以下の文章は、筆者がかなり前、「ゆうメイト」として年末年始に山形市の集配局に勤務した時に感じたことを綴った反故です。現在とは違うところが多々あると思います。お気をつけてお読み下さい。。。。

郵便局に年賀状を出す人、出した人、郵便番号は書いたかい?仕分けは大変なんだぞ。間違って違う番号を書いちゃった、なんてのは本当にかわいいほうで、たとえば30ほどの年賀状すべてに郵便番号を書かない某油会社、7桁書かないと悪いと思ったのか、990−9999などと架空の番号を書くやつ、本当になかされます。例えば、990−00と見たとたんに山形中央局の棚に入れてしまう可能性は大いにあります。そのせいで配達が遅れたりしても私は知らん。

7桁化にしても普及率は7、8割でしょうか。実際には上5桁で仕分けをしていますが、途中でいいかげんな番号にあうとやる気がなくなります。

少し、年賀状の流れを追ってみましょう。山形県外からの年賀状はすべて山形南局に運ばれます。まず、NEC製の、学校の黒板を横に2個つないだようなでかい機械にかけます。そこで県内の大小の各局にわけられます。寒河江市内の寒河江局というものをわけ、その他の小さい局は990-XX(大江、中山など)は寒河江線、と言う風に線ごとにわけます。そして、その機械で分けられなかったやつを手区分するんです。この時点で、機械の側からいえば、落ちこぼれ年賀状なわけです。もっとも、達筆すぎて機械がついていけない場合もありますが。この機械はすごく速くて感動します。して、機械で読めなかったやつは「到着1次」として持ってかれます。1次では大まかに分けます。例えば、990-00と08、990-23と24、991、992、という風です。990の00と08は中央区分、23と24は南区分です。そしてこの時点で「県外」の欄に入った年賀状は悲惨です。県外から来たくせに、実は他県だった、という事です。具体的にいえば、東京から宮城に送ったのに98Xを99Xと間違えただけで入ってきます。すると山形から宮城あてに送らなくてはいけない。

字が汚いという問題もある。人間が見てもわかんない数字を書く人は何を考えてるんだろう。また、2、30代の女性に多いくせ字は、かなりの確率でかっこよく無いといってもいいんじゃないでしょうか。「普通のくせ字」のことを言ってるんじゃないですよ!!見せてやりたい。。。

郵便番号を書かないとどうなるのか。ベテランの職員なら住所だけで区分できるだろう。ここでベテランとは、よく「手区分」の重労働をしている人の事で、勤務年数のことではない。しかし、われわれバイト(専門用語でゆうメイト)はそんなことはしない。番号なしの棚にバンバン入れていく。するとそれ専用のところに持っていって県内なら市、または地区ごとに分けて調べていきます。大変な作業で、バイトはあまりそこの場所にはいません。いやだからです。すると、年賀状がそこにどのくらいの期間置いてあるかは運次第です。しょうがない、やってやるか、という人がでるまで置いてあります。大体は昼間、職員OBがきて始末したりするそうです。

あと、これは個人的な考えなんですけど、印刷の年賀状にも自筆で一言書くのが礼儀なんじゃないでしょうか。表もシールなんて企業の年賀状はそこから買いたくない、って気になります。個人でも結構あるんです。きったない字で宛名書いて裏は印刷、もしくはハンコのみ。。。出さなきゃいいのに。。。うちらも楽だしさ。あまりいいお付き合いしてないな、と思ってしまいます。

あと勘違いしてる人、山形市なのに郵便番号023-6とか書いてるひと。900とか書いてる人(900は沖縄だぞ!)、たのみますよ!


以上年賀状評論家の主張でした。頼むから郵便番号は、きちんと書いてくれー。

その2
御要望にお応えしまして、鉄研メーリングリストの内容を踏まえて補足します。まず7桁化について。現在7桁化は結構進んでいると思われます。特に元日をすぎてからの郵便番号は7桁の欄がとりあえず埋まっているものが殆どでした。これは来た年賀状にたいして返事を書く時、よほどのひねくれ者でなければ、書いてある相手の7桁を書いてくれるためかと思われています。ということは自分が7桁を書いて出せば、次の年の自分への年賀状は、7桁で帰ってくる可能性が高いと考えられます。やはり相手の7桁を調べるのが面倒、もしくは7桁載っている郵便番号表を持っていない、と言う事でしょうか。とりあえず、普通に考えれば来年は7桁はさらに普及するでしょう。

7桁のメリット、デメリットについて考えてみましょう。メリットは人員削減ができる。数字で機械的に区分できる。というとこでしょうか。しかし少なくとも中央集配局では6,7桁目はつかわないし、自配(山形南局自体が配る分)の区分けは(すなわち6、7桁目のとこ)数字は使わず、どこの何丁目、と字で区分していました。たとえば山形市白山という郵便物があったとしましょう。他県から来ても、山形県から来ても一緒に機械にかけられます。その郵便物は自配ですから自配の棚ににヒューっと運ばれます。そこで字が読めないと手区分の棚にヒューっととんでいきます。そしてわれわれ国家公務員三種の年賀非常勤職員(ゆうメイト)が手で区分します。白山は990−24かと思われますのでその棚に入れます。23,24は自配ですので自配の籠に入ります。そして自配の中でも白山に分けられる時に郵政省としては 6,7桁目を使ってほしいのでしょうけど使ってるのかな。これからに期待?わたしは郵便年賀しか、細かい区分はしてないんでですけど、郵便年賀は棚に6、7桁目の番号すら書いてなくて、白山の棚、桜田の棚、って感じでした。4、5、桁で局が決まるんですけど(例外あり、3桁でもわかる大きい局もある。しかし5桁でわからない局はないと思う)、局に送られた時にはその局の担当者が自分の管内くらいババと分けるでしょうしね。寒河江とか市のかなりの部分を寒河江局が分ける場合には、効果が有りそうな気もしますが。。。寒河江は991−XXXXが殆どと990−05,06が割り当たってるんですけど、何でなんでしょう?全市991でだめなのかな。しかも山形市のうち南と中央を除いたとこ、すなわち楯山局と出羽局、それに山寺局までが寒河江線なんですよ。いったいどういう区分なんだろう。でも10日間だけの湯梅メイトではわからん事もたくさんあるだろう。

デメリットは何といっても書き間違いがおおい。機械で読めなくて手区分にまわるなんて言うのは実はラッキーのことかも知れません。機械が勝手に全国のその番号のとこに区分けしてしまう方が恐い。しかし、7桁になったから間違いが増えたというよりは元々そそっかしい人が間違えてるという気もします。5桁目までが間違ってるからとんでもないとこに行くわけで、6,7桁ならその局の人が番号を無視してでも宛先に届けるでしょうから。とりあえず郵政省は、どうしても7桁わかんない時には5桁でもしょうがない、その場合には左詰めで書いてほしい、ともっと言うべきだったと思います。7桁だけど5桁でも届きますと宣伝して、何のための7桁なんだ、と怒られたようですが。。。それとも幹部はこういう混乱は知らないのかな。それとも混乱は毎年の事なのかな。

間違え方で多いのは、
郵便番号表が間違っている。
今年の郵便番号表は、40いくつ番号が間違っていてそのうち半分が山形だったときいた事がある。今は直ってんのかな。
読み間違い
989、939等を999と読んで間違って書いてしまう。
急いでいた
990−1234を990−1324という風になぜか5、6桁目をひっくり返しているのが多い。なぜ?そんな局ないぞ!とはがきを破いてしまう事もある(心の中で)。
まったくのでたらめ
県内に住んでるくせに、東京都千代田区とか北海道稚内を999と書く人は本気で書いたんだろうか。そういう人もいるかもなー。
勢い
993(天童)、994(長井)、998(酒田)、などを勢いも手伝ってかみんな999と書いてしまう。だから「999−01から46」のを区分してる時はめちゃくちゃ誤区分が多い。頭に来る。
書かない
都道府県名、群名、市町村名が書いてある時は郵便番号表の巻末付録で調べて区分する。すべて「未記入」に持ってく人も多々いる。頭かかえてベテランが探すとこ。
間違った番号と番地しかかいていない。
せっかく7桁調べたんだから市町村名まで略してやろう、当然だよな、とか考えて番号間違えてるととんでもない事になる。7桁番号から推測して郵便番号表とにらめっこです。激怒。

疲れたのでここまで。