400系「ありがとう つばさ18号」編


平成22年4月3日

400系つばさの廃止がいよいよカウントダウン。偶然400系に乗れればいいものの、今はE3系ばかり。そんな人たちのために、特別列車が設定された。


ありがとう つばさ18号L3編成)山形15:06→東京17:56

ファンがいっぱいの山形駅2番線に、つばさが入線。



まさしくL3編成。



このサボも、まもなくなくなってしまう。



車両のロゴ。改めてみてみると、のびやかだ。



18号は、開業から18年という意味がある。上りと下りが一緒に表示されるのも面白い。



ここで、特筆すべきは、17号車の指定席。これは極めて異例だが、このツアーには普段は自由席である16、17号車が充てられているようだった。現に、私の前の席に座ろうとした親子連れが、「ここは自由席ですよね」と聞いてきたことからも、ちょっとしたカルチャーショックが分かる。



指定席の17号車。



車内のご案内。車内は特別満席ということはなく、8,9割の乗車率だった。山形→福島とか、そういう乗り方をする人が結構いるようだった。



ここで特筆すべきは、「つばさ 東京行き」。○○号が抜けているのだ。この表記は18日の「さようならつばさ18号」も一緒だった。

 

トイレ。



今日の記念品。



人々に愛された400系。ミニ新幹線の先駆けでもあった。



ちなみに、この日のバウチャー券には誤植がある。「社内で係員へお渡しください」。ちなみに、18日の「さようならつばさ18号」では「車内」と正しい表記。



11号車まで見えた。400系はワイドウインドウもウリだったのだが。



さすが、撮影名所には熱心な人が。



福島駅の14番線に上って行くところ。はやてが見える。

余談だが、つばさと連結する東北新幹線「やまびこ」は、上り下りにかかわらず、14番線に来ることになるので、ちょっと危険な作業となる。



郡山駅では、ファンサービスと時間調整のため、若干長めに停車した。

奥には下りのE3系が。



L3の表示。



下りが一足早く出発。



ステップ。これ2枚分、フル規格新幹線より車幅が狭いんだなあ。



17号車は、開業当時から禁煙車でした。16号車は、全車禁煙になって、シールで禁煙マークが貼ってあったのが印象的でした。



さて、ツアーにセットされている牛肉どまん中弁当でも食べるか、と大宮過ぎから。オレンジの飲み物は、500円で別に購入。

こんなに経ってから食べたのにはわけがある。車内販売が来ないのだ。せっかくビールサーバー付きの車販のようだったが、全然来ない。結局、みんな前の方に自分で移動して車内販売を利用しているようだった。だから、なおさら遅い。でも、もう大宮を過ぎたので、時間の余裕は30分ほど。しょうがないからビールを迎えに行き、お弁当開きとなったのだった。



ちなみに、車販が17号車に来たのは、上野駅付近。こんなことはもちろん初めて。

今回、じっくり味わってみると、この弁当のコストパフォーマンスのよさに改めて驚いた。東京駅の駅弁屋さんで大量に売られていなければ、なお良いのだが。



<まめちしき>正式には「牛肉どまん中」で、弁当は付かない。

<まめちしき>つばさの中では、基本的には下りの米沢以南でしか買えない。



東京駅に近づくたびに、人が増えてくる。



東京駅では、14番線にも700系の陰から狙う人がたくさん。



そして、到着した23番線では。たくさんの人がお別れに。いわゆる「葬式鉄」と言われる人々。もうちょっといい名前はないのか。

「中間車撮らせてくださ〜い!」と何度も叫ぶ少年。こんな状況では無理だって。



回送。



名残惜しいが、今日はさらに用事がある。

上野恩師公園に花見に行く。

京浜東北線(クハE233−1220)東京11:59→上野12:06

コンビニでビールを買って、上野恩賜公園へ。「公園口は大変混んでおります、入谷口をご利用ください」という放送が繰り返されていたが、そんなに混んではいないだろう、と勝手に判断する我々に、出口は長蛇の列。10分くらい並ぶのでした。

ちなみに、恩賜公園を「う○ち公園」と聞き間違えた罰当たりな奴がいる。



素晴らしい桜。



たくさんの人が来るのも頷ける。



そして、宴会も。



うらやましい。



場所取りの仕方。



かんぱ〜い。



段ボールを利用して。



大道芸の人も来ていた。



奥さんが「全然似ていない」と言ったともいわれる西郷どんの銅像。「最後うどん」と変換される。



山を下りて、そのままアメ横へ。



志村商店も今日は人だかり。



もうちょっと行って、果物屋の前を曲がると、名店、もつ焼 大統領がみえる。



付近にある「大山」と並び、上野近辺の格安飲み屋の超有名店。



座れないかと思って、様子を見ていたら、「2名様、大丈夫ですよ」と声をかけられ、お客さんをちょっとずつ詰めて、カウンターの角を開けてくれた。

とりあえず、ホッピー450円とウーロン茶250円。



ここの名物、煮込み420円は馬のモツ。右のセンマイ刺しは350円。さっぱりとしている。



店内は満員。真昼間だって言うのに。うらやましい。右隣にいたお客さんから話しかけられ、盛り上がる。トラックの運転手さんらしく、この店のかなりの常連さんらしい。いろいろ教えてくれた。「お昼から飲めるのは、いいですね〜」「朝の9時から飲めます(笑)」おじさんも10時から飲んでいるらしい。



焼酎追加250円を注文。この追加焼酎が、氷は入っているものの、ジョッキの7分目くらいまで注がれる。常連さんによると、「この中(追加)が危ない(笑)。でも、下手すると中1回だけでホッピーを5杯ねばれる(笑)。」それほど「中」が多い店。私も追加ホッピーを2本頼めた。



この安さもうれしい。



このお店のもう一つの名物、もつ焼盛合せ450円を見つけ、早速注文。塩・タレを聞かれたが、常連さんに従いすべてタレで。「焼き1丁〜!!」と威勢のいい声。

これで450円。



「お酒もおいしいよ」との常連さんからのアドバイスで、お酒240円。その名も福島の「大統領」



かっこいい注ぎ方!



これが煮込みの鍋。



大満足して、次の目的地へ。

山手線の4扉化が進んでいる。



山手線(失敗)御徒町14:24→秋葉原14:26

総武線各駅停車に乗り換え。

総武線(サハ231−110)秋葉原14:30→御茶ノ水14:32

これまで、適当に「お茶の水」と書いていたような気がするが、正式には「御茶ノ水」駅。

中央特快(モハ233−535)御茶ノ水14:35→新宿14:45

そして、大急ぎで15時からのルミネtheよしもとへ。



今日の出演者は、ショウショウ、はりけ〜んず、ザ・プラン9、COWCOW、次長課長、中山功太。そして、吉本新喜劇は、三瓶とかが出ていた。途中でちょっと寝てしまった。

そして、夕ご飯へ。

山手線(クハE231−549)新宿17:34→渋谷17:41

東急東横線(5419)渋谷17:56→祐天寺18:02

やってきました祐天寺



とり鉄とは、写真を撮ることが好きな鉄道ファンのこと。



祐天寺までやってきた理由は、このお店。



見るからに、楽しそう。



ご丁寧に。



こちらが我々の席。



しかもシルバーシート



さんのみや?



ふくちやま?



指定券?



祐天寺名物 鉄道ムードの店 ナイアガラ



機関車がカレーを運んでくれる。



お子様系はつばさに乗って。「3番、新幹線発車でーす、発車しまーす」と駅長さんの声。



辛さは速さで。以前は、4種類が楽しめる「周遊」というのもあったとか。



さて、やってきた。名物ドライカレー800円。オリジナルのスパイス調合だそうで、ちょっと辛め。



そして、カツカレー950円。右上の飲み物は、380円。



日付入りの乗車証明書ももらえる。奥の店員さんに、「ハンバーグは何番ですか〜?」と模型の操作をしながら聞く駅長さん。「4番!」と返事。駅長さんのスイッチで、ゆっくり機関車が走りだす。歩いた方がよっぽど早いのだが、それは絶対に言っては駄目だ。

特筆すべきは、駅長さんの人柄の良さ。ただし、吉田類さんが来たことは忘れてしまったようだった。帽子を貸していただいて、記念撮影をして、店を後にした。



わざわざ外までお見送りに来た駅長さんから、本物の車輪があると聞いて、行ってみた。歩いて1分ほど。吉田さんも来ていたなあ。



さて、これから隅田川に夜の花見に行く。しかし、よく動く人たちだ。

中目黒からの日比谷線直通が来て、大変助かった。

東急東横線→東京メトロ日比谷線直通(03511東京メトロ車)祐天寺19:01→人形町19:30

東京メトロ浅草線(03511東京メトロ車)人形町19:36→19:48

やってきました浅草。左から2つめの建物はスカイツリー



いろんな屋台が出ている。いくつかの屋台には、出店禁止と書いてあったが、どんな意味があるのだろうか。



スカイツリーと屋台船。



春のうららの〜



建設中。



さて、浅草で飲むとなれば、ここは外せない。



デンキブラン神谷バー



初めの一杯は、入ってすぐのレジで食券を購入する。追加注文はテーブルからでいい。



良心的な値段。



左上の「デンキブラン」は、260円。



これがデンキブラン。ちょっと甘めだが、ぐいぐい飲むにはちょっときつい度数。ちなみに、このグラスは2つ800円で購入できる。



祐天寺で夕食を食べた後なので、ちょっとだけ茗荷天ぷら510円をつまみに。サクサクでおいしかった。



東京メトロ銀座線(01623)浅草21:09→上野21:14

山手線(E231-523)上野21:35→池袋21:54

ほろ酔いでメトロポリタン池袋へ。その後は部屋で一人宴会。





平成22年4月4日

このツアーには朝食がセットになっていない。11時のチェックアウトまでゆっくりして、朝食へ。

池袋なら、前から行ってみたいお店があった。

帆立屋



池袋の有名な飲み屋さん。24時間営業。立呑屋とあるが、一応イスがある。



メニューはほとんど315円。



まずは、黒ビール380円と烏龍茶315円。



おすすめもたっぷりある。



名物マカロニサラダ315円。このボリューム。カラシが入っていて酒のつまみにもいい。



1ミリくらいの薄いハムが入っている、名物ハムカツ315円と竹の子ごはん380円。ちょっと甘めの味付けでおいしかった。



マグロ刺525円と日本酒(白鹿 常温)315円。



飲み物も安い。



ニラ玉おひたしと少々しょっぱめで、ピリ辛のごまさば380円



特製梅焼酎315円。さっぱりとした梅酒で、香りはちょっと独特だったが、口当たりはまろやか。



いい気分になり、移動。運転士さんは女性。

山手線(モハE230−545)池袋12:06→巣鴨12:08



さあ、やってきましたおばあちゃんの原宿 巣鴨



毎月4の付く日は縁日なので、すごい人だかり。だから昨日ではなく、今日来たわけだが。



山形の名物も。



人だかりができているので、見てみると、



カセットテープ



高岩寺



お水を飲んで、



線香を買って、



ここに投げ入れます。



とげ抜き地蔵は、別に長い列に並ばなければいけないので、今回は見送った。

売っているものも、何だか巣鴨チック。

たくわん。



お茶。



乾物。山形名産「いなご」



そして、マルジを発見。こここそ、字を赤にするのがふさわしい店。













昔の唄の店。「誰か故郷を思わざる」とかか。



わかめ屋さん。



卵。互い違い。



今度は時代が新しくなり、CD屋さん。



と、大量のキャベツを切っているお好み屋さんを発見。



一つ買ってみた。おいしかった。



ストッキングも売っている。



最近、旅行先でぐい飲みを買うのがマイブーム。今回は50円のもの。



ゆったりとした商売。一日当たりの売り上げは一体いくら位なのだろう。



おすがた焼をお土産に。「悪いところから食べるといいですよ」と渡すと、ほとんどの人が頭から食べているようだ。



以前は、いろいろお年寄りへの配慮(詳しくはネットで検索を)があったというマック 巣鴨駅前店

店内はかなりお年寄り率が高い。

さっそうとコーヒーを頼むお年寄りも多かったが、なぜかキャップはほとんどの人が外して飲んでいた。



さて、巣鴨を出発。ちょっと時間が空いたので、銀座に寄っていこうと計画。



都営三田線(6325−1)巣鴨14:39→日比谷14:54

東京メトロ有楽町線(西武車6811)有楽町5:01→銀座一丁目15:20

やってきました銀座。銀座駅のほうが目的地に近いのだが、銀座一丁目駅でも十分。銀座は平べったくミルフィーユ状になっているので、1丁目から8丁目まで歩いてもそんなに時間はかからない。

今日は歩行者天国となっております。



きむらやで桜あんぱん735円を購入。さすがあんぱんの元祖だけあって、並んでいた。



この前も通った和光の前を通る。まあ、あれだな、4丁目。



ここらへんを見たい、とのことで、その間近くをぶらぶら。



ヤマハがリニューアルオープンしていた。



立派になって。



最後の目的のために、新橋まで歩き、腹ごしらえ。

丸冨水産にまたまたお邪魔した。

裏のほうから入るのは初めてで、ちょっとびっくりした。

まずは、ホッピー230円と350円。

そして、海鮮チキンラーメン380円。「時間がないんですが」と言ったら、ラップして急いで持ってきてくれた。陽気な店の人が、早い時間で他に客がいないこともあって、代わる代わる話しかけてくる。 「どこに行くの?」「何の用事?」



この店に来たら、豪快!丸冨盛り1380円は外せない。

小さくて分かりづらくて恐縮だが、左から、ウニ、マグロ、下がイクラ、アナゴ、上の白いのがサワラ、下がカツオ、上の白いのがメジマグロ、下がキンメダイ、右端がトビウオ。



時間がないと言いながら、中をおかわりし、店の人に笑われながら急いで平らげる。

さて、東京駅へ、大急ぎ。

山手線(サハE230−523)新橋16:38→東京16:42

はとバス乗り場へ、急いで行く。はとバス初乗車。「東京さくら回廊」1500円なり。

目の前には、取り壊し中の東京中央郵便局。何度かお世話になった。



オープンエアのはとバス(O' Sola mio:オーソラミオ)がやってきた。



降りてくる乗客は合羽を着ていて、口々に「寒い。」と連発しているので、ちょっと不安になりながらも乗車。



コースは、皇居、千鳥が淵、半蔵門、麹町警察署、甲州街道、四谷、迎賓館、学習院初等科、四谷見附、赤坂見附、市ヶ谷、靖国神社、内堀通り、千代田トンネル脇、あたり。8の字のコースだった。

以前お世話になった日本武道館付近。1時間のコースなのだが、ガイドさんは、「桜の咲くところには人が集まります。先ほどのバスも、1時間50分ほどかかりました」とアナウンス。それじゃ新幹線ぎりぎりだって。



手が届きそう。でも、触ってはいけません。



桜を堪能し、1時間15分ほどで東京駅に戻ってこれた。

そして、お土産タイム。

東京駅の純米吟醸があった。



後は、グランスタで例のカリントウを並んで購入。

200系などを撮影する。



そしたら、日ごろの行いが良いので、帰りもL3編成だった!



つまり、400系



300系とのコラボ。



昨日のお昼はあんなに人だかりだったのに、ともう一枚。



さて、今となっては小さめに見える車内のテロップ。「さくらんぼ東根」については、ローマ字表記が、「Sakurambohigashine」となる。



ちなみに、実際のさくらんぼ東縁駅のローマ字表示はすべて「n」になっている。これは、新庄開業の日につばさに乗って気がついたことだが、今日まで直っていないみたい。まあ、間違いではないが。

さて、今日のおつまみはグランスタの駅弁屋「極」から買った東京弁当1600円。絵葉書入り。



お酒はそれに合わせて、東京駅360円。



お弁当はこんな感じ。



東京に由来したものが入っている。まあ、オール東京産ではないのだが。おいしかった。



指定席の赤シート



この表示が見られるのも残りわずか。