セガフリ−クス Part1


セガフリークス Part2へ

『松下、家庭用ゲ−ム機市場から一時撤退!?』へ
『ソフト木曜販売開始 このシステムは定着する!?』へ
『スクウエア、ア−ケ−ド参入 第一弾タイトルは格闘ゲ−ムに!』へ
『「不思議のダンジョン」チョコボと電撃合体』へ
『サターンはギャルゲー(キャラゲー)専用に成り下がったのか!? あるサターンユーザーの嘆き』へ
『女の子が「ときメモ」キャラを選ぶ理由と自分の理由』へ
『たまごっち他機種に展開』へ
『FFZ INTERNATIONAL  緊急発売』へ
『「サクラ大戦」は惜しくも準グランプリ!』へ
『我思う』へ
『比較すべき対象は他ゲームではない』へ
『私の期待するゲーム 機動戦士ガンダム〜ギレンの野望〜』へ
『おとくな体験版85万枚配布』へ
『100万本の方程式』へ
『ソフト木曜販売、その後』へ
『新RPG提供へ』へ
『せがた三四郎』へ
『蒼き狼と白き牝鹿W発売』へ
『専用キーボード セガ値下げ!』へ
『副社長の入江氏がセガ新社長に就任!』へ
『セガ、新ハードはマイクロソフトと!』へ
『面白さと販売本数は比例せず』へ
『ヒゲの武将がSF世界で大活躍?』へ
『封神演義ゲーム化』へ

第1回 「私とセガとの出会い」(1)『SEGA1000U』
私が最初にセガを知ったのは、今から十数年前、私が小学校の中学年位で祖母に確かクリスマスプレゼントに「ファミコン」を買ってもらうためにデパ−トに行ったときだった。
当時、ファミコンブ−ムでファミコンをクラスで結構持っている人が多かった。当然、人が持っていると言うことは自分も欲しくなるわけで、買ってもらえることになった。
しかし、クリスマスの時期なんかに売っているはずもなく、どうしようかなあと思っていたところ、商品棚の中に見慣れないゲ−ム機があった。『SEGA1000U』(知ってる人はいるだろうか?)だった。「ファミコン」が無かったからこっちを買っちゃえと言う単純な発想で『SEGA1000U』と「オ−ガス」と言うカセットを買い、ただ単にゲ−ムが出来るという事が嬉しくて帰って行った記憶がある。
「超時空戦記オ−ガス」について。
TVアニメ。たしか「超時空要塞マクロス」の後番組で始まったと思う。アニメ内容忘れた。
ゲ−ム内容は横スクロ−ルシュ−ティングゲ−ム。飛行機タイプとロボットタイプに変形ができ、飛行機タイプでミサイルを発射し、空中の敵を倒し、ロボットタイプで地上物を踏みつけ壊していき、ボスを倒す。その繰り返し。
最初は面白かった。ただゲ−ムをするという行為が無性に面白かった。しかし、飽きるのも早かった。普通ならここでカセットの交換を友達とするのだが、出来なかった。なぜなら「ファミコン−多数」「セガ−一人」「ス−パ−カセットビジョン−一人」で私と交換出来る人がさっぱりいなかったからだ。悲しかった。そして、ここで気がついた『SEGAってマイナ−だ』
私が買ったゲ−ム第2弾 「サファリハンティング」
ゲ−ム内容 ジ−プに乗ってジャングルから出てくる動物を撃ち殺すゲ−ム。(今、考えると結構ヤバイゲ−ム)
東京からの転校生Oくんが来てから事態は好転に向かったかに見えた。彼もセガユ−ザ−だったのだ。O君は色々なカセットを所有していた。「ジッピ−レ−ス」「モナコGP」「麻雀」その他等。
が、この頃、TVでセガのCMが流れていた『SEGAマ−クV』発売と。

(2)『SEGAマ−クV』に続く。


『松下、家庭用ゲ−ム機市場から一時撤退!?』

7月3日、松下電器産業が発売を予定していた64ビットマシン「M2」を、家庭用ゲ−ム機としての発売は断念するという発表があった。同社は、93年に「3DOリアル」で家庭用ゲ−ム機市場に参入、その後継機として95年に「M2」を発表していた。しかし今後同社が家庭用ゲ−ム機市場から撤退するというものではない。なお、M2からの発売を予定していた「Dの食卓2」(開発元:ワ−プ)がどのマシンで発売になるか未定。
(セガサタ−ンマガジン 7/25日号より)

赤:発売延期ですか、いっそ中止でも良かった気が・・・。発売したからといっても売れるとは限らないしね。「3DOリアル」で懲りたはずだと思ったんだけど。私も一時期、本気で「3DOリアル」を買おうと思った時期があったけど、今、思えば手を出さないで本当に良かったと思っている。問題は「Dの食卓2」がどこから発売されるか?ワ−プ社長飯野さんは「3DOユ−ザ−が一番」って言ってたから、ショックが大きいんじゃ、それとも知っていたとか。ワ−プが参入しているサタ−ンの可能性が大きい?個人的にそうであって欲しい。


『ソフト木曜販売開始 システムは定着する!?』

これまで何度もお伝えしているように、7月3日からプレイステ−ション用ソフトの木曜販売がスタ−トした(すべてのソフトじゃないけど)。そこで今週は、全国のソフト販売店にこのシステムの評判を聞いてみたのだ。
この木曜販売システムとは、発売日の木曜に売り切れや品薄になっても、金曜日に再注文すれば土曜日には店頭にソフトが届くようになるというものだ。7月11日現在で2回目の週末を迎えたけど、販売店はどのような感想を持っているのだろうか?
「木曜販売は、販売店、ユ−ザ−ともに、じつに便利なシステムですよ。まず販売店側は初回発注時に大量入荷というリスクを背負う必要が無くなりました。品薄になっても、再発注すれば2日後には届いてるんですからね。ユ−ザ−も、品切れの心配をせずにソフトを買いにくることができますよ」(TVパニック広報)。 以下中略。何にしても、このシステムはまだスタ−トしたばかり。今後、どれだけこのシステムが定着していくのか、注目したいね。
(週刊ファミ通 8/1日号より)

赤:7月11日にPSの「ダビスタ」を買ったのだが、ちょうど木曜販売の日だったので取り上げてみました。私個人の意見としては金曜日固定のほうが良かったんですけど。記事の中にユ−ザ−にも便利とあったが、完全予約派の私には関係ないです。中略の部分にあったのだが、このシステムが利用できるのは本州だけに限られているらしい。(九州地方では駄目なようだ)山形は本州だが注文して2日後に店頭に並んでいるとは思えない(これまでの経験からいって)やっぱり都市近郊なのだろうか?今はPSだけだが9月からはサタ−ンも木曜販売になるそうだ。両機種とも木曜販売になると好まざるとも定着してしまうんだろうなあ。


『スクウエア、ア−ケ−ド参入 第一弾タイトルは格闘ゲ−ムに!』

ビッグニュ−ス! スクウエアがア−ケ−ドへの参入を電撃発表。第一弾タイトルは格闘ゲ−ムに決定。さらにタイトルも「EHRGEIZ(エアガイツ)」(仮題)に決まりそうだ。(中略)
今回のスクウエアのア−ケ−ド参入は、同社とナムコが業務提携を結んで行う、共同プロジェクト。ナムコは業務用基盤、システム12を提供するほか、ゲ−ムの販売などを受け持つことに。開発はスクウエアが誇るゲ−ム製作陣が担当し、スクウエアブランドのゲ−ムとして、世に送り出されることになるのだ。なお、年内の発売を目標としている、「エアガイツ」以降のラインナップは、まだ未定。家庭用ゲ−ム業界では、数々のミリオンセラ−ソフトを生み出してきたスクウエアだけど、ア−ケ−ドでも大ヒット作品を作り出すのだろうか?しばらくはスクウエアの動向から目が離せない。
(週刊ファミ通 8/8号より)

赤:ア−ケ−ド参入?どうなんでしょうね。ここらで一発コケて欲しいというところですか、今のスクウエアを見ていると、なんかね− ムカつくとおもいませんか?。よりによって出すのは格闘ゲ−ムとはインカムを稼げるのでしょうか。開発はあの「TOBAL」を制作したドリ−ムファクトリ−だそうですから水準以上のものはできると思うんですけど、もともとア−ケ−ド(SEGA,ナムコ等)で作っていた人だから。僕的にはゲ−セン行かないんで興味の範囲以内ですが、バリバリのア−ケ−ドゲ−マ−の反応を見てみたいですね。


『「不思議のダンジョン」チョコボと電撃合体』

チョ、超ビッグニュ−ス!スクウエアからまたまた、プレイステ−ション用のビッグタイトルが登場しちゃうぞ。その名は『チョコボの不思議なダンジョン』。そう、あの『ファイナルファンタジ−』(以下『FF』)シリ−ズでおなじみのチョコボと、チュンソフトの『不思議のダンジョン』シリ−ズがタッグを組んでしまったのだ。チョコボはこれまで『FF』シリ−ズの名脇役として活躍してきたけど、今回初めて主役に抜擢された。
『チョコボの不思議なダンジョン』はスクウエアが開発と販売を担当し、『風来のシレン』など『不思議のダンジョン』シリ−ズの作者であるチュンソフトの中村光一氏が全面監修する。またキャラクタ−デザインサポ−トとして、バンプレストもソフト開発に協力するのだ。というのは、このゲ−ムに登場するチョコボやモンスタ−はすべてかわいらしい2頭身で描かれている。それをデフォルメキャラには定評のあるバンプレストが担当しているってわけだ。
気になるソフトの発売日は今年の冬を予定。ゲ−ムの内容は、現時点では歴代の『FF』シリ−ズのモンスタ−がたくさん登場するダンジョンのなかを、チョコボが冒険する『不思議のダンジョン』風のもの・・・・・・、というところまでしかわかっていない。続報が入りしだい随時お伝えするので、チョコボファン、『不思議のダンジョン』フリ−クは期待してまて!
(週刊ファミ通 8/22、29合併号より)

赤:ショック!やられたよ。また、バカ売れするよ(出川哲郎風)。チュンソフト監修するなら、サタ−ンで『不思議のダンジョン』出して欲しい!。この前、発売された『FFT』と同じカップリング路線で出してくるとは。元々『不思議のダンジョン』はパソコンの「ロ−グ」が元なんで、そのアイデアでゲ−ムを出すのは良いとしても、なぜに中村光一氏が監修?。サタ−ンユ−ザ−はチュンソフトが『街』をサタ−ンで発売決定してチュンソフトに期待していたのに、なんかショックですね。(デッドオアアライブのPS発売でテクモに抗議を送ったユ−ザ−みたいなことを書いてしまいました)


『サターンはキャラゲー(ギャルゲー)専用に成り下がったのか!? あるサターンユーザーの嘆き』

最近、ショックだったことがある。サタ−ンで発売された『リアルサウンド』(約5万本)の販売本数が同じ時期に発売された『スレイヤ−ズ』(約13万本)の半分もいかなかったことだ。えーそんなことかよ。と思う人もいるかもいれないが、私にとっては大きな事だ。「飯野賢治」「音だけのゲ−ム」と聞いただけで、これ面白そうと思わない?それが超人気アニメのRPGと言うだけでそっちに行く?価値観の違いと言われればそれまでだが、いくら固定ファンが付いているからとはいえ初回で13万本はないだろう。私に言わせれば「サターン=PCエンジン化」していると思う。そういえば飯野さんが「PCエンジンの後期化」していると言ってたなあ。ひたすら「キャラ(ギャル)ゲー」という安定(固定ファン層狙い)を求めていただけでは、サターンはこのまま「PCエンジン」の様に消えていってしまうのではないだろうか?PC−FXももう終わっちゃったし、旧「PCエンジン」ユ−ザ−の最後の砦はサタ−ンだけとなってしまった。こう書いている自分も元「PCエンジン」ユ−ザ−だが、白い「PCエンジン」の時はギャルゲ−(キャラ)はまだ無かったと思う。(ワンダーモモはギャルゲーか?)


『女の子が「ときメモ」キャラを選ぶ理由と自分の理由』

先日、お盆の時に従姉妹(中学3年と中学1年の女の子)が家に泊まりに来たとき、2日間ずっと「ときメモ」をやっていた。(ソフトはSS・PS合わせて30本くらいあるのに)私は「よく飽きもせずやるなあ」と隣でアドバイスしながら見ていたのだが、彼女達の「ときメモ」に対する言動を聞いているうちに、自分とは違った基準でキャラを選んでいると気が付いた。
「古式さん、超かわいい」「鏡さん、いいよね」「美樹原、うざい」「片桐さんとデートするの?」等。 彼女達は自分の感情によってキャラを選んでいた。自分にとってなんか新鮮な感じだった。自分がキャラを選ぶ場合、あきらかに狙ってとか、最初に会った子とかで、純粋に自分の感情で選んだことがなかった。狙った子が登場してから落とす過程で感情移入はするけれど、濃くは感情移入できないんだよね。もともと「サターン版 ときメモ」はオールクリア&全イベントを見る為に、最初からやっていたから機械的にパラメーターを上げ、定期的にデートに誘い常に早く終わらせようとしていた。その結果、どのキャラを狙っても(一人を除く)簡単にクリア出来るようになっていた。しかし、恋愛シュミレーションの目的である疑似「恋愛」を経験するということが、あまり出来なかったのかもしれない。
こう思いながら、従姉妹が帰ったら「ときメモ」を純粋にやろうと思っていたのだが、「1年後に返すね」と言って持ち帰られてしまった。


『たまごっち他機種に展開』

スクープスクープ! またまたたまごっち関連の大ニュースっ! なんとバンダイが、プレイステーションとサターン版のたまごっちを発売すると発表したのだ。これにあわせて、8月1日号のこのページでお伝えしたニンテンドウ64版のたまごっちの詳細も発表。今週はこれらのたまごっちの最新情報をたっぷりお届けしちゃうぞ。
まずはプレイステーション版たまごっち。タイトルは「たまごっち(仮称)」で右にあるとうり(無い)画面写真も発表されたのだ(発売日、価格は未定)内容は、たまごっちの発見者である博士とミカチューが、幻のたまごっちを手に入れるためにたまごっち星へ旅立っていった・・・・、というストーリーをもとに展開する育成シュミレーションゲームだ。育てるキャラクターは数十種類にもおよび、プレイステーションならではの要素もたっぷりもりこまれるぞ。(以下略)
(ファミ通 9/12号)

赤:予想通りの展開。パソコン版も出たし当然他機種も出るでしょう。思うんだけど、「たまごっち」って携帯型で仮想ペットを育てるっていうことが、女子校生等にウケたから爆発的に売れたんじゃなかったけ。なんでコンシュマー機で「たまごっち」発売される意味は?ただの育成シュミレーションで出しただけでは、さっぱり売れないから現在の自社の看板商品である「たまごっち」の名前だけつければ、世のたまごっち人気に踊らされている馬鹿どもが、どんな内容がクソゲーでも「たまごっち」の名前だけつけておけば食いついてくるって考え?「たまごっち」人気が続いているうちに、こういうキャラもんは出しておかないとね。
自分自身さっぱり「たまごっち」に興味がないんで思ったことを書きましたが、好きな人はすきなんでしょうね。


『FFZ INTERNATIONAL  緊急発売』

海外使用の日本語版でFFZがリニューアル!!
超人気ソフトFFZは、海外でも大人気!!しかも、海外版が日本語になって発売されることが決定!! 一部のイベントやムービーシーンが追加されたり、操作性がよくなったりと、今までのFFZ以上に楽しめるぞ。(以下省略)
変更点:その1−ウエポン2体追加(ルビー&エメラルドウエポン)その2−戦闘画面上に表示されるマークが増える。マップ進行方向の表示。FFZのデータが使える。 その3−豪華特典!特性CD−ROM FFZパーフェクトガイドが付く。
発売日:97/10/2 価格:4枚組6800円 メーカー:スクウエア 機種:PS ジャンル:RPG
(週刊少年ジャンプ No、40号)

赤:誰が買うか!! 今更ねー。だって定価が高いよ。6800円だよ、ただ少し変更しただけなのに。私が買う値段は2000円位だったら買っても良い(笑)。儲けに走ってるなあ。普通、リニューアルされただけなら、高くて4800円位が妥当だと思うんだけど。
スクウエアはこういうのが好きだね。前もFF?を2パターンだしたよね。FFZって一回クリアして、飽きなかった?私は一回クリアしてセーブデータ使ってマテリア集めして、つまんなくなったら売っちゃった人だから、多少の変更をしただけでは買う気がおこんないです。ゲーム雑誌関連で「FFZ INTERNATIONAL」をすごく大きく取り上げるから、売れるんだろうなあ。特にファミ通。
私はこのイベントがあったら買う!エアリス復活イベント(爆)


『「サクラ大戦」は惜しくも準グランプリ!』

ゲーム関連の出版社9社18媒体が共同主催の「JAPAN GAME of the YEAR」も今年で2回目。8月25日に東京・有楽町で受賞式が行われた。
96年4月1日〜97年3月31日までに発売された1015のタイトルの中から、人気の高い120タイトルをノミネート作品を選び、グランプリなど4部門6賞を読者の投票数で決定するというもの。グランプリは、サウンド、ビジュアルの2部門で賞に輝いたスクウエアの「FFZ」。「サクラ大戦」は惜しくも準グランプリにとどまり、勝利のポーズは次までのおあずけ。とは言ってもサターンで唯一の受賞はさすがだ。ゲームショウで次々と新作が発表されるサターンタイトルのさらなる躍進を期待しよう。(64も一つ)
(サタマガ Vol.32)

赤:FFZ、当然の結果。あれだけ売れて受賞しないほうがおかしい。それよりも「サターンで唯一の受賞はさすがだ」このコメントがとても悲しいです。それだけPSのソフトがユーザーに支持されているということ、サターンの勢いのなさが現れていると思います。
読売新聞でもこの記事が紹介されていて、「大作ソフトしか受賞しない」と書いてあり、読んでしょうがないだろうと思った。大作ソフトしか大きく雑誌で取り上げないから。


『我思う』

「ギャルゲーの定義とは?」
いかにも受けそうなアニメ系ギャル(死語)を全面に出した、内容の欠片もない固定ファン向けのゲーム。

「サターンのPC−エンジン化について。」
過去のゲ−ム機、PC−エンジンに発売されていたラインナップの内容がサターンと似てきている現状そのまま。
(サタマガ Vol.33)を読んで思ったこと

「総合ゲーム情報誌の体質。」

総合ゲーム情報誌と銘をうっている割には、PSに偏りがある。FX関連がほぼ見捨てられている。サターンの記事もPSに比べれば断然少ない。たしかに大手ソフトメーカーも小さいソフトメーカーのゲーム紹介をそれなりにしているが、特集記事を組むのは大作ソフト、続編物が多い大手ソフトメーカーだけだ(商業誌だからしかたないと思うのだが)。某FFシリーズを発売しているメーカーの記事が断然多い。独占スクープでもなんでもないのに、独占スクープと書く。ゲーム雑誌業界トップなのに、クロスレビューでどう見たって0点のソフトがあっても、規則で0点を付けてはならないので点数を修正する。クロスレビューの影響力は大きくそのせいで泣くメーカーがある(だれがやっても面白くない物は面白くないと思うが)。ゲームばっかりうまく仕事もできない奴が、俺様はスターだ気分でのさばっている(某BBSアスキー社員書き込みから)。他雑誌より新しい情報を提供しないと全く雑誌に載せない
(ファミ通 9/26日号)を読んで思ったこと


『比較すべき対象は他ゲームではない』

話題の「リアルサウンド」がついに発売された。ゲーム史上初の、一切の画面表示が無く、せりふや効果音だけで構成している、現代の大学生を主人公とした、素晴らしいラブストーリーが綴られているゲームだ。
とはいえ、ゲームとして評価するなら、決して斬新なソフトではない。物語が枝分かれしていくというシナリオ構造に新鮮さはないし、分岐することによる「ゲーム的な妙味」も希薄だ。ゲームとして、より優れたストーリー分岐ソフトは、世の中にたくさんある。
たぶん作り手はそんなことは百も承知で、意図的にゲーム的な面白さを放棄したのだろう。そんなことよりも、ドラマとしての素晴らしさや、心震える良質なラブストーリーに注目して欲しいのだと思う。たしかに、過去のゲームでは味わえない体験を「リアルサウンド」は提供してくれる。脚本は絶品だ。
しかし、心震えるラブストーリーは、ゲーム以外に目を向けると、映画や小説、ドラマなど世の中にたくさん溢れている。つい忘れがちになるが、ゲームの敵はゲームではなく他のメディアなのだ。ゲーム以外で体験できることに数千円を払ってくれるほど、消費者は寛大ではなかったし、他のメディアでは味わえない「ゲーム的な面白さ」を提供し続けることで現在の隆盛を築いてきたのだから。
つまり、「リアルサウンド」がゲーム的な面白さ以外で注目して欲しいのなら、もう一度、他のメディアよの真っ向勝負を挑むことになる。たとえばレンタルビデオの名作と比べて、20倍以上の金額を支払う価値があるのかと思うかどうかが「リアルサウンド」の生命線なのだ。さて、結末やいかに。評価はユーザーが下す。(野安)
(日経クリック No.42 トナリの芝生)

赤:「リアルサウンド」をほぼ絶賛している私ですが、この文章を読んだときこんな捉え方もあるなあと思った。自分の評価はあくまで「ゲーム」の範囲で捉えていた。こう読んでみると「ゲーム」ではなく「心震える良質なラブストーリー」として考えて見るとTV、映画、小説等でも見ること読むことも出来るし、感動することも出来るだろう。ゲームなんかしないで、現実に恋愛した方が良いとも考えられる。ビデオレンタルの20倍の料金を払う?私が「リアルサウンド」についてなにも知らなかったら絶対払わないだろう。
しかし、「リアルサウンド」はあえて画面表示をなくして、自分の心のひきだしを開け、自分のイメージ(想像)でストリーリーを作って行くから良いのではないだろうか。ゲームにハマる、感情移入する、満足感を得ることが出来るソフトは少ないが「リアルサウンド」はどれも満たしていると思う。それだけでレンタルビデオの20倍以上の金額を払った価値はあると思っている。
それとも、私がゲーム好きなだけか。


『私の期待するゲーム 機動戦士ガンダム〜ギレンの野望〜』

最近、私の興味を惹くネタがないので期待するゲームで行きます。
どんなゲームか?
多くの視聴者に絶大な支持を得た「ファーストガンダム」。この舞台となった”一年戦争”を、ジオン軍のギレン総帥、あるいは連邦軍のレビル将軍となって全軍を指揮し、戦うのが「ギレンの野望」の内容。
簡単に言えば、ガンダムを基にしたSLG。パソコンで発売されていた、ファミリーソフトのガンダムと似ていると言えば似ている。
サタマガ等の紹介記事を見る限りでは、大戦略をガンダム系ユニットでやっている感じを受けるが、ファンはそんなこと全く関係ないだろう。なんでかって「カンダム」だからさ。
私が注目している点
○連邦、ジオン軍のユニット総数が120種。
ガンダムやザクはもちろんの事、GP01やガーベラ・テトラなども登場。ゲームオリジナルのブルーも登場
○OVAや設定資料だけにあったパイロットも登場。
コウ=ウラキ。アナベル=ガトー。シン=マツナガ。バーナード=ワイズマン。ジョニー=ライデン等
○ギレンやレビルといった総帥に注目したこと。
ガンダムと言えば、アムロやシャアが有名だが、実際に作戦を考え、指揮していたのはギレンやレビルなので、大局を見るSLGの主人公は、ギレンやレビルで正解と思った。
発売は来年の2月予定。駄作に終わらないように、発売が延びてもいいから、買って良かったと思える作品を発売して欲しい。
(参考・引用 セガサターンマガジン 10/31号)


『おとくな体験版85万枚配布』

ソニー・コンピュータ・エンターテイメントは、今年の年末に発売が予定されているプレイステーション用ソフト、数タイトルをひとつにまとめたソフト『よいことおとなの体験版』を無料で配布することを決めたぞ。
この体験版は2種類用意されていて、異なる数タイトルのゲームを遊べるのが特徴。配布枚数は85万枚で、プレイステーション取扱店や、コンビニエンスストアなどで配られるのだ。また、11月15日から全国15カ所で行われるイベント、プレイステーションフェスティバルの開場でも配布されるぞ。なお、店舗での配布は1種類目は11月中旬、2種類目は12月上旬から始まるのだ。
ちなみに、気になる収録タイトルはまだ未定。年末に発売されるビッグタイトルの中から選ばれる予定だぞ。この”体験版をひとつにまとめた体験版”。年末に購入したいゲームが決まってない人は、ゲットとしたいところだね
(週刊ファミ通 11/7・14日合併号より)

赤:85万枚!!!!この枚数の多さはPSの勢いの凄さを現している。一般のメーカーの体験版の配布は多くて10万枚だったから、その8倍とはSCE恐るべし。セガに見習って欲しいです(笑)そういえばセガ自身が体験版を配布したことって見たことないような。よくゲームショップの店頭でフラッシュサターン(店頭用デモ・体験版)がモニターに写っている場合があるが、店内でずっと見ていたり、プレイしたりしている訳にはいかないから、直接、ユーザー体験版無料配布する方法がライトユーザーにもアピール出来ると思う。(生産コストはかかるが)
注目する点はコンビニでも配布されるという事だ。普通、体験版はよくゲームショップに通う人か、ゲーム専門誌で情報を知った人しか手に入らないのが普通だから、今や何処にでもあるコンビニに配布されるとゆうことは、PSをだた持ってるだけ状態のライトユーザーの購買意欲を煽り年末商戦に数多く引きずり込むことが出来るだろう。
おそらく収録タイトルはスクウエア作品が多いだろう
私自身、購入するソフトはもう決まっているが体験版はゲットでしょう。無料配布に惹かれてしまう。(笑)
ちなみに、年末に購入するソフトの合計金額を計算してみたら40000〜50000円になってしまいそうだ。まずい、まずすぎる。


『100万本の方程式』

セガサターンマガジン11/14号で特集「100万本の方程式」を掲載していた。内容は過去ミリオンセラーの経験を持つソフトの紹介、各著名人に聞く、100万本の方程式・セガサターンでミリオンセラーはでるのか?などだった。
現在、セガサターンで100万本を突破しているのは、バーチャファイター2(168万本)だけであり、それに続くであろうソフト、グランディア(ゲームアーツ)は12/18に発売予定、サクラ大戦2(セガ)は来春発売される予定だ。
100万本の方程式

潟Zガ・エンタープライゼス サターン事業部長 岡村秀樹氏に聞く

株式会社メッセサンオー 稲越一之氏に聞く 明響社 小櫻尚司氏に聞く(元セガに籍をおいていたこともあった) 潟激bドカンパニー総帥 広井王子氏に聞く ゲームアーツ社長 宮路洋一氏に聞く デジキューブ 宣伝部長 黒川文雄氏に聞く 私の考え:グランディア(ゲームアーツ)、サクラ大戦2(セガ)と過去に100万本宣言している訳だが、正直厳しいのではないだろうか。グランディアの場合、知名度(作品が1作目)、年末発売されるソフトとの潰し合い、CMで一般層へのアピールがされてない等。サクラ大戦2の場合、2へのプロモーションは着々とやっていると思うが、あくまでそれはサクラ大戦を知っているファンに対してだけと思う。でもサクラ2は行くんではないか!とも思っている。
グランディア、サクラ大戦2ともに私は予約し購入する予定です。サターンが元気が無いと言われて、しばらく経ちますが、年末にドカーンと一発グランディアで当てて欲しいですね。
サターンもプレステも所有してるけど、サターンの方が好きなんだよね。なんでだろう。


『ソフト木曜販売、その後』

以前、ソフト木曜販売開始について書きましたが、その後についてサタマガ誌上に販売店側の影響について掲載されてましたので、抜粋して書きたいと思います。
株式会社メッセサンオー 稲葉一之氏曰く
「面倒くさいですね。正直(笑)。ってゆうか、木曜日にみんなソフト買わないですよ。平日ですもん。金曜日だったら、まだ話は違う。例えば土曜が25日だったら、24日の金曜日の給料日になるんですけど、木曜23日は、給料日以前ですから。現状では木曜日はそんなに売れないし、金曜日にガーとうれちゃう。でも、金曜日の時点で発注してもメーカーには、在庫がない。で、リピートの品が来るのは火曜日。要は本当にソフトが欲しい土日には商品がないわけ。リピートシステムの意味がまるでないですよね。」
(セガサターンマガジン 11/14日号)

赤:分かり易い例え。(給料日の例え)社会人の私には、給料日が待ちどうしい。(笑)
結局は、まだ定着していないというところですか。一般層の人の考えとは、従来通り、金曜日に買って、休みの土日にゆっくりプレイするのが普通。しかし、メーカーサイド(SCE、SEGA等)は、商品のリピートを増やすために発売日を木曜日に設定したが、マニア層にしか浸透しなかった。現状としては、リピートシステムは作動せず、金曜日発売となんら変わりはない。メーカー側と一般ユーザーの意識の差が出た結果となった。と言ったところでしょうか。
上記の話の後に書いてあったのですが、マニアウケするゲームは、木、金、土、日と売れるそうです。木曜日に買う少数の人はマニアなんでしょうかね。←私


『新RPG提供へ』

 パソコン通信を通じて知らない人と一緒にテレビゲームが楽しめる、新タイプのサービスが本格化してきた。富士通とセガ・エンタープライゼスは12月20日から、セガの家庭用テレビゲーム機「セガサターン」と、国内最大のパソコン通信「ニフティサーブ」を結んだロールプレイングゲーム(RPG)の提供を始める。こうしたシステムは両者が昨年、一部の格闘ゲームで実施済みだが、今回は三年間で5万人の利用者を見込み、一気に拡大を狙っている。通信を使ったテレビゲームはアメリカでも普及する兆しがあり、次世代のテレビゲームとして定着する可能性も強いという。
 このサービスは、利用者が「サターン」に別売りの通信ソフトを付けて「ニフティサーブ」に接続し、大型コンピュータ内に蓄積されたソフトを使って、ゲームを楽しむ方式。同様に「ニフティ」に接続した別の利用者と別の利用者と対戦できるのが最大の特徴だ。
 画面はこれまで通りテレビを使う。利用者は、ニフティの会員になったうえ、ゲームを行うための基本料金(月五百円)と一分間10円の利用料、通信費を払う。
 来月からのサービス開始で登場するソフトは、セガが新開発した「ドラゴンズドリーム」というRPG。戦いや謎解きなどの冒険を通じて、主人公を成長させていく内容で、最大八人までゲームに参加できる。
 RPGは、格闘ゲームなどとは違って、物語の要素が強く、子供だけではなく、大人も楽しめる。このため、両者はRPGの導入で通信ゲームが急速に普及すると期待している。
 通信を使ったゲームでは、パソコン端末を利用したサービスが国内でも一部始まっている。しかし、通信接続地点が大都市など一部に限られているため、地方の人が利用する場合は通信料金が高くつくという難点がある。これに対し、「サターン」は国内で約五百万台が普及しており、パソコンより手軽な端末機として有望視されている。また、「ニフティ」は接続地点が全国約二百二十カ所もあり、通信費も比較的安いという。(読売新聞97/11/19)

赤:サターンの新たなる可能性に期待します。私自身、「DIABLO」でバトルネットに接続し他のプレイヤーと一緒にダンジョンに潜ったことがありますんで、その面白さはわかります。一人でプレイしているよりも多人数でプレイした方が面白い場合もありますから。
しかし、この記事を読み不安に思ったところがあります。

私個人としては、あまり興味がなく、インターネットでプレイした方が面白いです。月固定だし、ソフトが豊富だし。ただ、重いのはなんとかならないのだろうか?


『せがた三四郎』

最近CMを見て、久しぶりにインパクトのある面白いものがあった。
「少年達が野球に行こうとすると、突如、柔道着を着て現れ、少年達を投げ飛ばし若者達に「セガサターン、シロ」と言い残してさってゆく」。私はこのCMを最初見たときに、唖然としてしまった。「せがた三四郎」→「せがたさんしろ」→「セガサターン、シロ」この意味に気がついたとき、久々にやるなセガと思った。これまでのセガのCMは、ソフトを中心としたものが多かったので、「セガサターン、シロ」と本体を前面に出したCMは、あの懐かしの「土星人」以来だった。今まで放送されていたセガのCMにおいて、インパクトのある面白さにおいて群を抜いていたと思う。ソフト主体のCMから、久々の本体主体のCMへセガの年末商戦への「サターンを売るぞ」という感じが伝わって来たCMだった。
しかし、サターンのCMのサイクルは非常に早く、このCMもあっとゆう間に終了してしまうだろう。短期間に集中して流すのも良いが、長期間流したほうがよりユーザーへのアピールになるのだろう、セガのCMはいつも短期集中型なのでライトユーザーへのアピールが不十分だろう。その点、プレステは云々云々・・・・
最強のラインナップで望んだ、年末商戦に「スパロボ完結編」が欠けたのは、個人的に残念だがサターンには頑張って欲しいと思う今日この頃。


『蒼き狼と白き牝鹿W発売』

光栄の歴史三部作と言えば「信長の野望」「三国志」「蒼き狼と白き牝鹿」シリーズを指すが、前の二作品に比べ「蒼き狼と白き牝鹿」はチンギス・ハーンを題材にしたのが幸いかいまいちメジャーな物ではなく、歴史三部作一作品のハズなのだがシリーズ化が少なかった。その「蒼き狼と白き牝鹿」が発売されるようだ。光栄の英断か!(笑)

「蒼き狼と白き牝鹿W」は異国との文化交流をキーワードにしており、戦争だけでは無く貿易なども行えるようになっているのが特徴。また、他国へ攻め入るためには、自ら他国まで道路を敷いてからないと他国までたどり着かないという凝りよう。今度の戦争は、まさしく国をあげてのものとなりそうだ。
(参考引用 LOGIN 第2号記事 )

赤:「蒼き狼と白き牝鹿」 うーん、懐かしい。遂に登場ですか、私はてっきり光栄に見捨てられいたと思っていました(笑)。私個人は「蒼き狼と白き牝鹿」は好きなシリーズだったので発売されるのがとても嬉しいです。「蒼き狼と白き牝鹿」シリーズと言えばオルドでしょう(笑)、今回はどうなるのでしょうか?。ここはオルドだけ18禁、全てムービーで実写でしょう。(爆)ある訳ないか(笑)
発売は来年の4月予定ですので、2月の三国志Yについで購入したいと思います。もしかしたら「蒼き狼と白き牝鹿」リプレイするかも、でもいまいちメジャーじゃないか(笑)


『専用キーボード セガ値下げ!』

 セガが、セガサターンキーボードの値下げを、12月15日から開始。これまでニフティ用にチャットソフト、『HabitatU』を付けずにキーボード単体、5800円で販売を始めたぞ。
 これは、セガサターンモデムとキーボードを使い、複数のプレイヤーと同時に遊べるネットワーク用RPG、『Dragon’s Dream』配信サービスを記念して実現したもの。キーボードの仕様に変更はないぞ。従来の価格より2000円の値下げされたセガサターンキーボード。家庭用ゲーム機初のネットワークRPG、『Dragon’s Dream』を体験したい人は、この機会に購入するしかない?
(資料:週刊ファミ通 1/23日号)

赤:家庭用ゲーム機初のネットワークRPG『Dragon’s Dream』が配布開始されて3週間が過ぎた。一体どれほどの人が『Dragon’s Dream』をプレイしているのだろうか?まだ配布三週間程しか経過しておらず参加者の伸びも少ないのではないかと思う。専用キーボード値下げは参加者増加に繋がる良い決断だ。参加者が伸びることを期待しよう。ある程度、配布後時間が過ぎてからの展開を見てみたいと思っている。
ネットワークRPGで一番大きな問題は前にも書いたが、通信料金の問題でありこれを解決しなければ爆発的な参加者の伸びは期待できないであろう。『Dragon’s Dream』はプレイしたくとも月何万も電話代がかかれば、ゲームを辞めざるをえない。NTT側は「通信料金変更は無い」と回答しているし、頭の痛い問題だ。ニフティの一分ごとの課金これも痛い。


『副社長の入江氏がセガ新社長に就任!』

 これまでセガの代表取締役副社長として中山社長をサポートしていた入江昭一郎氏が、新社長に就任することになった。中山社長は代表権のある副社長のポストに就く。この突然の人事について、一部のマスコミから「中山氏がセガサターンの業績不振やバンダイとの合併解消などの責任をとって降任した」と報道があったが、セガ広報企画室の梅村氏は「(人事に関して)さまざまな憶測が出ているようですが、セガサターンはセガのコンシュマー機で最も普及しているハードであり、不振の責任を取るといったことはありません」と否定。ただ、新体制のもと、今後セガに大きな動きがありそうだ。
 入江新社長はセガ移籍以来、ソフトメーカーとの親交が深く、その人柄からゲーム業界にも信望者が多い。彼の信望と行動力で、セガ、そしてゲーム業界に新風を巻き起こしてくれるに違いない。
(参考引用:セガサターンマガジン 2/6増刊号)

赤:新聞で記事を見て知っていたのですが、やはり業績不振が大きかったのでしょうか?97年9月中間決算で売上高が前年同期比27.5%減、経常利益が同5.0%減で全体の業績も落ち込んでいるようです。大川会長と中山社長の経営方針の違いも交代の理由だとか。新社長入江氏に期待しましょう。
 入江氏は本田技研工業の副社長から「アミューズメント産業には無限の成長性を感じる。もう一度わくわくする仕事をしたい」とセガ副社長に転じた人だ。当時の新聞にもこの異分野からの移籍が取り上げられていたのを覚えている。ワープの飯野社長が「入江さんがいるからセガとやる」なんて公言しているのをはじめ、ゲーム業界内に入江氏の人柄についていくクリエーターは多いらしい。先日発売された「街」の東急・西武のトップに掛け合ってテレビでも実現しなかったロケ撮影が実現したエピソードは有名だ。このような話を聞いていると入江新社長はセガに新風を起こしてくれるのではないかと期待してしまう。ワンマンと評された中山社長に代わり、一体どのようなカラーを打ち出していくのだろうか?今後に期待する。
 サターンの売り上げが頭打ちとはいえ、売上台数500万台を超えている。これは記事でも書いていた通り、セガのCS機で一番売れたハードだ。セガマークVしかりメガドライブしかりで普及台数は数十万台で止まっている。この事実を踏まえて考えてみれば500万台を超えたこと事態が、セガに取って未知の領域であることがわかるはずだ。販売台数でPSに大差をつけられているとはいえ、サターンはセガCS機で一番売れているハードには違いはない。たしかにPSよりは売れてないが・・・・


『セガ、新ハードはマイクロソフトと!』

 毎年恒例のCSK賀始交換会が今年も1月23日に都内で行われた。その開場で、大川CSKおよびセガ会長は新ハードについて初めて公式に発言した。氏は「現在、コンシュマー分野の巻き返しに地道に努力している。そして、新ハードの開発でマイクロソフトのOSであるWindowsの小型版”WindowsCE”を使い、最終的に通信機能を搭載させたいという意向はは聞けたものの、具体的なリリース時期や仕様など明らかにされなかった。しかし、新ハードの詳細の発表は2〜3ヶ月ということで、今後が期待される。さらに、この席上、今後コンシュマー部門の中心を担う入江新新社長も「新しいセガを作っていくのが私の役目。半年後、1年後のセガにご期待ください」と述べた。年末年始の強力なラインナップ攻勢もひと段落した感のあるセガサターンだが、今後も期待の新作や隠し玉もまだまだありそう。新ハードともども今後のセガに期待!
(参考引用:セガサターンマガジン 2/13・20号)

赤:噂が色々と流れていたセガの新ハードが発表された。とは言っても詳細の一部だけであるが、今まで新ハードを否定してきたセガが正式に発表した訳だ。発売は99年にアメリカ発売予定だそうだ。(ファミ通)OSにはマイクロソフト社のWinCEを使い、新ハードのソフトをPCに容易に移植可能、またPCからの移植も容易になるだろう。また家庭用初のインターネットを利用出来るハードになるとか。詳しい詳細は2〜3ヶ月先になるようだが一体どのようなハードなのだろうか。
 セガサターンが発売されて今年で4年目を迎えるが、もう新ハードを発表するとはセガもなんかヤバイんではないかと思ってしまう。セガのハードを買ってきている私としては、サイクルの早い新ハード発売でセガに泣かされてきたのでどうも不安になってしまう。ハードの性能をフルに活用するには3、4年かかると開発の人が言っていたが、やっとフル活用出来るようになった時期に新ハード発表とは・・・。発売はまだまだ先だとは思うが、この発表が500万台以上普及しているセガサターンに悪い影響を与えないことを切に願う。やはりセガだなぁ・・・


『面白さと販売本数は比例せず』

 自分が推しているソフトや遊んでみて面白かったソフトは、他の人に「この面白さを知って欲しい」と私は思っている。そう思っているソフトが以前、このHPでバナーキャンペーンを参加していたチュンソフトの「街」である。その後・・・・
 先月、1月21日に発売されたチュンソフト期待の「街」の販売本数が発表された。初回販売本数、約4万4千本(ファミ通協力店計)。私はこの数字を見たときに思わず「嘘だろ」と思ってしまった。あれだけ各雑誌で取り上げられ、評判・レビュー等が高かった「街」がこれほど売れていないなんて・・・・。それよりもっと驚いたのは同日に発売された「某センチ」が約17万本も売れていたことだ。ショックだった。この衝撃は「リアルサウンド」が売れない時以来の衝撃だった。と同時に「やはりサターンユーザーの本質だな」とも思った。別に個人のソフトの趣味は色々あるのでどうこう言う気はないが、あまりにもキャラクター人気先行なソフトが、「街」のようなソフトより売れてしまうと「おいおい、サターンそれでいいのか?」とツッコミをいれてしまいたくなる。このことを弟に話したら「固定ファン掴んでるからね」と軽く言い返されてしまった。まぁそれはそうなんだけどね。初回販売本数で総販売本数が決まるわけではないが、初回販売本数を見て売れ筋のソフトを買うユーザーが多数いるのも事実だ。「街」は苦しい立ち上がりになったが、この面白さはプレイする価値は充分あるので徐々に売り上げを伸ばすのではないかと思っている。
「面白さ=販売本数」が成立しなかった「街」と、「キャラ人気=販売本数」が成立している「某センチ」あなたならどちらを買いますか?


『ヒゲの武将がSF世界で大活躍?』

 とんでもないゲームが韓国で発売されたぞ! なんと、三国志の世界をSFで再構成しちゃた「こりゃー一本取られたなぁ」的なリアルタイムシュミレーションが一月に発売されたのだ。その名は『三国志天命』。韓国で超有名なゲーム会社の東西ゲームチャンネルが30ヶ月の歳月と20億ウォンの資金を投資して作り上げられた、正に大作の名に恥じない傑作だ。
 何しろ、関羽や諸葛孔明、劉備といった英雄たちが名を連ねているにも関わらず、マップ上では超近代的な戦闘機や戦車が戦闘を繰り広げ、当の武将達もSFチックな戦闘服に身を包んでいるのだから、これは三国志ファンならずとも一度は見たいと思うはず。上の写真(無い)を見てもらっても、今までの三国志ものとは違うよね。実際、韓国でも発売前からかなりの注目を集めていて、発売された現在でも売れ行きは上々とのことだ。日本でも馴染みの深い三国志モノだけに、このソフトの日本発売も近いかも!?
(月刊ログイン 4月号より引用)

赤:プレイしてー(笑)三国志と名の付くものならやっとかないと駄目でしょう(笑)画面写真が掲載されていたので見てみたら、なんだかわからなかったです。着眼点がSFってゆうのが凄い。普通考えないよ、三国志とSF。やっぱ武将の体の一部がサイボーグ化されてるんでしょうかね?張飛は全身サイボーグ化、孔明はゴーストだけで、実体が無いとか。日本発売に期待しましょう。
でも、光栄の「三国志6」と「三国志天命」だったら、やっぱ「三国志6」買っちゃうんだろうなぁ


『封神演義ゲーム化』

『封神演義』 機種:PS RPG メーカー名:光栄 発売日:98年夏発売予定 価格:6800円(予価)
古代の中国を舞台にした小説、『封神演義』をモチーフにしたRPG。プレーヤーは道士、太公望となり、妖魔にとり憑かれた美女、ダッキの圧制に苦しむ殷の国を救わなくてはならない。仙人の作り出した究極の武器”宝貝”を使って嵐や雷、炎や水を操る攻撃は迫力満点だぞ。
(参考引用:週刊ファミ通 3/20日号)

赤:現在、人気爆発中の『封神演義』がゲーム化になるようだ。あれでけ人気のあるものは、必ずどこかがゲーム化する(しやすい)だろうと思っていたのだが、「とうとうゲーム化か」と言うのが感想だ。しかも歴史物ならまかせろの老舗「光栄」から発売されるようだ。光栄は「封神演義」関連書籍を出版してるので、世界観、人物、宝貝等はしっかりしたものに出来上がると思う。内容はRPGらしいが、私は「封神演義」という題材ならばマップクリアタイプのSRPGの方が良かったのではないかと思っている。登場人物をユニット化して、宝貝に攻撃・守備特性を持たせ、勝利条件を満たすSRPGの方が光栄らしくて良いと思う。老舗「光栄」らしく手堅い作品になるよう期待する。
注:週間少年ジャンプで好評連載中の藤崎竜版『封神演義』が原作ではありません。お間違えのないようお願いします。
???:いつも思うのですが太公望はなぜ若く描かれるのでしょうか?藤崎版しかり光栄しかりです。一般ウケが良いからとは思いますが、本当はジジイですよ。