ラジコンヘリによる防除 |
21世紀の米つくりの基本はコスト低減。米は条件の悪い田にも作付けできるし、直播きの技術も 進んでいる。ラジヘリの活用と合わせコスト低減に取り組む。平野地区は全面積ラジコンヘリで防除。 平野地区営農推進協議会は、大型ほ場(田んぼ)の先進地で有名な千葉県印旛沼を数度にわたって視察 そこには目を疑う光景があった。なんと一枚の田んぼが7.5ヘクタール、もう一枚が7.2ヘクタールという広さで あった。地下灌漑方式・麦とコメの二毛作で麦の刈り取り後にコメは乾田直播・センサーによる水管理・農道は 田面より15センチ高で完全舗装など、指導者の兼坂さんは世界の田んぼを視察後この方法にたどり着いたと いう。 長野県宮田村はちょうど平野地区ぐらいの作付け面積、ここの農地流動化や互助システムは見習うべきもの が多く、2回視察に訪ねる。当時指導者であった春日課長にも一度長井に来てもらい講演を依頼した。 宮田方式を平野で実践すべく「低コスト稲作」の実践を「21世紀型農業実践検討委員会」を発足立ち上げ ラジヘリによる防除と直播き播種を行うべく導入し、現在は3機体制で述べ1100ヘクタールの基幹防除を 実施している。従来の有人ヘリ防除に比べると防除費で年間400万円のコスト低減になっている |
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防除作業をしている様子 近くで見ると迫力がある
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