インドネシヤ共和国の中央にシュラウエッシ島があります。
赤道直下にある島(左地図参照)です。大きさは東西600km、南北700kmの島です。トラジの集落は中央部の山岳地帯にあります。有名な産物としては、トラジャコーヒーがあります。
このたびは、ジャイカが行った南シュラウエッシ開発の成果を検証するためにマリノを中心に見学してきました。

谷間の奥がトラジャの集落です。

トラジャに行く途中、エロチックマウンテンだそうです。

派手な葬式を行う事で有名な部族です。上の写真はトラジャのお墓です。石灰岩の断崖にお墓を作り、死者にそっくりな人形を墓に飾るのが風習だそうです。死んでからが本当の人生があると信じているようで、葬儀では大量の水牛が生贄にされ、観光客も含めた参加者全員に振舞われるそうです。

トンコナンと呼ばれるトラジャ族の住宅です。船底を反対にしたような屋根の高床式住居です。現在は住居として使用されているのは少なく、倉庫として使用されているのが多いようです。トラジャ族の祖先は海洋民族だったとのこと、トンキン湾附近から来たと言う学者もいるようです。一方屋根の形は水牛の角と言う学者もいます

トラジャ族の子供どこか日本人にもそっくりです。右の写真は豪族のおばあさんのお墓です。何頭の水牛が犠牲になったんでしょうね。

2002.5.9