日成建設がなるべく分かりやすくお送りする、リフォームコラムです
リフォームをしよう!
■第6回 増築と『建ぺい率』『容積率』の話 (2008.11.20)
今回からしばらく、「増築」について考えていきたいと思います。 「増築」とは呼んで字の通り、住宅の建て増しをして、部屋の面積自体を増やすことです。
家の増築をしたいとお考えの方は多いと思います。 例えば「収納が手狭になった」とか、「子供が大きくなってそれぞれの部屋が必要になった」とか…。 この増築には、今お住まいの住宅の現状によっていくつかのパターンがあると思います。 今回はこれについて考えてみたいと思います。
敷地の中に空いている場所があれば、単純にそこを使うのがいちばん分かりやすいパターンです。 ライフスタイルの変化と相談しながら、庭や駐車スペースなどのスペースを使うことになりますが、 工事自体は単純な増築なので、コスト的にも意外と安く済みます。
もしお住まいの住宅が平屋だったり、あるいは2階立ての中でも平屋になっている部分があれば、そこを利用できます。 ただし、建物の構造上一概にすぐ増設できない場合もあります(以前お話しした耐震基準がどうたらとかいう、アレです)。 もしこのパターンをご検討の場合はぜひ事前にご相談ください。
ただし、ここで気をつけなければいけないことが一つあります。 それは「建ぺい率」と「容積率」というものです。 ちょっと難しい話なのですが、「建ぺい率」とは敷地面積のうち何パーセントまで建物を建ててよいか、という割合のことです。 お住まいの地域によって異なりますが、住居地域の場合50〜80%程度です。 もし建ぺい率が70%なら、敷地の7割以上の面積を持つ住宅は作ることが出来ません。
また「容積率」とは、敷地面積に対して、 建物の各階の合計面積(延べ床面積と言います)を何パーセントまで確保できるかの割合です。 これもお住まいの地域によって異なりますが、一般的な住居地域の場合100〜200%程度といったところです。 2階部分を増築しようとしても、この容積率で引っかかってしまう場合があります。

※イラスト 新井エミ
ただし、この建ぺい率や容積率にはさまざまな条件や特例があります。 例えば、耐火建築物にすることで建ぺい率を増やせる地域もあります。 また、以前と今では都市計画が変わり、これらの数字が変化していることもよくあります。 なので、こういった増築をご検討の際はいちどぜひご相談ください!
ところで、こうした増築のためのスペースがない、 でもちょっとでも住宅の面積を拡げたい…という場合はどうしたらいいのでしょうか? そんな話を次回はお届けしたいと思います。それではまた!
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