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ネオラ消臭パネル

♦ネオラ消臭パネル♦ (特許願2000-337607)

化粧板表面に設けられた「酸化チタンによる光触媒機能層」の効果により、アンモニア・ホルマリン等の悪臭を吸着・分解します。

又、強い抗菌性もあるため、トイレ等悪臭の発生しやすい場所や、病院、養護施設、店舗、住宅などの内装材料として効果的です。

♦使用例♦

消灯台  (山形県内の病院で利用) ロッカー  (山形県内の病院で利用)

♦特長♦

  1. アンモニア・ホルマリンの他に、アセトアルデヒド(生ゴミの悪臭等)、硫化水素(大便臭)、細菌の臭い、ポリ板自体が発散するスチレン臭等々に効果があります。

  2. これらの消臭性能は、太陽光や蛍光灯の光が、化粧板の表面にとどく環境下で発揮されます。
    光の当たらない夜間などの時間帯は、化粧板表面の中空多孔質マイクロカプセルが悪臭を吸着し、光の当たった時に分解するというサイクルで、効率的かつ、永続的に作用します。

  3. フローコーター法による、ポリエステル樹脂塗膜がベースとなっている化粧板ですので、意匠的には深みと肉持ち感、及び物性的には、堅牢な塗膜強度を持っています。

  4. VOC対策として、トルエン・キシレンは使用しておりません。
    又、接着剤も、ノンホルマリンタイプを使用しているエコロジー商品です。下地となる基材(台板)は、合板 ・ MDF(FC0)、不燃材(6o厚ダイライト基材)等から選べます。

  5. エンボス仕様可です。(ナラ柾目・板目・ウォールナット・散孔材等各種)
    ワイピング着色も可です。

♦ネオラ消臭パネル合板のアンモニア消臭性能について♦

消臭試験T

ネオラ消臭パネルを100×150mmにカットし、3リットル容量の消臭試験器に入れる。
悪臭成分は、アンモニアを封入し、3時間後および24時間後の残存ガス濃度を検知管で測定した。

初期濃度(ppm)
10 40
蛍光灯 40w 通常のパネル 1時間後(ppm)/除去率(%) 6/40 22/45
3時間後(ppm)/除去率(%) 3/70 15/63
消臭パネル 1時間後(ppm)/除去率(%) 3/70 13/68
3時間後(ppm)/除去率(%) 1/90 5/88
24時間後(ppm)/除去率(%) 0.2/99.8 0.5/99.5
ブラックライト 20w 通常のパネル 1時間後(ppm)/除去率(%) 5/50 20/50
3時間後(ppm)/除去率(%) 2/80 13/68
消臭パネル 1時間後(ppm)/除去率(%) 2/80 10/75
3時間後(ppm)/除去率(%) 0.6/99.4 3/97
24時間後(ppm)/除去率(%) 0.2/99.8 0.5/99.5

ネオラ消臭ポリを6段階臭気強度(悪臭防止法より抜粋)に基づいて評価を行いました。

アンモニア臭気強度と濃度の関係

臭気強度 1 2 2.5 3 3.5 4 5
アンモニア濃度  (ppm) 0.1 0.6 1 2 5 10 40

6段階臭気強度表示

0 : 無臭
1 : やっと感知できる臭い(検知いき値濃度)
2 : 何の臭いであるかが判る弱い臭い(認知いき値濃度)
3 : 楽に感知できる臭い
4 : 強い臭い
5 : 強烈な臭い

アンモニアの消臭性能の評価基準は、通産省・アパレル製品など品質性能協議会のガイドラインに規定されています。
試験法は悪臭成分を試料と一緒に入れて、2時間後及び24時間後の臭気物質の残留濃度を測定します。

対象ガス 試験容器 ※1 初期濃度 接触時間 ※2 基準
アンモニア 3Lテドラパック 40ppm 2時間又は24時間 1.0ppm以下

※1 初期濃度は、臭気強度5(強烈な臭い)に対応する。
※2 基準は、臭気強度が2に相当する残留ガス濃度

この評価基準は介護用に用いられるものですが今回の試験にも適用されるものであると考えます。
これによるとネオラ消臭パネルは、基準値をクリアーしていますので充分な効果が得られました。

消臭試験U

100×150mmにカットした消臭・抗菌パネルを3リットル容量の消臭試験器に入れる。
悪臭成分は、アンモニアを用い初期濃度40ppmに調整後2時間後の残存ガス濃度を検知管で測定したのち、さらにアンモニアガスを封入し、40ppmに調整後2時間後の残存ガス濃度を検知管で測定する。
これを1サイクルとして、6サイクル行った。

光源:ブラックライト20w
通常パネル ネオラ消臭パネル
1回目 初期濃度(ppm) 40 40
2時間後ppm/除去率% 20/50 5/87
2回目 初期濃度(ppm) 40 40
2時間後ppm/除去率% 25/37 6.5/83
3回目 初期濃度(ppm) 40 40
2時間後ppm/除去率% 30/25 11/72
4回目 初期濃度(ppm) 40 40
2時間後ppm/除去率% 40/0 14/65
5回目 初期濃度(ppm) 40 40
2時間後ppm/除去率% 40/0 15/62
6回目 初期濃度(ppm) 40 40
2時間後ppm/除去率% 40/0 16/60

繰り返し試験を行うと、通常のパネルは4回目以降アンモニアガスが飽和して、除去率が0になりましたが、ネオラ消臭パネルは、繰り返し試験を6回行っても、除去率60%を保ちました。

上記の結果より、ネオラ消臭パネルはアンモニアガスを効率的に除去することが確認できました。

♦抗菌力試験♦

試験概要

抗菌製品技術協議会  試験法   抗菌製品の抗菌力評価試験法V (1998年度改定版)光照射フィルム密着法
※以下 「光照射フィルム密着法(抗技協1998年度版)」 という。 を参考にして、検体の抗菌力試験を行った。
ただし、試験は以下に示す1菌株で実施した。
黄色ブドウ球菌:Staphylococcus aureus IFO 12732

試験結果

結果を表1に示した。
また、依頼者の要望により次式から算出した増減値差は3.4であった (抗菌製品の抗菌性能基準:増減値差2.0以上)。
増減値差=logC0−logC1
C0:検体の遮光24時間後の生菌数の平均値 (暗条件試験区)
C1:検体の光照射24時間後の生菌数の平均値 (明条件試験区)

表1 抗菌力試験結果  光照射フィルム密着法   (抗技協1998年度改訂版) 参考
試験菌 測定 試料 試料1個当たりの生菌数
測定-1 測定-2 平均値
黄色ブドウ球菌 接種直後 対照 2.1×105 1.4×105 1.8×105
遮光,20〜25℃ 24時間後 検体
対照
4.2×104
7.1×105
1.2×104
8.0×105
2.7×104
7.6×105
光照射,20〜25℃ 24時間後 検体
対照
10
1.9×105
<10
7.6×104
10
1.3×105

<10:検出せず
対照:ポリエチレンフィルム
菌液調整溶液:1/500NB培地 (リン酸緩衝液で希釈)
光照射条件:4,000〜8,000 1x (白色蛍光灯)
財団法人日本食品分析センター

♦塗膜性能試験結果♦

試験項目 評価 試験条件
密着試験 合格 碁盤目セロテープ法
衝撃試験 合格 デュポン式300g 50cm
耐候試験 合格 屋外暴露一ヶ月
寒熱繰り返し 合格 -20℃2H  50℃2H  10サイクル
耐熱試験 合格 60℃  168時間
耐湿度試験 合格 40℃  95%  168H
耐アルカリ試験 合格 5%炭酸ナトリウム
耐酸試験 合格 5%酢酸
耐アルコール 合格 60%エタノール
耐食塩水試験 合格 15%食塩水
耐汚染試験醤油 合格 キッコーマン
ソース 合格 カゴメ
マジック黒 合格 マッキー
マジック赤 合格 マッキー
クレヨン黒 合格 ペンテル
口紅 合格 キスミー

♦簡易トイレ施工試験結果♦

520mm×420mm(ポスターサイズ)にカットしたネオラ消臭パネルを、簡易トイレ(1.6m3)の壁面に貼り、経時によるアンモニア濃度の測定を行いました。

♦消臭試験結果-1 白熱灯・約30ルクス〈ppm〉
何も貼らないトイレ 1枚貼ったトイレ 2枚貼ったトイレ
0分 8 7.5 7.5
15分後 8 5 5
30分後 8 4.3 4
60分後 6.5 3.5 2.2
90分後 6 2.3 1.2
150分後 4.8 1.6 0.8
210分後 4.5 1 0
270分後 4.4 0.6 0

♦消臭試験結果-2 蛍光灯・30ルクス〈ppm〉
何も貼らないトイレ 1枚貼ったトイレ 2枚貼ったトイレ
0分 8.5 8 6.5
15分後 8 5.4 5
30分後 7.5 4 2.5
60分後 6.5 3.5 1.7
90分後 6 2.1 0.8
150分後 5.3 1.6 0.3
210分後 0.9 0.9 0
270分後 0.7 0.7 0

ネオラ消臭を貼ったトイレに、臭気を消臭する効果が認められました。
1枚施工したトイレより、2枚施工した方が、短時間で大きな効果が認められます。
消臭効果は、施工面積に比例すると言えます。

上記試験のトイレの容積を1m3に換算すると、ポスターサイズ1枚では、0.13m2
2枚では、0.26m2の施工面積となり、これを一般的な8畳間(33.124m3)を例に換算して図で表すと、次の様になります。

<<8畳間に換算した図>>


上記試験空間 (簡易トイレ) を8畳間に換算した場合のネオラ消臭パネル施工面積 (1枚分)
※上記試験での明るさ(30ルクス)は、薄暗い感じの トイレを想定した明るさです。
オフィス等は、 100ルクス以上が一般的です。
明るさが大きい程、消臭・抗菌効果は大きくなります。

以上のことから、ネオラ消臭パネルは、空間(室内)における比較的大きな面積を占めるパーツ( EX.腰壁、間仕切り、壁面収納、ドア等)で大きな効果を発揮するものです。

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