古い時代の岩石

 小国町には山形県内で最古の岩石が表出しています。


 小国町伊佐領、国道113号が大きくカーブする地点の写真です。これは、3億年前の古生代の海でたい積してできた岩石が熱や圧力を受けて硬い岩石に変化したものだそうです。この粘板岩を採石資源として採掘した跡がこのように残っています。


 小国町いもり池、横川の河床に露出する凝灰岩(溶結凝灰岩)です。この岩石は山形県内のグリーンタフでは最古のもので、約2300万年前のものだそうです。所々におう穴(ポットホール)と呼ばれる丸い穴が見られます。流水の渦流と礫との摩擦によってできたものです。周辺の山にこの凝灰岩の岩肌が広がっています。


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