奥羽本線(山形線/山形新幹線区間)の列車無線を聞いているのですが、 踏切の故障などで運転通告があることがありますが、その時に踏切番号や踏切名, キロ程が通話に出てきます。 しかし踏切の名前や番号を言われてもどの辺にある踏切かよくわかりません。 そこで無線の通話から実際の場所が思いつくように、このリストを作ることに しました。 このようなデータは関係者が持っているはずだけど、私のような部外者に入手 できるはずがありません。資料がない以上自分で調べるしかありません。 幸いなことに踏切の手前(列車から見て)に緑色の標識に踏切番号と名称が 表示されており、また踏切の所(車から見て)には踏切の名称とキロ程が書いて ありますので、各踏切に実際に行って調べてみました。 と言っても、車が入れるような道路にあるとは限らず、歩いて調べたり、走行 中の列車から目をこらしてやっと見たりといった具合ですので、特にキロ程は あやしいと思います。 (福島市内〜#67旭町までの大半の踏切は実際に車もしくは徒歩で現地まで 行って調査。うち、#25戸坂から#28片子は車で入れず徒歩調査。#67 旭町踏切から山形間は、一部を除き走行中の列車から見たものです。) そんなわけでキロ程が不明な踏切があり、現在の所リストとしては不完全です。
一覧の内容は、踏切番号,踏切名,キロ程,位置の目安(目印等)を1行にまとめて 入力しました。 また位置関係が解り易いように各駅と駅の営業キロ、また特に目印になるような 陸橋や河川も入れています。 山形線踏切一覧はこちら
現状は踏切に関するデータのみですが、「奥羽本線の情報」として今後つけ加えるとすれば、 板谷峠内のトンネル名,無線のゾーン分け,列車無線基地局のある場所,き電区間,セクション, 閉塞区間等いろいろ考えられます。 情報があればどんどん付け加えるつもりですが、一人で集められる情報は限られて いますので、どうなるやら。
4−1.本表を作成して気がついた事。 各駅のキロ程を時刻表から拾って入力したらどうもおかしい。考えてみたら 時刻表に乗っているのは営業キロなんですね。例えば高畠などは踏切表示のキロ程 でいくと50キロを超えているはずなんだけど、営業キロは49.9キロです。 おかげで特急券が50キロ区間でOKなんです。(感謝感謝) 実際には、スイッチバックが無くなった際に、駅の営業キロは修正したけど、 各踏切(キロポストも同様だと思いますが。) のキロ程がそのままになって いるという事だと思います。 4−2.最後まで場所がわからずてこずった踏切。 踏切番号4が車からでは探せず、#3畑と#5上沼田の間がどうなっているのか よくわかりませでしたが、列車の車窓からやっと位置が確認できました。 この辺りは昔EF−71等の機関車が留置してあった引き込み線( 車両区?)が あったり、調度奥羽本線から東北新幹線への高架に入る所で、線路を横切るように 歩道橋があります。この歩道橋から山形方面を見ると#5上沼田は見えるものの、 福島駅方面には踏切が見えなかったのです。
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