教本とか、コピー集とか、いつの間にか数だけは増えました。
●教本
NHK教育テレビ 趣味悠々テキスト 国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト
2008年4月2日〜5月28日放送 全9回シリーズ
ジャズライフの連載講座でおなじみの国府弘子さん
CD付きのテキストも出ました。
こういう番組を放送してくれるNHKに敬意を表して購入しました。
数回見逃しましたが、なかなか楽しめました。
大森明さんの教本は「実践ジャズインプロビゼーション上下巻」がとてもよくてお世話になってますが、こないだ楽器屋で別のを見かけて購入しました。スタンダード曲の演奏例が譜面になっていて、大森さんの模範演奏とカラオケのCDも付いているという、楽してジャズプレーヤーの雰囲気を楽しめるというものです。TUVとシリーズで出ているようですが、曲で選んでVを購入してみました。休日に細々と一人で吹くものにとって、CD付きの教本は有難い存在です。大森さんといえば本場で活躍してきたアルト奏者ですが、テナーの演奏に興味がありました。今日は朝から雨の中で地域作業があったりなんだりで、あんまり練習する気分になれなかったのですが、一週間に一度ぐらい吹いておかないとなーと、夕食後に半ば義務感で楽器を取り出しました。はて何しようと考えたときに、この楽チン教本のことを思い出して棚から取り出しました。大森さんの演奏を聴きながら譜面を追います。ワンフレーズ聴いてはCDを止めて真似てみる、こんな繰り返しで1時間ほど過ごしました。義務感からスタートしても吹き出すと楽しくなって来ます。(2007.4.22)
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ジョン・コルトレーン・スタイルの探求
in the Style ob John Coltrane Corey Christiansen and Kim Bock =
著 50年代トレーンのコピー、その昔少々やったものでしたが、これをめくってると「ふむふむ、はいはい、そんな音使いしてます確かに・・・」という感じで幸せな気分になれるから不思議なものです。コピーフレーズを機械的にコードにあてはめるだけでなく、コードに対する音の意味合いを理解することが重要なわけですが、トレーンのコピーと併用すると分かり易い教本です。50年代トレーンが大好きという素敵な皆さんにお奨めです。(2004.11.3) |
実践ジャズ・インプロヴィゼイションテナー・サックス―名演にみるジャズ理論と演奏のスタイル
(上巻)(下巻)大森 明 = 編著 「大森さん、テナー向けのも出してるんだ、どれどれ。」書店で見かけパラパラめくって即レジへ、この手の本を買うのも久しぶり。「コピーの前に、その楽曲を正しく分析し、A.N.Sを確認しながらコピーすることが必要不可欠である。」という一文が目に留まる。上下巻合わせて16曲を取り上げ、基礎理論・曲のコード分析・名演アドリブコピー・攻略方法などについて解説してある。コンファーメーションの吹き方を考えたいと思っていたところなので、上巻のそこから始めてみた。Cliff Jordanのオーソドックスな感じのコピー譜の後に攻略法として、(1)基本コードに沿ったVerticalなフレーズ(2)2-5を5化し、Com.dim Altered Lydianb7等のドミナント系スケールを使ったフレーズ(3)ConfirmationのBlues化(4)Blue Note ScaleでのHorizontalフレーズ、といった事項が示されている。とりあえず苦手分野の(4)に取り組んでみたが、なるほどなあという感じ。理論的な理解を深めながら、各種のアプローチを身に付けることができる素晴らしい教本である。曲目など、さらに詳しい内容はAmazon.comでどうぞ 上巻 下巻 (2003.9.29) |
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MODERN JAZZ SCHOOL
ジャズ理論講座2コードプログレッションとアドリブ技法 学生時代所属していた軽音楽サークルで使ったテキスト、今読み返してみると大分意味がわかるようになった気がする。1978年発行第7版 |
ジャズ・テナーサックスの技法 佐藤達哉さん著。初心者サックス吹きへ練習のつぼを示してくれた。よれた表紙が示すように一番お世話になった教本であるが、マイケルのコピー譜はいまだに吹けない。 1982年初版発行 |
ジャズ・サクソホーン・メソード1<奏法と基礎練習編> 山中良之師匠の著書。約2年間受けたレッスンの内容が思い出せる内容。ジャズを志すサックス吹きへ超お奨めのシリーズ。 1989年発行初版 |
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ジャズ・サクソホーン・メソード2<インプロビゼーション編> オーバートーン、インターバル、コードトーン、ビブラート、リズム、フェイク、パッシングトーン、フレーズ、コードシークエンス、スケールシークエンス、フインガリング 楽しんで練習したい。 1989年発行初版 |
ジャズ・フレーズ・フォー・サックス これも山中師匠の著書、美味しいフレーズがオールキーで譜面になっている。こんな楽してフレーズ覚えてよいのか、と思いながらもお世話になっている。 1999年発行改訂版 |
山下洋輔のジャズの掟 NHK教育テレビ「趣味悠々」でジャズ演奏が取り上げられたときのテキスト。テレビ番組もビデオにとってある。ガーデニングなどと並んで趣味として認められたのである。 1998年発行 |
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INSIDE IMPROVISATION SERIES Vol.2 JAZZ LINE ペンタトニックを使うとはどういうことなのか。 2001年発行 |
INSIDE IMPROVISATION SERIES
Vol.3 JAZZ LINE b6を付け加えたバップスケール他。 2002年発行 |
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MODERN JAZZ Piano Lesson 1 ボイシングについての読み物として買ってみた。 |
はじめの一歩 サックス入門ゼミ 超初心者向けだがフラジオの運指表だけがなぜかやたら詳しい。川原塚ユウジ編著 2005年発行 |
Enjoy!
Play tenor SAX ひとりで楽しむサックス・ライフ Junzo
Fujita = 著 チキンとかウォーターメロンマンのマイナスワンに引かれて買ってみた。サックス始めた頃こんな本やCDがあったら楽しかったろうなー。 |
●アドリブコピー集
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チャーリー・パーカー ジャズ・インプロビゼーション 全25曲、ナベサダさんのノートが本になったらしい。このシリーズはinCで記譜されている。 |
ジョン・コルトレーン ジャズ・インプロビゼーション アトランティック時代までのトレーンが譜面になっている。全14曲中4曲はそれなりにやってみた。 1983年第1版3刷 |
ジョン・コルトレーンの軌跡 全16曲inBbで記譜されている。循環のソロとか練習したっけ。これから取り組みたいのがいっぱい残ってる。 |
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ソニー・ロリンズの軌跡 全18曲、エブリフェアカリプソのソロで一拍半フレーズというのを覚えた。ロリンズはもっと聴きたい。 |
The Jazz Style of JOHN COLTRANE 洋書を買ってみたものの・・・、今の所は本棚の飾り。 |
CHARLIE PARKER OMNIBOOK パーカーのソロがinBbで記譜されている。これは便利で少し練習した。パーカーフレーズは基本。 |
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デビッド・サンボーン・アドリブ・コピー アルトでサンボーンの曲をやるバンドをやってた頃参考にした。ランフォーカバーとか人前で吹くのが気持ちよかった。 1988年発行 |
JAZZ IMPROVISATION FOR BEGINNERS TENOR SAXOPHONE
vol.1〜3 永遠の初心者の私にぴったり。3冊を一つにまとめたもの。 2001年発行 |
TENOR SAX JAZZ PERFORMANCE レスター、ホーキンス、ウエブスターあたりからカバーしてるところが魅力。 2000年発行 |
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JOE HENDERSON "A"Trainかっこ良い。ジョーヘン連符が凄い。1995年発行 |
JOHN COLTRANE SOLOS 全27曲、これ見ながら聴くのも楽しい。 1995年発行 |
15 TENOR SOLOS Bob Bergの枯葉、JerryBergonziのI Hear A Rhapsodyなど大好きなソロが載ってる。 1991年発行 |
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STEVE GROSSMAN NINE TENOR SOLOS 無茶苦茶かっこ良いSoultraneを真似したくて手に入れたが・・・。 1996年発行 |
●その他
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ジョン・コルトレーン物語 譜面も提示しながら、一生を語る。デイブリーブマンによる名盤紹介、山中師匠によるコルトレーン研究等もある貴重な一冊 1984年発行 |
マイルス・デイビス自叙伝1、2 マイルスバンドを出入りしたサックス奏者に注目 1990年発行第1刷 |
いつもライブは気分よく 佐藤允彦さんのジャズライフ誌連載のエッセイをまとめたもので面白い。 1989年発行第1刷 |
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ジャズ批評48 テナー・サックス 主要テナー奏者のワンポイント・ディグ、マイケルブレッカーディスコグラフィー 他 1984年発行 |
ジャズ批評71 テナー・サックス テナー&ソプラノサックス奏者大カタログVol1、72と合わせて約300人の代表的アルバム紹介 1991年発行 |
ジャズ批評72 テナー・サックス テナー&ソプラノサックス奏者大カタログVol2、戦後日本のテナー奏者リスト他 1991年発行 |
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Jazz テナー・サックス 188人の奏者を個別に明瞭ガイド。新し目のプレーヤーも載ってる。 2001年発行第1版第1刷 |
女性ジャズ・ヴォーカル入門 ボーカルバンドもやることだし、少し聴いてみよう。 2000年発行第1版第1刷 |
コルトレーンを聴け モンクとのカーネギーホールライブなど、新しく発見された音源もカバーしている。原田和典著 2006年発行 |
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JAZZ LIFE 高校生の頃から不定期に購読している。米沢のジャス喫茶に置いてあったこの雑誌から私のジャズライフが始まった。コピー譜がうれしい。表紙がマイケルのを並べてみた。 |
THE HANDBOOK OF JAZZ STANDARDS 208曲のスタンダード曲集 2002年発行第10刷 |
フットプリンツ 評伝 ウエイン・ショーター 巻頭の写真資料も面白い。メッセンジャーズ、マイルスバンド、ウエザーリポート、自己のバンド、・・・苦悩の人生、生きる伝説。 2006年発行 |
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偉大なるジャズメンとの対話 ショーター、ロリンズ、マイケル、ブランフォード、ジョシュア・レッドマン他。神舘和典著 2003年発行 |
ジョン・コルトレーン「至上の愛」の真実 数多くのインタビューからまとめられたドキュメンタリー。DELUXE Edition CDとセットで読もう。生誕80周年の2006年発行 |
STING Broken Music 生い立ちから恋愛まで赤裸々に語る自伝、けっこう感動した。 2005年発行 |
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東京大学のアルバート・アイラー 2004年度東京大学教養学部でのジャズ史講義。 菊地成孔+大谷能生 2005年発行 |
The REAL Little Ultimate JAZZ FAKE BOOK 625曲、持ち歩きたいと思って買ってみたが、音符やコードが小さくてセッションには不向き。 |