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 名残のさくら その1
 


  今年のさくらは例年と比較しても一週間以上はやい。3月の平均気温も例年より数度高く推移した。
  早ければよいと言うものではないが、さくらだけでなく総じて植物の生育は進んでいるようである。
  もう早いところでは、蕨がとれている。早速ではあるが、今日(18日)初物を仏前に供えてから
  ご馳走になった。こごみをはじめ多くの山菜が楽しみな季節でもある。

   さて、長井のさくらの代表的なものとして、
  ● 久保のさくら(樹齢1200年) エドヒガン
  ● 置賜総合支庁西庁舎のさくら、ソメイヨシノ
  ● 祝瓶山荘のさくらオオヤマサクラ
  ● あやめ公園から長井工業高校への土手のさくら ソメイヨシノ
  ● 外田公園のさくら、樹齢70年のソメイヨシノ
  ● 最上川堤防の千本さくら、大正天皇の即位を記念して植えられた樹齢90年、ソメイヨシノ
    200本が咲き競う
  ● かすみさくら、下伊佐沢の平子家の樹齢400年、ヤマサクラ
  ● 白兎のしだれざくら、葉山神社樹齢140年、市の天然記念物
  ● 中里堤のさくら、満々と水をたたえた中里堤の周辺に、ソメイヨシノ
  ● 草岡の大明神ザクラ、横山家所有のさくら、エドヒガン、山形県の天然記念物
  ● 三堰のさくら、野川第一発電所のさくら、ソメイヨシノ
  ● 平野小学校のさくら、ソメイヨシノ

  長井市の外、白鷹町では多くのさくらの名所があり、置賜さくら回廊めぐり観光客が多数訪れる。

 

 花の長井を代表する白つつじ公園、その中で

 ひときわ美しさを放つしだれざくら。

 

 

  

 最上川堤防のさくらは大正天皇の即位を記

 念して植えられたと言うもの。樹齢90年

 200本の桜並木が最上川の両岸に続く。

 長井市のシンボルであるタスパークホテル

 も映えて見える。

 白兎地区、葉山神社境内に咲くシダレ桜、樹齢

 140年、根回り4,65メートル、樹高16,1メートル

 葉山の残雪をバックにして見ると圧巻。葉山

 神社は黒獅子でも有名。

   
           

 長井市の代表的なさくら、久保のさくらは

 樹齢1200年、大正13年国の天然記念物

 に指定。根回り11,8メートル、樹高16メート

 ル。幹周9メートルは、日本の巨樹第5位

 置賜さくら回廊の代表的なもの。

 長井市立平野小学校の南側土手に咲くさくら

 かって平野中学校が建てられたとき、記念して

 植樹され今日に至る。学校行事など運動会で

 はさくらの日影で父兄が観戦、すっかり地域の

 シンボルとなっている。

   

 

 白鷹町釜のこし桜、平成8年に枝折れがあ

 ったが淡いピンクの花びらに誘われて県内

 外から大勢の見物客が訪れる。

 



©Mitsuo Gamou on the Web 2002