この地区で最後まで炭焼きをしていた丹さんに学校に来ていただきました。炭焼きの仕事や炭がま、焼き方などいろいろなお話をしていただきました。 | 学校の炭焼き資料館に行って、炭焼きの道具について名前や使い方を教えていただきました。いろいろな道具があってびっくりしました。 | 炭がまの材料になる粘土と石です。粘土はネバといいます。石は死石(しにいし)といって、火や熱によって割れたり、はねとんだりしない軟らかな石を使います。 |
草刈さんの家の炭焼き小屋を見せてもらってきました。草刈さんは、この地区で炭焼きをしているプロの職人です。今、白沼で炭焼きをしている人は、草刈さんだけです。 | 草刈さんが炭出しをしているところです。炭焼き小屋には、いろいろな道具がありました。かまの中の炭が真っ赤できれいでした。 | これは草刈さんが作った炭です。たたくといい音がしました。ご飯を炊くときにかまに入れるとおいしくできるそうです。この炭を一本ずつもらってきました。うれしかったです。 |
私たちも炭出しをさせてもらいました。近くに行くとかまがとても熱くて、半袖でもいいくらいでした。一人ずつ炭出しをさせてもらいました。えんぶりという長い棒を使うのがとてもむずかしかったです。 | くど(えんとつ)を見ました。周りが真っ黒でいやなにおいがしました。ここから出る煙の色やにおいで炭のできぐあいがわかるのだそうです。木酢液もできていました。 | 炭焼き小屋のとなりに長さがそろった木が高く積んでありました。炭にする木はナラの木やブナ、イタヤなどがよいそうです。かたくてよい炭ができるからです。 |