繰り上げが可能になったのは・・・ ・工事行程に一定のめどがついた ・県と沿線自治体との協議で、踏切統廃合、駅舎改築、無料駐車場の整備に 見通しが得られた 等の理由である。 開業時期の繰り上げにより、冬期間のバス代行輸送を避けられる他、 年末・年始の輸送繁忙期前に供用可能となる。
平成9年2月 計画の正式決定 平成9年5月1日 着工 現在 支障物の移転工事等 (私が確認した所でも、山形駅4番線ホームの福島方の 改軌工事や、北山形駅でのホーム増設工事がなされている。) 平成10年10月 山形−羽前千歳間の単線運転化 平成11年3月中旬 狭軌から標準軌への改軌工事 (一部区間でバス代行開始,但し仙山線,左沢線は通常通り運行) 平成11年7月 全面バス代行開始 平成11年秋頃 改軌工事完了 (その後、運輸省の検査,訓練運転実施) 平成11年12月上旬 開業 ※バス代行輸送の詳細は、4項参照
平成4年のべにばな国体開催に合わせて改築が済んでいる 天童を除いた沿線下記駅の改築がいよいよ本格化する。 ・新庄 ・大石田 ・楯岡 ・新東根 また各駅ではパーク・アンド・ライド方式をにらんだ 無料駐車場の整備を予定。(新庄では1000台規模。)
現在79箇所ある踏切を、34箇所に減らす。 (29箇所が立体交差化。)
・平成11年3月中旬より一部でバス代行開始 ・平成11年7月より全面バス代行
・「快速」と「各停」の2タイプ ・3月中旬〜6月いっぱいは、ラッシュ時(午前6時〜9時, 午後5時〜9時)には、天童〜新庄間で代行輸送とし、 山形〜天童間は既存列車運行により対応。ラッシュ時以外 は在来線をストップ、全面バス代行とする。 ・7月〜開業時では、山形〜新庄間は終日バス代行。 ・運行ルートは、国道13号線及び旧国道13号線。 「快速」と「各停」でルートが異なる箇所がある。 ・山形,天童,東根,楯岡,大石田,新庄の各駅を 基本的に始発・終点とする。 ・区間別運転本数は今後の輸送量調査で決定。
ここまでの参考資料 ’98年5月22日付 山形新聞朝刊 ’98年6月6日付 山形新聞朝刊 ’98年6月24日付 山形新聞朝刊
新庄延伸に辺り、「つばさ」用そして、ローカル列車用の 車両の増備が行われるものと思われるが、どんな車両が登場するのか、 話題が尽きない所である。 また、特急「こまくさ」の廃止が噂されている等、山形〜大曲(秋田)間 の鉄道がどのように変わっていくのか興味深い。 以下は、私の予想(希望を含む)である。 (くれぐれも真に受けないように・・・)
400系とE3系を足して2で割ったような車両となる。 (なにせ、400系は試作車両登場が平成2年であり、 新庄延伸の開業時点では10年前の設計となってしまう為に 将来を考えて、設計の新しいE3系をベースに考える。) ・車体はE3系同様のアルミ合金製(400系は鋼製)で、 断面形状もE3系のデザインを踏破。 ・E3系同様のVVVFインバータ制御の誘導モーター駆動。 (但しインバータ装置は騒音の減らせるIGBT素子使用) ・6M1T ・ボディカラー及び車内のアコモは400系に準ずる。 (ただし、シングルアームパンタ,放電灯はE3のデザインを踏破。 パンタは500系ベースのT型になる可能性も!?) ・東北新幹線区間の最高速度は275km/h(300km/h対応),在来区間は 130km/h。新庄」「天童」「山形」「米沢」「福島」「東京」停車の 単独運転スーパー「つばさ」限定運用により、所要時間を更に 10分短縮。 ・形式名は・・・E5系もしくは、400系1000番台か?
標準軌仕様のローカル列車用電車が投入されるが、その仕様は・・・ ・車体は719系のような断面の3ドアステンレス車とし、 車内の面積を確保。 ・JR東初の転換クロスシート採用。車端部はロングシート。 ・もちろんVVVFインバータ制御の誘導モーター駆動。 (但しインバータ装置は騒音の減らせるIGBT素子使用) ・1M1T編成と1M2T編成となる。 ・形式はE741系5000番台(0番台登場前に5000番台を 名乗る。) ・1M1T編成はワンマン対応(有り難くないけど。) ・山形〜新庄間は単線区間が多い為、「つばさ」の足を引っ張らない よう、最高速度130km/hに対応。 ・板谷峠対策の為の抑速・回生ブレーキ付き。 ・719系5000番台電車との協調運転対応。 等と書きましたが、現実的には秋田を走る701系5000番台 と同じ車両になる事でしょう。
現在「つばさ」からの連絡特急として、山形〜新庄,横手,秋田間を 485系1000番台車両による特急「こまくさ」が運行されているが、 その行方が気になる。 残念ながら基本的には廃止となるが、秋田〜青森間を結ぶ特急 「かもしか」が「こまくさ」を吸収する形となり、「かもしか」が 新庄〜青森間を結ぶ特急となる。(ちょっと無理があるかな?) ・・・現実的の所は、701系による快速運転でカバーか!? 「こまくさ」廃止により余剰となった車両は3000番台化され、 東北本線〜海峡線,羽越線〜信越線〜北陸線特急の改善に一役 買うことになる。
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'98/06/27新規制作
'98/10/01更新(新庄延伸関係をまとめたメニューページ追加に伴う見直し)