平成19年3月18日
仙台空港アクセス鉄道線の開業日に行って来た。ちなみに正式には「仙台空港線」。運行系統上は「仙台空港アクセス線」。「仙台空港アクセス鉄道」は通称。どうでもいいが。仙台空港鉄道株式会社赤丸で囲まれた部分が今回開業。Suicaも使える。実はICOCAも使える。片道630円もするのが、ちょっと不満。
仙台駅の案内板にも、仙台空港の文字が。その前の飛行機の絵がいい感じ。
3,4番線がアクセス線に当てられた。緑と青の二重ラインが都会っぽくていい感じ。
これがSAT721系。6両しかない。JA所有車はE721系(500番台)となる。8両しかない。従来の0番台との違いは、色(0番台は719のように緑と赤)と大型荷物置きスペースの有無らしい。
立ちそば屋で腹ごしらえをし、普通電車を一本遅らせた。次の快速が目当てだ。かぶりつきに陣取ることだできた。発車時刻が近づくにつれ、たくさんの人が電車に乗り込む。かぶりつき付近は人だかりができた。それの一番前。気分がいい。
ベルが鳴り、そろそろと動き出す。静かな加速が気持ちいい。向こうから719系が(よく見ると701ですね。わたわたさん、ご指摘ありがとうございます)。
高架ホームとなった長町駅。快速は、長町、太子堂、南仙台を飛ばしていく。気分がいい。
新しくできた太子堂駅。
向こうからE721系が。JR車は緑帯。
10分少々で名取駅が見えてきた。直前のポイントで電車は右に振られ、名取駅停車へ。目の前にはSATの線路が。ちなみに、ここから先、仙台空港駅まで上りとなる。ちなみに、後で出てくるエアポートリムジンバスは、逆に仙台空港→仙台駅前が上り。
杜せきのした駅が近づき、2月28日にオープンしたダイヤモンドシティ・エアリが。この車の数。3週間くらい前に来て見たが、ものすごく広かった。この辺はなとり りんくうタウンといい、テーマ曲(作曲:楠瀬誠志郎)のCDまであるほどの力の入れようだ。
<エアリの名前の由来:HPより引用>
東北初の出店となるダイヤモンドシティが新しい「まち」とともに大きく発展する意味を込め、新しい空気をこの街に吹き込む「空気(AIR)」、東北の玄関口である「仙台空港(SENDAI AIRPORT)」、地域との共生「名取(NATORI)」の3つの言葉の一部を繋ぎ、「エアリ」と命名しました。「エアリ」という語感には、誰にでも簡単に覚えていただける覚え易さと、優しくて親近感を感じていただけるやわらかさがあり、また、お客様に妖精(Fairy)のよう自由に飛び回っていただきたいという思いも込めております。
NATORIはやや苦しいか?
杜せきのした駅。交換用のスペースはあるが、線路が引かれていない。
美田園(みたぞの)駅。交換駅。
まもなく空港、という時に電車は大きく右にカーブし、地下へ。
この区間は飛行機の離着陸方向になっているために地下になる。地上へ出て高架に戻り、仙台空港駅へ。
終点。
バリアフリーでホームとフラットな構造になっている。
改札を出て、窓口で入場券を買おうと思ったが、売っていないらしい。仕方がないので、自販機で購入。ぱっと見、ゆりかもめだよね。携帯で撮ったので、不鮮明ですが、偽造防止にはちょうどいいでしょう。
仙台空港側から見た駅入り口。
一大事です。田中君グッツが入りましたよ。
空港内を散策して、帰りはリムジンバスにしてみた。昨日までは仙台市営バスが運行していた「エアポートリムジン」が、今日から愛子観光バス株式会社と東日本急行株式会社の2社によって運行されている。愛子観光バスだと、およそ40分、800円で仙台中央市街地へ。愛子観光はEdyも使える。
新車の香り漂う車内に乗客は5人。ちょっと寂しい気もするが、電車開業でそっちにお客が流れたせいもあるだろう。
今日から、ということで記念にボールペン、シャープペンの乗車記念をもらった。
運賃は後払い。ちなみに東日本急行の「仙台空港エアポートライナー」は前払い。700円(長町600円)だが、停留所は長町と仙台駅西口のみ。
停車は次のとおり。仙台空港ICから長町ICまで高速道路になります。
中国語、なの?中国語だと「機場」じゃなかったっけ?分からん。
続いて韓国語。「せんだいこんはん〜」
奥に見えるのが杜せきのいち駅とジャスコ。この辺は今は何もないが、数年後、終十年後は家がびっちりだろう。
乗ってきたエアポートリムジン。お疲れ様でした。やっぱり新車はよかったです。
愛子観光バスのバス停。今回、結構飛ばし気味で40分ちょいの運転時間だった。これが雪道だったら、1時間はみたほうがいいかもしれない。仙台空港に向かうときのバスは、余裕を持って。
<おまけ>
愛子駅で購入した切符。普通に買うと高いので子ども切符にした。
そして、本日開業東北福祉大前駅と太子堂駅の切符。