|
 |
 |
●緑の相談の例
庭に植える木の選び方
相談内容 |
回 答 |
常緑広葉樹のタラヨウは、山形市内で正常に育つでしょうか |
・山形市内でタラヨウは、日当たりが良く、建物の陰で寒風の避けられる旧家の庭などに植えられています。同じような条件の場所を選んで植えれば十分に育つと考えます。 |
サクラの種類の選び方のポイントを教えて下さい。 |
サクラをうまく咲かせるには、次のような点に注意して選択します。
(1)日当たりの良いところ
(2)土壌を選ぶ‥肥沃で土層が厚く、排水がよいところ。根元が踏み固められていないところ。(3)連作をしない‥同じ所に植えると生育がよくないため
(4)土地に適した種類を選ぶ‥土壌が乾燥気味のところには、ヤマザクラ系のサクラ(オオヤマザクラ、チョウジザクラ、オオシマザクラなど)を、適潤なところにはサトザクラ系(ソメイヨシノ、ヤエザクラ類など)を選択するとよい。空間的にゆとりのあるところには、ソメイヨシノ、エドヒガン、オオヤマザクラなどを、ゆとりのないところには、サトザクラ類にうちの天の川、松月、オカメなど)を選択する。 |
アマチャとはどういう植物をいうのですか。 |
・アマチャはアジサイの仲間で、特別に葉に甘味のある種類をいいます。種類には、オオアマチャ、コアマチャ、アマギアマチャ等があります。 |
庭木の植え方
相談内容 |
回 答 |
ハナミズキを植える際の注意点について |
・場所‥根に西日の当たらない場所を選定する。
・管理‥剪定はあまり必要がありません。
・繁殖‥実生、接木、挿し木ともにできる。 |
アズマシャクナゲの栽培方法を教えて下さい。 |
・場所‥西日の当たらない場所を選定する。夏に涼しいところがよい。
・管理‥剪定はあまり必要がありませんが、花の後、実を摘むと消耗が少ない。
ハマキムシ、カイガラムシに気をつける。
・繁殖‥実生、接木、挿し木ともにできる。 |
庭木の手入れ方法
相談内容 |
回 答 |
今年はシャクナゲの花つきが悪い。どうしたら花がみられるようになるだろうか。 |
・昨年は花がたくさん咲いたようなので、もともとシャクナゲには隔年結花の傾向がある。あまり蕾を多く着けた年は、蕾を摘んで咲く花の数を整理して、翌年の落ち込みを少なくすると良い。 |
ナナカマドの見付きがよくない。 |
・排水を良くする。
・枝を間引きして、日当たりを良くする。
・樹冠の下に骨粉、油粕などを施す。 |
庭木の病害虫の診断・防除
相談内容 |
回 答 |
サクラのてんぐ巣病は,サクランボに伝染するでしょうか。 |
・サクラ類とサクランボのてんぐ巣病の病原菌はTaphrina wiesneriと同じものです。ソメイヨシノで激しく発病します。サクランボにも発生しますが、少ないです。 |
サクラのてんぐ巣病の防除法を教えてください。 |
・病原菌の潜伏場所である病枝を冬季に切除する。この際、病細枝だけでなく、病巣の根元のこぶ状のふくらみ付近の下の剣全部まで含めて切断し、それらは焼却する。切り口には塗布殺菌剤(トップジンMペーストなど)で処理する。
・見落としがでるので病枝の切除は2〜3年続ける必要がある。
・薬剤防除としては、休眠期にベンレート水和剤または銅水和剤を散布する。 |
ゴヨウマツについたカイガラムシの防除について |
・特定毒物フッ素系の浸透殺虫剤フッソールが効果的。同じフッ素系のニッソールも効果がある。いずれにしても、貝殻が厚くならない6月頃に様子をみて、適当な時期に散布する。 |
樹木診断
相談内容 |
回 答 |
アカマツの樹勢衰退しているので、どのように対処したらよいか。 |
・マツノザイセンチュウに罹患していれば、手の施しようがない。専門家に検定してもらいセンチュウの有無の確認が必要。
・水捌けが悪くないか根元が踏圧などによって固結化していないか確認する。これらが認められればそれを改善する対策を施す。
・これら以外の不明な環境ストレスによるものは、専門家に依頼するほうがよい。 |
その他
相談内容 |
回 答 |
エンゼルトランペットの冬越しについて |
地上部をバッサリ切って、室内に取り込む。鉢の土面が乾いたら散水する。4月上旬から日中、外に出し徐々に外気に慣らす。 |
【緑化相談 メニューへ戻る】
|
|
|
|