鳥も通わぬ八丈島編(旅行計画はゆったりと)
平成18年1月7日
3学期が始まる前、ちょっと旅行に行くことにした。といっても、計画はかなり前から立てており、JR切符とANAの航空券予約は11月に済ませておいた。
前日は夜の2時まで仕事をし、ようやく寝ようと思ったのだが眠れない。どうせ新幹線に乗れば眠れるので、部屋の電気とテレビをつけてウトウトし、5時起床。睡眠時間は1時間くらいか。
山形新幹線つばさ102号(400−210)山形6:27→上野9:24
おや、と思ったあなたは鋭いのだが、無視して次に進みます。
新幹線内では、上山を過ぎるとすぐにお酒を購入。ワインがある、とのことだったので、迷わず注文。180MLで360円とお手ごろだった。赤と白があるらしいが、赤売り切れ。朝一番の販売なのに。銘柄を見ると、朝日町のワインで一緒にもらえるプラのコップちょうど一杯分。一緒に買った紙コップのお茶は200円。
お弁当はすき屋の牛丼。見栄えは米沢の牛肉弁当に負けないし、これはいい方法だなあ。
今回の旅行は過密スケジュールで、東京駅で新幹線を降りてから羽田空港での飛行機離陸まで66分しかないので、かなり綿密に電車の時刻やホームを調べておいた。その他にも、慣れていない京急の羽田駅からの歩く(走る?)道筋、羽田空港のチェックインルート、荷物預け場所、ゲートへの道のりまで細かく調べておいた。羽田は3年前の屋久島旅行以来のご利用だ。
ところが、ところが!上野駅前、地下トンネルに下りる手前で新幹線が停車。車内アナウンスが流れ、車掌さんから新年のごあいさつ。「東京駅停車中のとき内で車内トラブルが発生しており、東京駅のホームは満線です。」との事。「なんだと!」と思ったが、電車は動かない。車掌室に行ってみると、目を閉じてこれからを案じている車掌さんがいたので、「羽田に行くのだが、東京駅に着くのと、上野駅で乗り換えるのとどっちが早いか。」を聞いてみた。曰く、東京駅のホームがいっぱいで、上野に停車中の先行列車もいるとの事。それを聞いて上野に着いた時点で乗り換えることにした。一緒にデッキにいて列車が動き出すのを待っていたおじさんが、「上野だと、東海道線乗り換えられないでしょ?」と聞いてくるので、上野駅から4,5分かけて山手線か京浜東北線のホームに行き、乗り換えて東京駅に行くことを伝えた。おじさんも急いでいたらしい。10分近く停車した後、そろそろと動き出した新幹線が上野駅に到着した。ドアが開くと「後は運だね。」というおじさんに、お互いに合図し、地上行きのエスカレーターめがけて走った。
山手線ホームに駆け上がり、やってきた外回りに乗りこんだ。一息ついたところで、ここから3つのルートが頭に浮かんだ。1つ目、予定通り京急に乗るため、このまま京浜東北線で品川まで行く。2つ目、東京で降りて東海道本線に乗り換え、品川まで行き京急。3つ目、当初考えていなかったモノレールで行くため、浜松町で降りる。PHSの「駅すぱあと」で検索すると、モノレールが一番早い(といっても1分)ようだった。しかも、モノレールならANAのカウンターにも近くなる。京急は第一ターミナルと第二ターミナルの間に駅があるので、幾分遠くなるのだ。
京浜東北線上野9:36→浜松町9:49
この時点で、ほぼ離陸には間に合わないと思った。このルートでは、品川の京急ホームでしようと思った自動チェックインができなくなったし、浜松町でもモノレールの自動チェックインに、時間が遅過ぎて受け付けてもらえなかったからだ。
モノレール(1044)浜松町9:53→羽田第二ターミナル10:16
モノレールの中からANAのカウンターに電話する。連絡なしで乗り遅れ、キャンセルになると困るからだ。荷物の個数などを伝えると、空港に伝えておく、との事。
モノレールが到着し、ドアが開くと同時にダッシュ!自動チェックイン機にバーコードをかざすが、「カウンターに行け」としか表示されない。かなりまずい時間のようだ。カウンターに走って係員さんにチケットを見せると、あわてて電話をし始めた。飛行機へ向かうバスが出発したか確認したようだった。幸いバスは出ていなかったようで、「お急ぎください。」と言いながら走り出す係員さんについて、一緒に人ごみの空港内を走った。走りながら、「もし、金属探知機でブザーがなった場合、ご搭乗できないこともあります。」と言う係員さん。空港内には、「お急ぎ下さい。」と私の名前がアナウンスされている。
ようやくゲートに到着し、悠長に並んでいる他のお客さんを差し置いて、手荷物をX線検査の台の上に置く。金属探知機をドキドキしながら通ると、ブザーが!あわててウエストポーチをはずし、もう一度くぐる。今度は大丈夫だった。ところが、キャリーバッグが引っかかった。「ご搭乗いただけないこともあります。。。ご搭乗いただけないこともあります。。。」頭の中でこの言葉が駆け巡った。「この中に、スプレー缶があるようですので、開けてください。」との事(まさかこの場で使って、缶を「空けてください」ではないだろう。)。急いでバッグを開けてみると、ダイソーの足冷やしスプレー!「これは機内に持ち込めませんが。」とおっしゃる係員さんに、「いりません!」と言ってしまった。これほどダイソーを憎たらしく思ったのは初めてだ。係員さんはびっくりしたようで、「こちらで処分させていただいてもよろしいですか」と聞いてくる。(ご搭乗いただけないこともあります。。。)「いりません、こんなもの!」と叫んでしまった。
手荷物を持ったまま搭乗口をくぐり、ようやくバスへ。バスには数人の遅れ組が乗っており、幾分気持ちが落ち着いた。さっき一緒に走って案内してくれた係員さんにお礼を言うのを忘れた、と思ったが、「まあいいや、帰りにでもちょっと言っておこう。」と思い直した。まさか、あんなに早く帰れるとは、この時は知る由もない。
バスで3分ほど走ると、搭乗機がお出迎え。混んでいるようで、まだタラップに乗ってもいないお客さんもいて安心した。混みこみのお客さんに、結局離陸したのは、10時50分ころだった。私が飛行機を遅らせたわけじゃないぞ。
ANA823便(B737−500)羽田空港10:30→八丈島空港(?)11:15
今日は風が強いようで、「強風のため着陸できない場合には、羽田空港に戻ることも予想されますので、あらかじめご了承ください。」というアナウンスが流れた。のだが、ぎりぎりで乗れた安堵感や間近に見る三浦半島、伊豆大島、三宅島に、心は躍るのだった。
機内は旅行客の他、釣りの客もかなりいるようだった。羽田から八丈島までは飛行時間45分。鳥も通わぬ、流人の島、という時代から比べれば、便利な世の中だ。たくさん走ってのどが渇いたので、客室乗務員さんに飲み物をお願いした。コーヒー、ジュース、冷たいお茶から、ジュースをリクエストすると、りんごジュースが運ばれてきた。基本的に45分以内のフライトの便では客室添乗員さんに頼まないと、飲み物は来ない。頼んだほうが得だ。
さて、最終着陸態勢に入り、八丈島も見えてきた。八丈富士が間近に迫ってくる。滑走路が見えた。風のため機体が前後左右に揺れが続く。滑走路も10Mくらい下に見え、ここまでくれば大丈夫、と思った瞬間、機体がふわっと浮いた。「着陸やり直しか、これは貴重な経験。」とちょっと喜んだのも事実だ。八丈小島の横を浮上しもう一度東から回りこむ、と思った瞬間、機長より新春のごあいさつが。「。。。着陸は断念しました。当機は羽田空港へ向かいます。」!!!11時30分の出来事だった。八丈島にセイグッバイ。客室乗務員さんが、「機内にはJRの時刻表もございます。」と言いながら、それを持って機内をうろついていたが、「時刻表を見て、どこに行けばいいのだ?」と疑問がわいた。機内でよく聞かれるアナウンス、今日も聞いたが、「大きく揺れても飛行には影響ございません。。。」飛行と着陸は違うのだなあ。
ANA823便(B737−500)→八丈島空港→羽田空港12:20
2時間近いフライトだった。またバスに乗せられ、搭乗口へ。払い戻しと振り替えの客に別れた。当然振り替えに並んだのだが、列を作ってかなり待たされた。最終便だと空きがあるとのことで、それで行くことにした。宿に電話し、遅くなることを伝えた。
せっかくなので?羽田空港内を散策。16時10分の最終便まで4時間近くあるのだ。まあ、複数便あるだけいいだろう。ただ、せっかく早く島に渡って楽しもうとしていただけに、がくっときた。
昼食は、八丈島で島寿司を食べる予定だったのだが、予定がくるって、赤坂離宮。Aセット1600円。高いと思うかもしれないが、羽田の上階レストランでは、それほど高くはない部類。1階、地下まで行くと安い店もあるらしい。マーボー豆腐があまり辛くなかったのだが、さすが、の味だった。特に、右手前の大根は、中華風に煮てあるのだが、だしが海老。おいしかった。上のほうにちょっとだけ見える、ピータン豆腐750円もピータンがとろけるような食感で、今まで食べていたのは何だったんだ!と机をけりたくなった。
こちらは、五目入り汁そば。1300円。これもなかなか。ハートランドビール700円がなくなりかけたところで、すかさず店員さんが「おかわりをお持ちしましょうか。」と尋ねるあたり、さすがだった。「もちろん。」とお願いする私もさすがだ。どうせもう、今日は運転しないだろう。
Aセットのデザートがきた。よく分からない。タピオカのカスタードソースがけ、オレンジ果肉入りだったかな。鉄観音茶はおいしかった。
昼食後、帰りの飛行機のことを考えた。明後日は最終便で羽田に着き、その後最終の一本前の山形新幹線で帰る予定だ。でも、まだちょっとだけ仕事が残っているし、次の日から仕事だし、もうちょっと早い便で帰れないかな、と思った。それなら2便で帰れないかな、と。その便だけは伊豆大島経由で、そういう飛行機にも乗ってみたい。そのことを予約カウンターに行って相談してみた。今回の航空券は往復チケットだったのだが、一応未使用の状態だ。ところが、なかなか難しい家庭の事情があるらしく、係員さんも難しい顔をしている。そちらでお待ちくださいと言われて、そちらで待つ。そのコンピューター前には係員さんが3人も集まって相談している。悪いことしたかな、と思ったのだが、もう仕方がない。列に並ぶ時間と待つ時間を合わせて1時間かかったが、諸般の事情からそのプランはつぶれてしまった。
気を取り直して、ゴールドカード持ちの私は、有料(1000円)待合室も無料だ。カードと搭乗券を見せて、中に入る。予断だが、この有料待合室って八丈島空港にもある。おそるべし。
ここは様々な飲み物が無料なのだ。ポカリスエットを飲みながら優雅に待つ。ちなみにアルコール1杯も無料の、さらにエグゼクティブ用待合室も5階にある。
ANA829便(A320)羽田空港16:10→八丈島空港16:55
この最終便はエアバス社の航空機。、離陸がやはり遅れて16:25だった。
着陸が遅れて17時。ようやく、ようやく着いた八丈島。「おじゃりやれ」本当だ。「おじゃりやれ」とは、八丈島の方言で、「まあまあ、よく来なさった。飛行機が遅れて大変でしたね。」という意味(一部誇張)。
この空港は「自閉症の家庭療育」を行っている。誰もわからんか。「北海道エアシステムが運営している」くらいの方が分かりやすいか。
今回の宿は、シャルムハウス。以前この建物は「旅荘ぽんぽこ」と言ったらしいが、改名の詳細は分からない。経営している方も違っているようだった。
さて、この宿の一番の魅力は、島の焼酎飲み放題!すばらしい!そして一泊二食付きで6300円という安さ。すばらしい!空港まで迎えに来てくれ、宿まで5分程度で着いた。事前に一軒貸しを、とお願いしていたのだが、案内されてびっくりした。普通の民家風の入り口に、中には部屋が5つ!そのうちの一つをどうぞ、とのこと。ちょっとさびしい。。。民宿と言う感じなので、ホテルのようなきれいさ、豪華さはない。また、寝巻きなどは持参になる。
楽しみだった夕ご飯。7時になったので、食堂に行ってみると、ちょうどおばさんが迎えに来てくれたところだった。おばさんにお土産を渡す。中身は、モス、ケンタッキー、ミスド、すきやの詰め合わせ。島の人たちはお土産にファーストフードを喜んでくれるということを、事前にメールで確認しておいたのだ。
食堂には数人がすでに食事をしていた。2人連れが1組、1人ずつが3人いた。端っこに座らせてもらう。
左がキンメダイの刺身。上のほうの緑色なのが、くさやとあしたばのおひたし。この皿を手に持つとぷーんとにおいが。もしかして、と思わせる一皿だ。あしたばは伊豆諸島の特産品。今日摘み取っても、明日には芽が出てくるという強い草で、体にはとってもいいらしい。その他にも、上のほうの豚大根もとてもおいしかった。
あしたばととびうおとおくらのてんぷら。こっちのおくらは大きいし、角ばっていなくて丸みが強い。
さて、焼酎の第一投目は、青酎()あおちゅう。これは八丈島の焼酎ではない。ここから南に60キロほど行っところにある、青ヶ島の焼酎だ。本当は今回の旅行は青ヶ島が目的地だった。ところが、一日に一往復しかないヘリのコミューター便が9席すべて埋まっており、キャンセル待ちが6人もいる、とのことで青ヶ島は断念したのだ。青ヶ島に行きたい一つの理由が青酎だったので、初めの一杯はこれにしたのだ。
お隣の方にお湯を借りて、割って飲んでみる。うひゃ?期待した味とは違う。通好みというか、なんと言うか。青酎にも種類があるので、今回のこれがたまたま私の口に合わなかったのかもしれない。何年か前、「黄酎」というのが、はやったなあ。あ、それはピカチュウか。
二杯目は、八丈島らしい黄八丈。これは、すっきりしていて、とてもおいしかった。2杯飲んでしまった。お湯割り用の梅も置いてあるのだが、乙類焼酎に梅は入れたくない。
晩白柚(世界最大級の柑橘類。ザボンの一種。)という柑橘で作られたシャーベット。サービスしてくれた。
島の華。この辺まで来ると、食堂にいた方々と仲良くなり、いろいろな島の話を聞かせていただいた。島はいい。ちなみに、左の瓶は御主人が置いていったのだが、ラベルなし。中身は。。。島の華の20年ものらしい。ここまでくると、非常によくできた芋焼酎のような滑らかな味だった。もったいなくて、ストレートでちょっとずつ飲んだ。これがすべて飲み放題。「できれば、知らない人たちには来てほしくない宿。」というのが本音だ。
一番奥のでっかい柑橘が、晩白柚。
この焼酎が飲み放題。今日の欠航になった飛行機に乗っていた方もおり、話が弾んだ。
鬼ごろし。古いラベルだが、八丈島のお土産屋さんではたまに見かける。しかし、開けようとしたらコルクが破損したところを見ると、結構古いのかもしれない。あとでお土産屋さんで見ると、これも結構な値段。焼酎が進む。
ちょっとしたおつまみも無料。でも、私はご飯のおかずが残っていたので、それでどんどん飲む。明日帰る方が1人。後の方は帰ってもいいんだけど、どうしようかなあ、という感じだったので、「明日またここで飲みましょう。」と言うと、それに乗ってくれた。
ところが、これが???青瓶にラベルなし。これが相当プーンとくる。後で聞いたのだが、青酎の20年ものらしい。これは地雷だった。通にとってはものすごい焼酎らしい。もったいなや。
一本釣り。ここまで来ると時計も11時を指し、そろそろお開きになった。いろいろな島の情報をもらって、今後の旅行の大きな参考になった。
これだけ何杯も何杯も飲んで、ほんとに無料。すばらしい宿だ。旅行者同士のふれあいもすばらしい。
平成18年1月8日
朝は、すごい鳴き声の鳥の声がする。ぎゃーという感じだ。さすが南の島だ。朝ごはんは、やや洋風。これもおいしかった。
この宿のもう一つの特長、レンタカー無料!を予約していたので、今日の島巡りも楽しい。2台限りなので、早めに予約を。
今日は午前中かけて、島の北の方を一周する予定。初めに向かったのは、南原千畳敷。この写真、構図はいまいちだが、いまのノートパソコンの壁紙にしている。風がすごくて、海に向かって向かい風なのでなんとか断崖絶壁まで近づいたが、一瞬でも追い風になったらシャレにならないので、早々と帰った。奥に映っているのは、八丈小島。昨日の夜の宴会話では、この地形なのに、昔はこの島にも2つの集落があったそうだ。
ずっと進んでいくと、ヤギがいた。車を降りて記念撮影。今日の宴会話によると、ヤギのフンを利用してあしたば栽培に活かしているのだそうだ。また、あしたばは冬がおいしいらしい。夏は成長が早すぎて、すぐに固くなってしまうとの事だった。ためになる宴会だ。
八丈小島がきれいに見えた。今は人が住んでいないが、釣り、ダイビングのスポットとなっている。
これは、アロエ。花も咲いている。島のあちこちで見られた。
灯台も見ることができた。いい風景だ。たまに観光タクシーとすれ違うのだが、へこんでいるタクシーも見かけて面白い。。
八丈シーパークリゾート。八丈島のリゾートホテル。風景としてはきれいだが、昨日のような楽しい宴会は絶対に望めない。
そして、プリクラ美匠。
犬が垣根から出ていた。
首輪はつながっているので、動けない。
こちらは海抜30M地点です。津波時の避難は、「遠く」より「高く」に。
著作権侵害にはならないのだろうか。
なかなかいい焼け方。右から4つめは、十六茶とコーラ。
こういう粗雑さもいいものだ。
ここで、八丈富士に登ってみる。上りの途中で見た、きれいな海と寂れたガードレール。
八丈富士の6合目に、山を一周できる道路がある。鉢巻道路というらしい。そこを走っていると、牛がいた。車から降りて寄ってみると、牛が逃げていく。だが、しばらくすると慣れてきたのか、だんだん近寄ってきた。
さっきの牛たちがいたのとちょうど反対側に、ふれあい牧場がある。そこには、牛の家系図が貼られていた。左は上から、ノリとサザエ。右は上からキヌサヤ、カツオ、タラ。
自販機で八丈島牛乳を100円で売っていた。85度の10分間、高温殺菌でないからおいしいのだ。
ソラマメはえだまめの子供。メンデルが聞いたらたまげるだろう。
お昼は下に降りてきて、レストランB&Bというお店。お昼は島寿司が食べたかったのだが、「今日の夕ご飯に出すので、食べないでください。」と宿の人から言われていたので、別の店にと入ったお店だ。今日あがったお魚も食べられるということだったが、今日は残念ながら海の都合で鮮魚関係はなかった。待っている間、午後から予定しているダイビングの確認の電話をしてみると、今日は風が強いので、難しいとのこと。せっかくの機会なので、もう一度海を見てきてくれる、とのことだった。
島料理はんばごはん950円。はんばは海草だそうな。こんぶとにんじんとあぶらげが見える。地味に見えるが、だしが効いていてとてもおいしかった。
こっちは、かきなごはん950円。ちなみに、かきなは野菜。これもおいしかったが、はんばの方がおいしかった。
アロエ刺身。酢醤油で食べるのだが、正直言ってアロエの苦さが口に残ってしまった。
地魚フライ。今日はトビウオだそうで、からっと揚がっていて、おいしかった。トビウオは屋久島でも食べたが、身がしっかりとしていておいしい。
さて、満腹でドライブ開始。今日は日曜なので旅行貯金もできない。郵便局の写真だけ撮ってきた。三根郵便局。実に残念。
やはりここは東京都のようだ。車は、ほとんどが品川ナンバーだ。
ダイビングの様子を聞こうと思って、公衆電話を探したのだが、なかなか見かけない。やっと見つけた公衆電話は廃れていて、カードは使えなかった。この島、PHSはもとより、J−PHONEの携帯が通じなかった。DOCOMOはバリバリ(機種による)、auは部分的。でも、島民の方にとって、一部会社でも携帯が使えるのは大きいだろう。ようやく電話ができ、なんとかなりそうだ、の返事にすぐにショップに向かうのであった。
そして、今日のメイン。ダイビング。青ヶ島に行けなくなったので、何かしたいと思い、宿の紹介で申し込んでおいた。早速お店に向かう。
ビデオを観、問診票のようなものを記入し、水着に着替え、ウエットスーツを着て車に乗り込む。今日は風が強いとの事で、神湊(かみなと)という所でのダイビングとなった。今日も何度か車で通ったところだった。
写真を小さくしました。
帰ってから、ログを書く。観察できたのは、ハナミノカサゴ、クサフグ、ダツ、ガンガゼウニ、オオナガレハナカンザシでした。また、今回のダイビングは、潜水時間24分、深度5.8メートル、ウエイト8キロ、透明度10メートル、気温7度、水温18度、とのことでした。もぐった人たちでお互いにコメントを書き、初めてのダイビングは終わった。これは楽しい。またぜひやってみたい。楽しいですよ。
心地よい疲れで、風呂に向かう。やすらぎの湯。300円なのだが、宿からもらったパンフレット見せると、ただになった。実は八丈島は温泉が結構あり、「花と緑と温泉の島」というキャッチフレーズもある。
宿に帰ると、お楽しみの夕ご飯。今日は島寿司がでる予定なので、とても楽しみだ。右上はエビととびうおのフライ。下はあしたばの油いため。
お待ちかねの島寿司。今日は手前がカンパチ、奥がオナガダイらしい。魚を独特のしょうゆベースのたれにつけ、わさびの代わりにからしを使うところが島寿司流。奥の皿、刺身は手前がメジマグロ、奥がトビウオ。
そして、トビウオのアラ汁。といっても身がたくさんついている。
今日も食べきれないくらいの料理が出て、焼酎も進む。今日の一杯目は、ジョナリーというやつ。英語で珍しいと思った。
そして情け嶋。喜界島の喜界空港には管制塔がないらしい。
一本釣り。飛行機は翼のあたりが一番ゆれないらしい。
偶然御一緒したのは、山形県村山地方の醤油会社の社長さん一行。名刺代わりに、と醤油をもらってしまった。おいしい醤油でした。ネットで調べると、実はとっても人気商品。高くない刺身でも、味が変わるそうです。
潮梅。一杯ずつ飲んでいるわけでもないので、酔いも早い。いるかを見るなら御蔵島らしい。 甑島(こしきじま)では、さめを酢味噌で食べるらしい。
スーパーでつまみ用に買ったやたけのカレーパン。揚げていないのが珍しい。普通のアンパンの代わりにカレーが入っている感じで、おいしかった。
そして、やはり20年物はおいしい。いいにおいがするし、あまいのだ。上高地は日本じゃないようないい景色らしい。
情け島の甕。慶良間諸島は世界でも有数の透明度を誇り、ダイビングのメッカらしい。
大漁。小笠原諸島はシュノーケルで十分に楽しめるらしい。
黒潮。この頃には11時を回り、皆さん部屋に帰ったのが、私はせっかくなので全制覇、と思い一人で焼酎を注ぐのであった。
あがりやれ。与論島は観光化が進んでいるらしい。ちなみに正式名称は「よろんじま」。
この焼酎が飲み放題!うまかったです。
平成18年1月9日
朝食は洋風。おいしかった。豆腐は、あしたば豆腐。食感がカッテージチーズに似ている。
明日葉茶と青ヶ島名物のひんぎゃの塩。
今日は島の南半分を回る。宿のレンタカーだ。これはフレッツの宣伝。島民にはヤフーとフレッツの逸話があるのだが、省略。
東京都なので、警視庁。島の端っこの小さな派出所にまで「警視庁」が付いているので、見ていて楽しい。
ひょっこりひょうたん島の乗り物。一回30円。
これが黄八丈を織る織り機。体験織りもできるそうだ。
筆者はこういう風景が好き。道の先より海が上に見えるところ。屋久島でもあった。
昨日もぐった神湊も通った。
島の中には約500メートルおきに数字が打ってある。これで自分がどの辺にいるのかが分かる仕組みだ。
いよいよ登竜峠だ。
途中の休憩所から、八丈富士と八丈小島がいっぺんに見えた。絶景かな。ちょうど飛行機が着陸するのもみえた。飛行機の着陸をそれより高いところから見るなんて、なかなかできないことではないだろうか。
みはらしの湯。500円。露天風呂からは、はるか青ヶ島がみえた。水平線の左側に見えますね。
名古の展望台。200円をおばちゃんに払って、無料の焼酎を少しだけいただく。
八丈島はこんな感じ。お店の中にあったものを撮らせてもらった。わざわざ植木をどけて。大まかに言って、今は、右端真ん中のくぼみにいる。左の山が八丈富士。伊豆七島最高峰。
展望台に行く間、ヤギが2ひきいた。ちょっと草をやったら、メエメエ鳴いて、もっともっと、といくらでもほしがるのでした。(ちょっと盗作)
ここからも青ヶ島が見える。
風変わりな果物?食べられないかもしれない。
中田のソフトクリームの写真を撮ろうと思い、保冷ケースを指差し、「ここ開けていいですか。」とおばちゃんに聞くと、「何なさるんですか」とのこと。
それなら、とおばちゃんは私が写真を撮ってるのに勝手にレイアウトを作り変え、あしたばアイス200円が入るようにしてくれた。このアイス、本当はもっと色が濃いらしいのだが、お客が来ないので色が薄くなってしまったそうだ。私が一つ買おうとしたら、「無理なさらなくて結構ですよ。」との事。まあ、一つ買ってみたのだが、なかなかおいしかった。ただ、着色料が結構入っているようだった。なんか、他のHPでは250円って紹介されているぞ。何年か前の値段なのかな?。。。
アイスを食べたばっかりなのに、いそざきえん。ここは、八丈島の観光ガイドには必ず載っているほどの有名店。流木を集めて建てられた百余年たった落ち着いたお座敷。
名物は御赦免料理5250円、2人前より。思い切って注文してみた。ちょっと高い飲み会に一回行ったと思えば安い。八丈島一の料理を見てみたい。
サービスのセロリのごまあえ。これがおいしい。セロリの最高の食べ方なのではないか、と思うくらい。
コースのはじめは、あしたばこんにゃく。
そしてしばらく待つ。忘れているの?と思い、部屋の中の写真などを撮って待つ。昼どきが終わったので空いていた。
そして、登場。がーん!1メートルはあろうかというバナナの葉に乗って料理が登場した。
真ん中はたい。真ん中から下にヒメダイ、アオダイ、斜めになって、キンメダイ。
ゴムの葉に乗っているのは、左から、ムロアジ、にんじんの下にはんば海苔、幅が広い。上にかみなり大根、大根をひと干しし、かみなり切りにして自然乾燥させる。あしたばの葉に乗っているさつまいもあずき(きんぼ)、サツマイモを自然乾燥し、小豆を炊き込む。その上のさといも、右のはじ、さといもとたまねぎのかきあげ。
赤いのが、とさかのり、海底に生える鳥のとさかに似た海草。上が岩海苔、細く、黒光りする。右がブド。
まだまだ来る。カンパチのから揚げ。カンパチってこんな魚なんだ、と初めて知った。カンパチのお寿司は大好きけどね。身がしっかりとしていて、それでいて柔らかかった。
2年づけの古漬けたくあん(八丈島こうこう)。ヨーグルトのように発酵しているらしい。プーンとにおう。普通の時に食べたらたまらないだろうけど、今日は他にもたくさんあって、あまり手が伸びなかった。
シマアジの味噌汁。これだけでも結構なご馳走だ。だしが出ている。
ご飯と選べるのだが、麦ぞうすいを希望。これがおいしい。味噌仕立てで、ご飯ではなくすべて麦。サトイモ、あしたば、海苔も入っているらしい。ただ、量がとても多くて、あまり食べられなかった。今考えても残念。
漫画でくらいしか見たことがないサクラダイの塩釜。
塩を割ると、鯛が。うすい紙をはがして食べてみると、意外と身はほぐれやすい。上半分を食べたら骨を切り取って下半分を食べてください、とのこと。ほくほくしていて、塩気もちょうどよく、絶品。
パッションフル−ツと、りんごと、みかん。パッションフルーツは屋久島でも食べた記憶がある。中の種のようなところだけ食べ、ちょっと酸味がある。
満腹になって、いそざきえんの廊下を。
食べ終わったお部屋。この内容で5000円なら、ぜひ清水の舞台から飛び降りて味わってほしい。この料理は、流人が本土に帰ることが決まった時のお祝い料理らしい。おめでとう!の盛大な料理だったのだ。ちなみに、「いくら位でるのですか」と聞いてみると、「夜(要予約)は結構出ますが、お昼(予約不要)はほとんど出ません」との事でした。
大里地区の玉岩垣。
くさやを安く買う方法を昨日の宴会で教えてもらったので、買いに行きたかったのだが、時間がなく、黄八丈(もちろん焼酎のほう)を3本購入し、送って下さい、と頼むと、観光客向けの店でなかったので、無理、との事。結局3本バッグに入れて、手荷物で機内に持ち込みました。レンタカーは満タン返しなので、恐怖の給油へ。軽油を19.42L補給した。リッターあたり、148円だった(平成18年1月21日現在、地元の最安値は、95円)。ちなみに、昨日の宴会で聞いたところによると、セルフのガソリンで156円(同120円)とのことでした。
シャルムハウスとエスティマともお別れ。夕方まで部屋に荷物を置かせていただき、さらにお土産までいただいてしまった。記念にご夫婦と一緒に写真を撮らせていただいた。
帰りも東京駅で時間的に厳しく、本来上級カードを持っていないと付けてもらえない、プライオリティーのタグをつけてもらった。どうやるかは秘密。また、八丈島空港には、無料で絵葉書を送ってくれるサービスの投函箱がある。これは、将来その絵葉書をもらった人が八丈島に来てくれるなら、ということで無料になるのだ。絵葉書はクラウンダイバーズからいただいたが、土産物屋や空港にもたくさん置いてあった。そこから前に受け持って手紙をもらっていた子への返事を出した。無料送って申し訳ない。ぜひ八丈島へも行ってみてね。
なお、空港のお土産物屋で何気なく買った、八丈太鼓のCDがすばらしかった。日本にこんなリズムの太鼓があったのか、と大変ためになった。ちなみに、八丈太鼓六人会というCDです。
ANA830便(A320)八丈島空港17:30→羽田空港18:15
また遅れましたよ、飛行機さん。バスでゲートまで移動し、その後手荷物を受け取るのでロスは絶大。あまり無謀な計画は立てるものではない。「つばさ、間に合うかな。」と時計を見ると、19時5分。あわててJRのカウンターで最終のつばさに乗変した。はっきりいって、羽田の着陸時間から1時間で東京からつばさ発車、って間に合うわけがないのだ。
まあ、せっかくなので、一度も乗っていないリムジンバスに乗ってみたい。カウンターに聞くと20分で東京駅に着きます、とのことだったので、900円出し、バス乗り場へ。宇都宮行きはたくさんの人が並んでいるのに、東京駅行きは、乗客4人。第一ターミナルで2人乗せ、首都高湾岸線を通り、東京駅へ。この空港リムジンバスって、優秀で、渋滞が起こっても、独自のネットワークで、どの車線が混まないとか、高速を降りて別のルートにするとか、いろいろ管理をしているらしい。実際、オンシーズンにディズニーランドなどに車で移動する場合、リムジンバスのすぐ後ろを付いて走ると、到着時間が結構違うらしい。
リムジンバス(品川200か1359)羽田空港第2ターミナル19:20→東京駅南口19:47
運転手さんは「道路が混んできたので、30〜40分かかるかも知れません」とのこと。最終のつばさに遅れたらしゃれにならん(明日から勤務日)、と思ったのだが、結局レインボ−ブリッジなどを優雅に見学しながら、27分で到着。ちょっと高いけど、これはいいルートだなあ。
ちょっと時間があるので、銀の鈴前のANGELO D'ARGENTO(アンジェロダルジェント)でチョコラータフレッド(アイスチョコレート)400円とペッパービーフパニーニ470円。夕ご飯代わり。いそざきえんで夕ご飯も食べた気分。
黄八丈を3升も持っているので、あまり動かず、ゆったりと過ごしました。こないだの改正から?つばさも20、21番線を頻繁に使うようになったようで、ちょっとびっくりしました。表示板も新しくなっていました。
山形新幹線つばさ号131号(400−210)東京20:36→山形23:23
この旅行にふさわしく、やはりつばさも山形到着が2分遅れました。これは、秋田新幹線「こまち」の遅れによるものだそうです。
かなり時間をかけて旅行記を書きました。八丈島は、とてもいい島でした。
なお、八丈島については、八丈島総合ポータルサイトがお便利です。