日成建設がなるべく分かりやすくお送りする、リフォームコラムです
リフォームをしよう!
■第12回 内断熱と外断熱 (2009.04.02)
前回のコラムで「日本では内断熱工法が主流」とご紹介しましたが、 実はこれ以外にも断熱の方法はいくつかあります。 その中でも最近、「外断熱工法」という方法が注目されています。 今回はこの外断熱についてご紹介したいと思います。
外断熱工法は外壁のさらに外側から、すっぽり断熱材で覆ってしまうやり方です。 家がすっぽりとコートを着るようなイメージ、と考えていただければ分かりやすいかと思います。 もちろん、いちばん表側には外装をするための素材を張りますので、見た目は普通の家と変わりませんよ(^o^)。 外断熱は断熱性が高いと言うことで、欧米では数十年前から使用されていた工法なんだそうです。

※イラスト 新井エミ
さて、この外断熱のメリットはなんでしょうか。 まず、こちらの方が機密性・保温性が高いというのがあげられます。 内断熱の場合、柱と柱の間に断熱材を埋め込むわけですから、当然柱の部分からは熱が伝わってしまいます。 こうした柱などの部分もふくめてすっぽり覆ってしまうわけですから、熱の行き来という点では外断熱の方が有利です。 また、建物全体の温度変化が小さくなるので、建物の寿命も延びるといわれています。 さらに、既存の壁をくりぬいたりする必要がないので、リフォームの場合に優れています。 実は新築で断熱を行う場合は、外断熱の方が建材費等のコストがかかるのですが、 リフォームで壁を壊すことを考えれば外断熱の方がお得になるかもしれません。
良いことばかり書いてきましたが、もちろんデメリットもあります…。 例えば上でも述べましたが、コストが内断熱よりも多くかかってしまうことがあります。 また、外装材の選択肢が限られてしまいますし(あまり重たい素材を使うことが出来なくなります)、 建物が木造の場合、構造によっては期待したほどの断熱効果が生まれないこともあります。
内断熱と外断熱、細かく言えばそれぞれ一長一短はありますし、外断熱の方が向く建物、 内断熱の方が向く建物もそれぞれあってケースバイケースだと思いますが、リフォームという観点に絞ってみれば 外断熱は有効な選択肢のひとつではないかと思います。 もしご興味のある方は、ぜひいちどご相談ください!(^o^)
ところでひとつ気になることがありませんか? 壁の断熱はこれでいいけど、壁には窓がついているのです。この部分はどうしたらいいのでしょう? 次回は、こうした開口部の断熱方法についてお話したいと思います。それではまた!
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