|| 戻る ||
 名残のさくら その2

 

  ソメイヨシノ・エドヒガンが去って、今度は八重桜が
  満開
となりました。長井市民会館堀に沿って咲く
  八重桜はそ
の美しい姿を水もに落とし、
  他の木々の緑の色との調和
もとれて、
  一段と華やかであった。
 

 

 

 

 平山の守り神である熊野神社、千年松のそばで
 ひっそりと咲いているさくら、さくら回廊の華やかな
 一時は過ぎたが、今が満開である。

 

 平山北向地区、氏子わずか21戸、のどや咳の神様で
 ある。毎年の例大祭は8月25日、昔は旧の4月1日が
 春祭り、旧の8月1日が秋祭りであった。

  ここの境内には、昔から八重桜が咲き競っていた。
  遠い昔の事だが、筵を敷いて花見をした記憶がよみ
 がえる。

 

 緑さくら《御衣黄》

  白鷹町西高玉地区、金田聖夫さん宅には樹齢およそ20年くらいの緑の花びらをつけるさくらが
  咲き始めた。御衣黄というさくらである。
  さてこのさくら、いわれを調べてみると、島根県三刀屋町は古くからさくらの名所、昭和33年ごろから観光の
 名所として数百本のソメイヨシノが植栽されたとき、その中に3本の御衣黄が混入しており、一緒に植えられ  たようです。

  当時は、変色した八重さくらが咲き始めたと思われていたようですが、昭和50年ころから
 「世にも珍しい緑のさくら、御衣黄」として、町内在住の稲村正信氏によって接木による増殖が開発され
 現在三刀屋町内には200本程度の御衣黄が植えられている。
  
  花は、淡黄緑で花弁に緑の絞りがあり、開花が進むにつれて花弁の中心に虹色の縦線がハッキリと
 現れ、さわやかで気品のある色合いが貴族の衣装を思わせる事から、御衣黄の名があります。

  毎年、4月下旬の開花から、三刀屋川堤防や三刀屋城跡公園に多くの見物きゃくが訪れ、
 700本のソメイヨシノに続く2度目の花見が出来るのです。

  金田さんは、初めての孫(男子)が生まれたとき、このさくらを手に入れ植えたと言う事です。今ではさくら
  回廊のコースにもなっていて、訪れた人々の深い感嘆の声が聞こえてきます。

   (資料は三刀屋町資料より) 

 
 



©Mitsuo Gamou on the Web 2001