ディープタウン大阪編

平成11年8月7日


夏休みに、以前から行きたかった大阪への旅行を計画した。今日は初日である。私は高校の後輩と一緒に駅に向かった。鶴岡駅である。小国から米坂線で坂町に行ってもいいのだが、11日に寒河江に用事が有るのと、高速が使える便利さから鶴岡にした。今の周遊券が出来てから初めて周遊券を使ってみた。行き、ゾーン、帰りがセットになっている。特急「白鳥」号は485ボンネットだった。うれしいので写真を撮る。増3号車と増4号車のついた編成だった。大阪まで行くのだが、ゾーンが京都から始まっているので、行き帰りの乗車券は京都市内までしか買わないで節約した。京都ー大阪間はゾーン券を使って乗るのだ。

10時30分に鶴岡を発車し、大阪着は18時35分。8時間の旅だ。さっそく、用意した新聞紙を敷き、靴を脱いでリラックスした。秋田うまいもん弁当1000円を購入、じゅんさいがうまかった。新潟で進行方向を変えたあと、直江津では3分の停車で、ほくほく線のHK100の写真を撮る。KANEBOグランドバニラアイス210円、コーラ130円などを買った。石川県津幡駅過ぎでトワイライトエクスプレスとすれ違ったが、黒いと言う印象しかなかった。やはり寝台列車は夜に見た方がかっこいい。福井名産ぶりのすしを購入。1300円と高いので、いつもはますの寿司だが、今日は気が大きい。カブ漬けが乗っていて美味であった。京都付近はOOOOOを見ようとがんばっていたが、これがそうか、と思われるものは結構有った。細長くて、ちょっと汚い感じだった。

宿に荷物を置き、さっそく大阪駅の地下街に行ってみた。地下街と言えば、行ったことはないが名古屋というイメージがあったが、大阪も広い。けどたいしたことはなかった。

串揚げの店を見つけ、ちょっと高そうだけど入ってみた、止めてくれと言うまで次々にいくらでも揚げてくれる。ほたて、アスパラガス、魚などが一口サイズで目の前に置かれ、それを、5種類のたれのうち好きなものに付けて食べる。うまかった。あと、スティックサラダ風のものとか、キャベツが出てきたが、これはあとで気付いたが、立ち飲み屋でもなんでも、どこの串カツ屋のカウンターにも必ずあった。これが大阪串かつ屋のスタイルらしい。しめにご飯を注文したら、「赤だしは?」とカウンターのあんちゃんに聞かれた。「は?」と聞き返すと「赤出汁は?」という(漢字ではこう書くのか)。「赤だしって何ですか」と聞くと「。。。。。」とごにょごにょ言ったので、良く分からず、「あ、もらいます」と言った。赤だしとは味噌汁だった。でもうまかった。さて、お勘定は2人で7440円だった。ちょっと失敗した。

帰りに屋台のたこ焼を10個500円で買った。屋台のおばちゃんの連れてきた子供(2才5ヶ月推定)が泣きはじめた。おかあちゃんは子供を屋台の隅に連れて行くと「なんで泣くんや。もう帰れ!」と頭をすこすこ叩いていた。帰れってあんた連れてきたんでしょう?もう10時だよ。子供だって眠たいだろう?と心の中で言った。大阪のディープさに負けていた。

平成11年8月8日


ひとまず大阪駅にいってみた。トイレには「人の心を傷つける差別落書きをなくしましょう 駅長」という掲示があり、深い。昨日とはちがい地下街の店が開いていて、昨日は行けなかった道がたくさんあって、とても広くなっていた。これは迷う。音の出るかべと言うところにいってみた。トランペット、サックス、ドラム、ピアノ、コンロラバスの彫刻に仕掛けがしてあって、埋め込まれた鉄板に触れると音が出るのだ。ちなみにトランペットは「ラ、シ♭、シ、ド、ミ、ファ」だった。ピアノ以外はちょっと使えなかった。阪神デパート(地下)を見るとオリオンビール(沖縄産のビール)が販売されていて、買いたくなったが、今からお出かけなので止めた。他にも、甲子園出場カレーと言うのも売っていたが、レトルトで6個3000円なので止めた。また、「野球観戦にからあげ、くしかつ」などの文字も躍っていた。阪神デパートに入っていたのは他でもない名物「いか焼き」を食べるためである。1枚120円であった。あとはデラバン(デラックス:玉子入り)170円、和風デラ(玉子・ネギ入り)190円があって全部買ったが、和風デラがうまかった。

まず、大阪からJRで京橋にでて、そこから地下鉄で門真南で下車、ザ・ブラッサムにいった。ここは無印良品などの各メーカのアウトレットを安く売っているデパートみたいなとこで(ところでアウトレットって何?)まあやすかった。あと、スヌーピーの小さいテーマパークが有って、私はJ-Tにスヌーピーの形の製氷皿500円などのお土産を買った。

その後、鶴橋に行き、コリアンタウンを闊歩した。昼ご飯はガイドブックにのっていた焼き肉屋に入って、ピビンバや、冷麺それに、名物「子袋のたたき1000円」を食べた。子袋はその名の通りの場所なのだが、こりこりしていて冷たくてとてもうまかった。あとはスッカラク(韓国のスプーン400円)を買おうと思ったら忘れてしまった。肉屋でブタのを煮たのを売っていたからである。沖縄で言うところのミミガーと足テビチのような感じだった。耳150円を購入食べてみた。こりこりしてうまかったがゼラチン質がちょっと飽きる味か。あと、以前から欲しかった韓国唐辛子(韓国産は辛みが引くのが早い)500円を買って鶴橋を後にした。その後、疲れていたが新しく出来た大阪トランスレートシステム(OTS)に乗り、コスモスクエアに行ってみた。ここもアウトレットなどを扱うデパート(?)である。OTSはホームドアで(わかんない人は東京営団地下鉄南北線を思い出してください)かっこよかった。車両は普通の車両の半分くらいの長さで、1両にドアが1つしかなかった。

その後、いわゆるみなみに行き、ナンパ橋やグリコのネオンを見たあと、例のくいだおれを見つけ、入ってみた。中は結構普通のレストランで、見本の割に出てきたのは小さかった。でもビールをジョッキ2杯飲んでしまうのでした。

平成11年8月9日


今日は電車に乗ろうと決めていたので、大阪駅に向かった。関空快速(5両)と紀州路快速(3両)が連なってきたので、乗ってしまった。新今宮まで乗って、有名なドライカレーを食べるためにJR難波駅に向かった。103系は今時京浜東北線でも乗れないのでうれしかった。2年ぶりくらいだ。結局ドライカレー屋は月曜日は休みで、無駄足を踏んでしまった。

しかし、われわれはめげずに歩いて南海難波駅を目指した。話題の(?)特急ラピート関空行きに乗るためである。前から見るとロビンマスクのようだ。南海難波駅では有名なHORAI豚饅を買った。6個も買ったら2人では食べきれなかった。ラピートは張り込んでスーパーシートにした。200円の違いだが、高級感がでる。2×1シートだし。窓が丸い。ラピートのホームに行くのに特急券を見せる改札があり、お姉さんがいた。このおねえさんは優秀で、列車が入線したとき、出発したときにうやうやしく頭を下げるのだった。またアナウンスは日本語に続けて英語でするし、対応もとてもていねいだった。列車の乗車口に立っているのもN'EX(成田エクスプレス)のようでよかった。

しかし一緒の乗客が下品で「おねーちゃんにウーロン茶くれ、ちゅーたら、こないだから無いんやて。スーパーシートの値段が300円から200円に下がったから無くなったんやて」とか大声でしゃべっていた。関西も標準語化で関西弁があまり聞けないなと思っていた私には、この旅行一番の関西弁のシャワーだった。十数人のグループだったが、添乗員らしき人が、忙しそうにジュースを配ったり、パンフレットを配っていた。あまりにも態度が横柄なので、パンフレットの文字をビデオカメラのズームで見たら「自民党移動講習会」と書いて有った。よく見ると、1つシートは当然1人で座っているが、2つシートにも右・左・右・左と1人ずつしか座っていないのだった。こういう予約は一般人も可能なのだろうか。それとも1人に2つ分リザーブしたのだろうか。鉄研の人に聞いてみたいものだ。そして添乗員(秘書?)は絶対に席に座らないのだった。党員はのんきに口笛(おひなさま鉄道唱歌)を吹いてご機嫌だったが、関空に着いても添乗員はエスカレーターを使わず、荷物をたくさん抱えて階段を登るのだった。

さて、関空に来たのは土産を買うためだ。北海道に行けば飛行機に乗らないのに新千歳空港で土産を買ったりしていたからだ。でも関空は規模が小さかった。しかも、飛行機を見ようと思っても、無料バスで5分ほどの別の建物に行かないといけないのだった。さっさとわれわれは「特急はるか」を天王寺までリザーブし、新大阪まで乗っていくのだった。ごめん。天王寺から新大阪は周遊ゾーンとして乗っていくので自由席に移らなければならなかったのだが、面倒で行かなかった。ラピートもはるかも女性の車掌で大変対応がよかった。しかし、私も後輩も値段、サービス、雰囲気を考えるとラピートの方がいいと言うことになった。ラピートの自販機は130円ではるかは120円だったが。「はるか」の特急券はもらってきてうちのクラスの某ちゃんへの土産になった。ばればれ。

新大阪では9月で廃止される東海道の0系新幹線を見に行ったが、すでにいなかったので、山陽新幹線の0系で写真を撮り、東海道とごまかすことにした。ときに、今日は甲子園で山形代表酒田南高校の試合がある日だったので、行ってみることにした。大阪駅に戻り、JR甲子園口駅は甲子園球場に近いですかと駅員さんに聞くと、バス使うと言うので、阪神電車で甲子園を目指した。

第81回全国高校野球選手権大会は第3日目の第4試合が始まってすぐだった。1200円を払って、1塁側スタンドにいった。はたしてそこは高校野球の母なる舞台だった。しかし客はちょっと少なかった。3塁側は沖縄しょうがくでトランペットもばりばりだったが、こっちは寂しかった。そういえば応援の曲と調をメモしてきたので、暇なときに、「甲子園における吹奏楽応援の考察」というレポートを書いてみたい。とくにピカルディーの3度(短調の曲の最後だけ長調の和音にする)の乱用についてははっきりとしたほうがいい。沖縄は大阪の人をエキストラで応援に呼ぶらしい。お金かけられないから。甲子園ではビール600円などのおかげで気分上々でとても目立っていた。たとえば私の「成せば成るー!」等の掛け声はグラウンドの選手の大きな励みとなっただろう。渡会さんによれば、後ろ姿はテレビで結構大きく写ったらしいので、ビデオ持ってる人は貸して欲しい。その日の熱闘甲子園に出演したのはホテルのテレビで確認した。惜しくも負けた後は、甲子園うちわや阪神タイガースのウーロン茶を買った後帰った。

夕食は、大阪環状線沿いの某所で焼き鳥。ここはガイドブックに載っている店である。ここで我々は焼き鳥やワニ400円やカンガルー380円やかえる600円を次々と食べていった。ワニは白身でうまかった。カンガルーは黒くてちょっとくせがあった。カエルは白身魚のようで、関節のところがうまかった。ディープだ。帰りに駅まで歩いているときには老眼鏡代わりに虫眼鏡を持ち片目をつぶって歩いている浮浪者のおばあさんがいたり、3人前のオムライスやうどんが飾ってあったり、将棋や碁の対戦屋から、「見てるだけはだめ」と浮浪者の爺さんが追い出されていたり、売店にあひるが飼われていたりしたが、我々はもはや動じなかった(うそ、動じた)。今日は書くこと多くて嫌だったので、なかなかアップしませんでした。つかれた。

平成11年8月10日


また時間が経ってごめん。さて、帰る日である。まず、われわれはなみはや銀行に向かった。通帳を作ろうと思ったのである。これまで、徳用シティー銀行と北海道拓殖銀行の2行の通帳を作ったので、大阪に来たついでである。しかし、イージーミス。鶴岡の車に忘れてきたハンコをあわてて買ったはいいが、身分証明書がなかったので、通帳を作ることはできなかった。さて、旅行貯金であるが、イージーミス。通帳を車に忘れてきてしまったので、風景印を3局で押してもらうにとどまった。少々不満の残る大阪だったが、特急白鳥に乗るために大阪駅に向かった。駅ではたこ焼プリッツを買って土産にした。

白鳥の車両は、来るときに乗ってきた車両だったので、なんとなく親しみがもてた。京都付近ではOOOOOに写真をとり、早くこういうのがなくなりますようにと願った。いよいよ関西圏を離れるわけだが、車内では「え、ご迷惑をおかけしております。え、ご迷惑をおかけしております。ただいまマイクのテスト中です。」と放送が入り、気分を盛り下げた。しかし、「車内販売よりお知らせです。ただいま、進行方向右側には琵琶湖大橋ががご覧になれます。琵琶湖大橋を眺めながら車内販売のお知らせをします。」と放送が流れ、昨年の旅行を思い出させた。車販では、まず神戸プリン4個で950円を購入して食した。そして、かにめし1000円を購入した。なお、車販で 売られていたのは次の弁当である。
お茶100円
ぶりのすし1300円
ますのすし1100円・2100円
笹すし1100円
日本海すし1000円
かにすし1000円
鯖姿すし1000円
かにめし1000円
鯛の舞1250円
幕の内弁当1100円

福井では、坊さんが乗ってきたが、グリーン車を使っているので、金持ち、と思った。糸魚川で419系の写真を撮ったり、直江津で189系信州リレー号を撮ったりしながら北上した。さばすしも買ったが、とてもまったりとしていて、さっぱりとしていてうまかった。親不知付近では高速と海が見えるが、晴れていて、眺めも良く、あ、ここ通ったよ、とうれしくなった。大津行ったときもきれいな青空だった。鶴岡について、夕ご飯は金太郎厨司を選んだ。やはりうまかった。

ここで総括したい。8日の京橋駅前にはブラジル人(?)3人組が民族衣装を身にまとい、ケーナなどの楽器を吹いていた。思わずカメラにとってしまい、後日子供たちに見せたが、子供たちは、演奏にも興味を持っていたが、通りかかった女性浮浪者が演奏に合わせて踊っていた方に夢中になっていた。いきな婆さんで、ブレイクダンス風に踊っていたが、演奏者に近寄っても無視されていた。また思い出したら書く。 一応