平野地区には5つの獅子舞が行われている。九野本地区には稲荷神社・八雲神社・観音寺、
平山には熊野神社と見渡神社である。平山の熊野神社は天神様とも言うが、もともと菅原道真などを祭った神社、昭和9年から11年にかけて平山にあった8つの神社を合併(合祀)して今の形になったものです。(資料は平野村郷土史参照) |
見渡神社
氏子21名、最も規模の小さい神社ではないか。
祭礼は8月25日、にわとり権現ともいい、百日咳
に効く神様、寺泉のニワタリというところから見渡
したところこの地に梵天が立っているのを見て奇
瑞を感じて祠を建てたといわれている。
今の獅子幕は、平成元年に更新したもの。
その以前には神仏合体前の江戸後期の幕、
太鼓は江戸末期に浅草で作られていて、
太鼓の張替えは大正後期に行われ、その後
昭和58年に清水町の川崎さんによって張り替え
今日に至っています。太鼓の履歴は太鼓の内側
に書いてあったことを始めて知りました。
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氏子数が少ないため、親子2代でまた、地区内の後継者で作る若い衆の会の氏子以外の協力をもらってようやく獅子舞が可能。毎年必死で伝統の獅子舞を継続している。
地区民総出というのが実感である。 |
熊野神社
熊野神社の例大祭は8月14日と15日であるが、
昔は19日と20日に行われていた。もっと昔は13日のお盆の日に執行されていたそうです。
ここの獅子は庭獅子、外にはでない。平山守り
神、天神様ともいわれるがそれは神社の合併前の名前。熊野神社はもともと西山山頂にある、小坂地区に祭り場といわれる地名があるが、山頂では獅子舞ができないのでふもとの広場で
(ここが祭り場といわれるところか?)で獅子舞が
行われていた。
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