第13回を数える、長井黒獅子祭りは、5月25日(土)盛大に開催された。今年の参加は15社、
午後6時よりいよいよ祭り開始。 突然の落雷と雹と雨に見舞われて・・・ 黒獅子の祭りにつき物といえば、雨、そういえば9月14日15日16日の、小出地区白山神社、総宮神社 の獅子舞はいつも雨、雨が振るにはその意味があるのだ。卯の花姫のものがたりがそれである。西山の 奥にある、三淵の絶壁から身を投じて竜になって、毎年総宮の祭りにやってくる、竜が野川を下るため には水がいる。里宮である白鳥神社「総宮神社」の例大祭には必ず雨が降る。卯の花姫が大蛇となって 里宮に来たという証だ。
卯の花姫伝説は、黒獅子の発祥でもある。黒獅子そのものが総宮神社のものから発展した とされている。卯の花姫は、三姉妹であった。卯の花姫は長女で、平山の青木芳夫さん宅には 姫が愛用した鼈甲の櫛とこうがいがあ、祠があって大切に祭られている。姫は、青木さん宅から 離れたくないと言っているというのだ。次女は寺泉の五所神社、そして三女が里宮である総宮 神社で祭られている、とのことだ。 |