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  東町の獅子舞が行く  虚空蔵様

  東町で獅子舞が行なわれて何年になるのだろうか、獅子は、最上川の東側の山頂にある虚空蔵様
  から出る。山頂まで上るのも大変だが、獅子を船で渡していたのだ。
  
  ・・・
古虚空蔵様について、中央地区文化振興会の作成した看板には、このような記述がある
  「最上川の対岸、金井神側の東山の福一満虚空蔵堂へ登る参道の両脇に石仏の三十三観音が祀ら
  れている。この三十三観音は、もと金井神の観音山にあったのを移したという説と、文政八年(1825)
  八月に小出の豪商竹田清五郎が現在の地に造立したという説がある。その彫りは深く、姿態のバランス
  表情も美しく、江戸時代後期の石仏としては稀に見る周作だった。戦前までは二十数体の観音・不動・
  地蔵の石仏があったが、近年は入り口部分に六体ほど残っているにすぎなかった。平成元年七月に
  東町公民館運営委員・役員によって参道周辺を捜し求め二十九体を再び参道に安置したものである。」

  

  

  懐かしい想いがしたいわゆる
 「ちょんぎり」である。東町公民
 館が獅子宿。
  高張りやちょうちんの類が出番
 を待っている。

  ちょん切りのちょうちんが朱色
 で染められているのも祭りらし
 い雰囲気。
 

 

 

 

 

 

  東町一体は祭りムード、家々には
 祭りにはつき物、御神燈が獅子を待っ
 ているのです。
  近くでは売店も出て、子供たちが
 はしゃいでいた。獅子は、警護に先導  され、家々を回り悪魔払いをする。

 

  「ご信心」と警護がいう。家の人たち  は頭を下げる。志士がぱちんぱちんと
 歯打ちをする。タスホテル北の土手沿  いに獅子は悪魔払いをしながら進む。

  「身体堅固」「商売繁盛」など、氏子
 の健康を獅子が見守っているかのよ
 うだ。

 

 



©Mitsuo Gamou on the Web 2002