延命地蔵
延命地蔵(中ノ目自治館裏手)は,子どもを守り寿命を延ばすと言われている。地蔵尊堂建立の起こりははっきりしないが古老の話によると,道天神後藤家屋敷の東に地蔵屋敷として一本の杉が立っていて,土地改良までその跡があったという。
昔,力自慢の若衆が背負ったり担いだりして,最後には道路上や民家の庭先に置かれたという。
嶋貫家で大正9年(1920),中ノ目墓地の一角に建て祀った。その後,御堂の老朽化が進んだため,昭和58年(1983)に嶋貫家(現当主:庄寿氏)が願主となり,中ノ目自治館隣に延命地蔵堂が再建された。
そこには地蔵菩薩が5躯祀られ参拝者も多い。祭礼は旧3月24日である。