANKABに切換
2)テンキーよりエリアNo(1〜0)を入力→[ENTER]
3)下限周波数を入力→[ENTER]
4)上限周波数を入力→[ENTER]
※周波数入力中に受信モード,ステップ,ディレイ時間を指定
3−7.チャンネルメモリ入力[グループ入力 MEMOAまたはB]
※グループ:分野(ジャンル)別に分けてメモリ&スキャンする場合
1)[FUNC]→[BANK/MEM]にてMEMOAまたはMEMOBに切換
2)テンキーよりグループNo(1〜0)を入力→[ENTER]
3)テンキーよりチャンネルNo(0〜9)を入力→[ENTER]
4)周波数をを入力→[ENTER]
※周波数入力中に受信モード,ステップ,ディレイ時間を指定
3−8.チャンネルメモリ入力[任意入力 MEMOAB]
※分野(ジャンル)を分けずに任意にメモリ
1)周波数をを入力→[ENTER]
2)[STEP/SET]を2秒以上押す
3)チャンネルNo(000〜599)を入力
4)[ENTER]
※3)のチャンネルNo入力を省略すると登録した順の
チャンネルNoにメモリされる。
(メモリしたチャンネルNoが表示)
※周波数入力中に受信モード,ステップ,ディレイ時間を指定
※MEMOABに登録後、MEMOAまたはBに編集可(後述)
3−9.パスメモリの入力(最大500ch)
※スキャン時に受信せずにスキップ(パス)する周波数を登録
1)不要な周波数を受信(入力)
2)[MODE/PASS]を2秒以上押す
("PASS"表示とチャンネルNoが表示)
3−10.パスメモリの消去
1)[FUNC]→[MODE/PASS]
最後に登録されたチャンネルが表示
2)消去するNoを入力
テンキーで入力またはUP/DOWNキーで検索
3)[ENTER]
4)[BANK/MEM]で元の状態に戻る
3−11.メモリー編集
※MEMOABに登録後、MEMOAまたはBに整理する場合
1)[BANK/MEM]キーでMEMOABを呼び出す
2)UP/DOWNボタンで呼び出したいメモリーチャンネルNoを指定
3)[FUNC]を押す
4)[BANK/MEMO]キーで書込みたいMEMOAかMEMOBを選択
5)テンキーで登録したいグループNoを指定→[ENTER]
6)テンギーで登録したいチャンネル(メモリ)Noを指定→[ENTER]
7)[ENTER]を押し完了
3−12.メモリーの全消去(操作注意!!!)
※エリアメモリー及びチャンネルメモリー,プライオリティメモリの
登録を全て消去(初期化)
1)電源をOFF
2)[0]キーと[ENTER]を押しながら、電源をON
(約10秒で消去完了。消去中は何の動作もしない)
3−13.メモリー登録したエリアのサーチ
BANKABを呼び出す以外、3−3項に同じ
3−14.グループ別にメモリー登録したチャンネルのスキャン
1)[BANK/MEMO]キーでMEMOAまたはMEMOBを選択
2)テンギーよりグループNoを入力
3)START/STOPボタンでサーチ開始
(チャンネルNo0〜9までスキャンする。)
3−15.メモリー登録したチャンネルを直接呼び出し受信(MEMOAまたはMEMOB)
1)[BANK/MEMO]キーでMEMOAまたはMEMOB
2)テンキーよりグループNoを入力
3)UP/DOWNボタンでグループ内のチャンネルを指定
3−16.メモリー登録したチャンネルをマニュアルモードで直接呼び出し受信(MEMOAB)
1)[ENTER]キーを押しマニュアルモードにする。
2)テンギーよりメモリーのチャンネルNoを入力
3)[ENTER]キーを2秒押し
3−17.プログラムサーチ
※メモリー登録された複数のエリアまたはグループを順番にサーチ
例)BANKAのエリアNo2,4,6を順番にサーチする場合
1)[BANK/MEMO]キーでBANKAを選択
2)テンキーで最初のエリアNo[2]を指定
3)[PRO/PRI]キーを押す
4)テンキーで残りのエリアNo[4][6]を指定
5)START/STOPボタンでサーチ開始
(サーチ中のエリアNoが点滅)
6)プログラムサーチの中止は[PRO/PRI]キー
3−18.プログラムスキャン
※同じメモリー内の複数グループを順番にスキャン
例)MEMOAのグループNo2,4,6を順番にスキャンする場合
1)[BANK/MEMO]キーでMEMOAを選択
2)テンキーで最初のグループNo[2]を指定
3)[PRO/PRI]キーを押す
4)テンキーで残りのグループNo[4][6]を指定
5)START/STOPボタンでスキャン開始
(スキャン中のグループNoが点滅)
6)プログラムスキャンの中止は[PRO/PRI]キー
3−19.プライオリティメモリ入力
1)[FUNC]→[PRO/PRI]キーを押す
2)プライオリティ受信する周波数を入力し[ENTER]
3−20.プライオリティ受信
1)[PRO/PRI]キーを2秒押し
(LCDに[PRI]表示し、3秒間隔でプライオリティ周波数に切換
信号があれば受信継続。信号なければ元の周波数に戻る。
受信状態でSTART/STOPボタンを押すと、受信が終了しても
そのまま受信待ち状態となる。)
2)プライオリティ受信の中止は[PRO/PRI]キーを2秒押し
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