米坂線

＝＝＝＝＝　目次　＝＝＝＝＝

０．米坂線ニュース

　ダイヤ改正で、米坂線より国鉄型車両が全て引退し、キハE120及びキハ110
(111)に置き換わりました。

　ダイヤ改正で、米坂線内を唯一快速運転していた、米沢10：30頃発の下りの
列車が各駅停車となり、米坂線内で快速運転する列車が無くなりました。

　新津籍のキハ４０583が国鉄首都圏色(俗称：タラコ色)となりました。
　なおキハ４０は基本的には磐西や羽越をメインで走っている為、米坂線には
まれにしか入りませんが、それでも国鉄色のキハ52との組み合わせや並び、また
国鉄急行色編成との並びも実現し、以前の米坂線の風景を蘇らせてました。
（その後、キハ47514,47515が首都圏色になり、「タラコ色」が米坂線を走る
機会が増えそうです。）

　今度はキハ５２が国鉄色になりました！
　（前面強化改造タイプだったのがちょっと惜しいですが。）
　国鉄色になったのはキハ52-127の1両です。
　（その後、キハ52-122も国鉄色となっています。)

　2004年4月24日、米坂線にｅａｓｔ　ｉ−Ｄが来ました。

　米坂線に２００３年春頃からペアを組んで走っていた元急行型の
キハ２８と５８による編成ですが、なんと国鉄色になりました！
　国鉄色になったのはキハ58-1022とキハ28-2371の2両です。

１．米坂線とは？

　米坂線は、山形県米沢市にある米沢駅（奥羽線と接続）と、新潟県荒川町にある
坂町駅（羽越線と接続）間を結ぶ非電化のローカル鉄道です。
　途中、川西町，長井市，飯豊町，小国町，関川村を経由します。
　（今泉駅にてフラワー長井線と接続）

２．米坂線を走行している車両

２−１．使用車両と編成の組成

　米坂線は非電化路線である為、気動車のみが走行します。

■使用車両と編成

＜2009年3月14日のダイヤ改正以降＞
　途中勾配が急な区間がある事から、２エンジン車が使用されています。

　使用されている形式は下記の通りです。

　・キハE120
　・キハ110(またはキハ111+キハ112のユニット)
　　※キハE120と110系は併結しての運転が可能。


　編成は２両編成と１両のみがあり、２両編成が主に使用されています。



＜2009年3月のダイヤ改正まで＞
　途中勾配が急な区間がある事から、２両以上で走行し、その中には
キハ５２やキハ５８といった２エンジン車が必ず組み込まれています。
（エンジンが１基故障しても走行可能なように。）
　２エンジン車が必要である為、キハ１００／１１０といった「新系列」
気動車は走っておらず、「国鉄型」のみで運用されております。
・・・09年3月14日訂正＞110は2エンジン車。

　使用されている形式は下記の通りです。

　・元急行型
　　　キハ２８，５８

　・一般型
　　　キハ５２（飯山線より移籍）
　　　キハ４０系列（キハ４０，４７，４８）

　編成は２両編成と３両編成があり、２両編成が主に使用されて
おり、下記のような組み合わせになります。

　２両編成の場合
　　・キハ２８＋キハ５８
　　・キハ４０系列（40,47,48)＋キハ５２（58も1両あり)

　３両編成の場合
　　・キハ４０系列　２両＋キハ５２(58の可能性もあり)

　なお、車両運用の都合上、新潟付近のデルタ線！の関係で
編成の方向がひっくり返る場合があります。
　また車両整備や２両・３両の組み替えの関係で、車両の
組み合わせが変わる事があります。

■車両の籍

　基本的には新津籍の気動車で運用されていますが、検査等の
都合で車両が不足した場合には他から借入するケースがあります。


＜下表は2009年3月のダイヤ改正までのものです＞

　・編成目撃例
　　(2003年春〜夏頃　目撃時期の関係で、重複あります。
　　最新の目撃情報は５項の「みたまま」情報を参照下さい。)

　２両編成
　　２８−２３７１　　　＋　５８−１０２２　（急行型　国鉄色）
　　５２−１２２　　　　＋　４７−５１９
　　４７−１５１２　　　＋　５２−１２２
　　５２−１０２　　　　＋　４７−１５２０
　　４７−１５１５(赤)　＋　５２−１３７
　　５２−１３７　　　　＋　４７−５１４
　　４７−１５１６　　　＋　５８−６７７
　　５８−６７７　　　　＋　４７−１５１５
　　４８−５２３(赤)　　＋　５２−１２０
　　５２−１２１　　　　＋　４７−５２０
　　５２−１２０　　　　＋　４７−１５１７
　　４７−５１８(赤)　　＋　５８−６７７

　３両編成
　　４７−１１３０　　　＋　５２−１２７　＋　４７−５２１(赤)
　　４０−５６０　　　　＋　５２−１２３　＋　４７
　　４７−１５１４　　　＋　５２−１２３　＋　４７−１５１６

２−２．塗装色

＜本項は2009年3月のダイヤ改正直前まで使用された「国鉄型車両」に
ついてのものです＞

　塗装色は青を基調にした「新潟色」，赤が基調の「新津色」，
そして2003年8月に復活した「国鉄色」の車両があります。
　ただし「新潟色」での編成はありますが、
　「新津色」はキハ40系列の一部のみである為、必ず「新潟色」
　との組み合わせになってしまうのが残念です。

・2005年11月追加
　キハ52-127も国鉄色復活しました。

２−３．車両の整備基地

　車両の日常の整備は新津にて、大掛かりな検査は郡山工場
(土崎工場も？)にて行われているようです。

３．米坂線ダイヤ

注）本ダイヤについて

　本ダイヤは市販の時刻表の時刻データを元に、自作の
プログラムによりパソコン上に書かせたものである。

　時刻表のデータが元である為、秒単位のデータが得られず、
着時刻、通過時刻等の詳細が不明である関係上、単線区間で
あるにもかかわらず駅間でダイヤが交差する等の問題があるが、
特に修正は加えていないので注意。
（当然、回送列車や、保守車両等のダイヤも表示されません。）
・・・実は主要駅、ダイヤ上ポイントになりそうな駅のデータ
しか入力していません。

　なお、本ダイヤ上の駅間の間隔（縦軸）は、営業距離に比例
した間隔としてあるので、ダイヤの「寝かた」がそのまま速度の
高・低を表わしている。

　列車番号はダイヤ（スジ）付近に描くのがダイヤ本来の記述で
あるがプログラムの都合上画面下部に表示してある。
　また、米沢の発・着時刻のない列車については列車番号が
表示されていないので、あわせて注意。

　一応、太い線が「快速べにばな」(米坂線内での快速運転は
ありませんが)，細い線が普通列車である。
　ただし臨時のダイヤについては表示上区別していない。

　なお画面構成上、駅名を２文字に押さえている関係上、
「羽前」，「越後」は略して表記しています。

　「小松」は、「羽前小松」駅
　「椿」は、　「羽前椿」駅
　「沼沢」は、「羽前沼沢」駅
　「金丸」は、「越後金丸」駅
　「下関」は、「越後下関」駅

　データの入力ミスにより、時刻が間違っている可能性があります。

４．運用表

※2009年3月14日改正ダイヤにより全て車両が置き換わり、運用が大きく変わった
ようです。(調査中)

　下表はそれ以前のものとなります。

５．米坂線みたまま情報

６．米坂線関連お薦めリンク