日成建設がなるべく分かりやすくお送りする、リフォームコラムです

リフォームをしよう!

■第13回 開口部も断熱できる!  (2009.04.30)


 前回まで、壁の部分の断熱についてお話してきましたが、実は壁だけでなく、窓にも断熱の方法があるのです! 今回はその窓の断熱方法についていくつかご紹介したいと思います。

 以前にもお話した「省エネルギー法」という法律では断熱についての基準が定められているのですが、 最初の頃は窓に関しては基準がありませんでした。 しかし、「次世代省エネルギー基準」という新しい基準が1999年に施行され、 ここで初めて窓などの開口部も断熱しよう、という基準が登場し、開口部断熱が一般的になってきました。 1999年と言えば、ついここ10年の話です(99年なんてついこないだだと思っていたのに!(^_^;))。 逆に言えば、それ以前に作られた窓などは、特に断熱を意識していないものが多い、ということになります。

 では、窓の断熱にはどういった方法があるのでしょうか? 2点ほどご紹介してみたいと思います。

 まず「ペアガラス」という、ひとつのサッシに2枚のガラスを使ったものがお手軽です。 ひとつのサッシに2枚のガラスをはめてあるもので、今あるサッシはそのままにして、 ガラスだけ交換することになるので比較的お手軽な工事で済みます。 2枚のガラスとガラスの間に空気の層があることで、熱の行き来を遮断する、という仕組みです。 さらに、ペアガラスと同じ原理でこの2枚のガラスの間を真空にした、「真空ガラス」というものもあります。 こちらのほうが断熱性能は高めです。

 また、ガラスを取り替える他にもうひとつ、「内窓をつける」という方法があります。 今ある窓はそのままにして、その内側、つまり部屋側にもうひとつサッシをつけてしまうというものです。 こちらも話だけ聞くと大変な工事のように思ってしまいそうですが、 実はいまある枠にビス止めするだけでOKなので、こちらも意外とお手軽に工事することが出来ます

 ちなみに断熱がしっかりしている北海道では「二重サッシ」という、 サッシそのものが二重になっている窓が昔から一般的なのですが、これと同じような効果があります。 この二重サッシ、実は断熱のほかにもいくつか効果があります。 窓が2枚あるぶん、実は遮音性が高いという特徴があります。 外の音がうるさい、あるいは中の音を外に逃がしたくない人にはよいかもしれません!  また、一枚窓と比べて結露の低減もできるので、結露に悩んでいる人にもお勧めできます。



※イラスト 新井エミ


 窓の断熱もケースや予算でいろいろな方法があります。ご興味を持たれた方、ぜひご相談ください!(^o^)  次回からはまた新しいテーマでいきたいと思います。それではまた!

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