|| 戻る ||

みどりの桜黄色の桜

  桜の季節はあっという間に過ぎ去っていった。今年はいつもより一週間も早く、そして風もな
  く、花をめでるには最高の季節であった。
  ソメイヨシノ・エドヒガン・オオヤマサクラといった桜は一般的であり、大勢の人々に親しまれ
 る大衆向受けする品種である。しかし、本数はないが、気品がありよく観察するとまことにうつ
  くしい桜の花があるものです。来年の開花を楽しみにその美しい姿を名残の桜として掲載し
  ます。

  その名も「御衣黄」ぎょいこう・「鬱金」うこんといい、あでやかな姿は深く印象にのこる桜な
  のです。御衣黄は西高玉の金田さん、鬱金桜は金田さんと南陽市の漆山小学校にありま
  す。


 

  咲き始めの御衣黄は花びらそのみのが
  みどりの色です。

 

 

 

咲き始めて一週間後、4月26日

  4月29日開花が進むにつれて花弁の中心に虹
  色縦線がハッキリと現れ、さわやかで気品のあ
  る色合いが貴族の衣装を思わせる事から御衣黄
  という名がつきました。

  鬱金(うこん)桜は緑色というより黄色に近い花び
  らをつける気品のある桜です。
  開花は御衣黄とほぼ同 じ時期。  
  この桜もなんともいえない品ある花びらです。

稲荷神社・観音堂・八雲神社詳細は次回


©Mitsuo Gamou on the Web 2001-2002