日成建設がなるべく分かりやすくお送りする、リフォームコラムです
リフォームをしよう!
■第10回 減築ってなんですか? (2009.02.05)
ここ何回かのコラムでは「増築」についてお話しましたが、 なにも部屋を増やすだけがリフォームではありません。 今回はその逆、「減築」について考えてみたいと思います。減築という言葉になじみのない、 聞いたことがないという方もいらっしゃるのではないかと思うのですが、割と最近になって出るようになった言葉です。 文字通り、部屋を減らしたり小さくしたりすることです。
例えば、子供の独立で家族構成が少なくなったために不必要な部屋を取り壊したり、 あるいは長い間使っていなかった2階部分を解体したり…などというケースがあるのですが、 わざわざ解体費用を払ってまで行う減築のメリットはどういうところにあるのでしょうか? 考えてみると実は意外と多くのメリットがあるのです。
まず、単純に住むためのコストを減らすことが出来ると思います。 例えば冷暖房のコスト、照明などにかかる電気代などは部屋が少なくなった分節約することができるでしょう。 もちろん掃除の手間や労力なども省けるでしょう。
住んでいる方がお年を召されている場合、家の中での移動も大変になってしまいますが、 家の面積を小さくすることで移動の距離を短くすることが出来るでしょう。将来階段の上り下りが大変になる事を見越して、 今まで寝室として使っていた2階部分を解体し、平屋にしてしまう減築…などというのはこれにあてはまると思います。
それともうひとつ。今まで日の当たらなかった部屋が、 家の一部を壊すことで採光を取り入れることができるように…などという事もあります。 家を建てた当時は空き地だった隣の敷地に後から建物が建ってしまい、 陽の光が入らなくなってしまった、などということも時々ありますが、これを減築で取り戻してしまうわけです。 これはちょっと大胆なプランですが、一部を壊してしまい、空いたスペースを中庭にしてガーデニングを楽しみつつ、 家全体に採光を取り入れる…なんていうことも可能かもしれません。
増やす事ももちろん素晴らしいことなのですが、減らすことでも意外と多くのメリットがあるものです。 部屋が余っているという方、減築もぜひ選択肢の一つとして考えてみませんか?

※イラスト 新井エミ
ここまで何回か増築や減築について見てきましたが、 やはりキーワードになるのは「ライフスタイルの変化」だと思います。 その時々に応じて最適な住環境をご提供できるよう、私達もがんばりたいと思っています!(^o^)
次回からはテーマを変え、「断熱」についてしばらく考えてみたいと思います。それではまた!
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