花崗岩の山々

 火山岩と深成岩の違いなど、火成岩について学習した後、小国町では火成岩が見られるかどうか話し合いました。そして、地質図を参考に火成岩の分布を色塗りしてみました。


【小国町の地質図】参考:小国町史
 朝日岳や飯豊山など高い山には花崗岩が露出しています。
 花崗岩はマグマが地下の深いところでゆっくりと冷え固まってできた深成岩です。
 どうしてこの花崗岩が高い山で見られるのかについて話し合いました。

 朝日連峰は全山が花崗岩とその仲間の岩石からできており、これらの花崗岩のできた時代はおよそ7000万年前と考えられているそうです。
 小国のとなり、長井盆地の西縁を境にして、この朝日連峰の大きな範囲が、大地の深いところから押し上げられて隆起しているのだそうです。その境目の断層活動は現在も続いている可能性があるということです。


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