日成建設がなるべく分かりやすくお送りする、リフォームコラムです

リフォームをしよう!

■第11回 断熱、だいじょうぶですか?  (2009.03.05)


 寒さのピークの時期はなんとか過ぎましたが、 まだまだ、朝は布団から出るのがつらい…という日が続いていますね。 起きてすぐストーブをつけるのですが、部屋が暖まるまで布団に逆戻り…なんて方も多いのではないかと思います(^_^;)。 前回まではしばらく増築についてお話して来ましたが、今回からまた少しテーマが変え、 「断熱」ということについてしばらく考えてみたいと思います。

 断熱とは熱を断つ、つまり、外と室内との熱の行き来を断つことです。夏の場合は冷やした空気、 冬の場合は温めた空気が外に逃げていきづらくなるので、より小さいエネルギーで冷暖房が済むことになります。 つまり断熱をすれば、冷暖房費の節約にもなります。特に山形という土地は、夏は暑く冬は寒い土地です (残念ながら最高気温の記録は抜かれてしまいましたが…)。

 ところで断熱とはどのような工事が行われているのかご紹介すると、「断熱材」と呼ばれる、 熱を通しにくい素材を壁や床、天井などに貼ったり埋め込んだりする方法が一般的です。 特に日本では、「内断熱工法」という方法がとられています。 これは、外壁と内壁の間の隙間に断熱材を埋め込んでいくやり方です。

 しかしこの断熱、実はここ20年ほどで一般的になったものなのです。 実は「省エネルギー法」という法律が出来たことなどで断熱が一般的になったのは80年代後半からで、 その以前はあまり断熱や省エネについて気を配られていなかったそうです。 またこの省エネルギー法も何度か基準が上がっており、 その時期によっても断熱の性能が違ったりしているのです(92年と99年に改正されました)。

 ということは、築20年以上の建物には断熱材が入っていない可能性もあるのです。 「じゃあリフォームでなんとかしたい!」という方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、ここでひとつ問題があります。先ほど、日本では内断熱工法という方法がとられている… とご紹介しましたが、外壁と内壁の間に断熱材を入れていくやり方をリフォームで実現しようとすると かなり大きな工事になってしまいます…。



※イラスト 新井エミ


 このように「うちには断熱材が入っていない、でもできるだけコストをかけずに断熱したい!」 という場合はどうしたらいいのでしょうか? 次回はこの疑問について考えてみたいと思います。それではまた!

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