試作を続けてきた山形支部標準マウスの不調の原因は、モータの選定ミスと考え、電池をリチュームポリマ電池に交換した。
全く同じソフトだったが、北陸地区大会では、危なげなく完走できた。
しかし、全国大会の予選通過という初期の目標はまだ達成できていなかった。
地元、長井市で開催された2006年度全国大会では、どうにか最下位のタイムで予選を通過できた。
喜んだのも束の間、御親切にも、ホームアドバンテージで予選を通過できたんだよ、と教えて下さった方がいた。
流石に心が挫けた、決勝を棄権しようかとも思った。少なくとも私は、長井で全国大会を開催してほしいと頼んだ覚えは無い。
なにがなんでも予選を通過させて欲しい、と泣きついた記憶も無い。
私にも誇りはあるのだ。